0905

だめだ、今日は枯渇して何も書けない。言葉のエネルギーがでてこない。自分の言葉に水分が持てない。枯葉からみずみずしさなど生まれない。

甘い蜜に吸われて灰色になりゆく衰退し変化をなんと名付けようか

君はきれいだねというが、私がそうであることはどう実証されるのか

疑りぶかい私の声を荒げることなく毛布のようにくるんでくれる優艶な或る君よ

言葉はいつも誰かに届く、字義通りではない内的な感情の外延までも

美しく濁りなく

朦朧としたこの蔓延するやるせなさも虚しさも彩られない景色も

君の絵の具を足せば変わりゆくのかもしれない

今見えてるこの青さも

蹌踉たる歩みまでも

旺然たる悪とも見れる血気に

歩みを止めない限り止まらない、ストップはこないのだと

賑々しく開かれた門をくぐれと

心の通り道、封鎖はされていない

歩みを止めるな、歩みを止めるなと

虚しささえも背負っていけと

やるせなさこそが君の活力だと

もう絞り出せる言葉もないけど

周りは一面かれかけの落ち葉が広がる背景だけど

ゆうなれどそれも心地よさと定義づけてくれるのか、私の世界とするならば仕方ないのか、そんな色のない世界も、君がくれた世界も。

甘い蜜に吸われ

腰おり生きゆく

どうか私で在れと

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