【雑談&ライブ感想文】近況報告&久しぶりにCOTTON CLUBとBLUE NOTE TOKYOへ行ってきたという話
お久しぶりです。5月に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想を書き終わったところでいったん力尽きてしまい、しばらくNoteの更新を怠っていました。とりあえず無事です。今回は近況報告と、最近行ったライブの話などを簡単にしたいと思います。ボリューム少なめです。
0.近況報告:5月中旬~6月上旬のできごと
①ゲームマーケットでボードゲームを大量に仕入れました。
→10個くらい買ったものの、プレイする機会が果たしてあるのか。
②映画は「岸辺露伴、ルーヴルへ行く」と「RRR」を観ました。
→岸辺露伴はその後ドラマ版も一通り視聴。高橋一生さんの岸辺露伴役が
異様にハマってて、なかなか見ごたえがありました。
→RRRはようやく観られたという感じ。
噂に違わぬ面白さで、3時間があっという間でした。
帰りにカレー食べて帰っちゃった。
・シンデレラガールズのライブ「耀城夜祭」を2日間配信で観ました。
→これは後日、個別のNote記事を書くと思います。
1.「STEAM ENGINE」 in COTTON CLUB
6月12日(月)の仕事帰りに2か月ぶりにCOTTON CLUBへ。東京駅から歩いてすぐなので、仕事帰りでも比較的足を運びやすいのが助かる。
今回は比較的最近結成された「STEAM ENGINE」というバンドの1stライブが目当て。若手~中堅どころのドラマーの中でもかなりパワフルな活躍をしている木村紘(きむら ひろ)氏が率いる新バンドで、映画「BLUE GIANT」で宮本大のサックス演奏を担当した馬場智章氏も参加している。ぶっちゃけ今回のライブに行こうと思ったのも、馬場さんのサックスを生で聴いてみたい、というのがあった。
月曜日の夜という月~金で働く一般的サラリマンにとっては少々しんどい曜日・時間帯ではあったものの、場所的には行けるし時間的にも仕事が終わり次第行けばギリギリ間に合うということもあって、思い切ってチケットをとってしまったのであった。実際、同じテーブル(なんと最前列!)で相席になった人などの話を聞くと、やはりBLUE GIANTをきっかけにジャズを聴くようになったというケースがあるようだった。今日もその流れで来た人が結構いそうな雰囲気。いずれにせよ、なにかがきっかけで生ジャズを聴くようになる人が増えていくのはいいことだと思う(自分もそちら側だし)。
内容は2部構成で、途中20分の休憩を挟み、演奏そのものは1時間半くらいとなかなかのボリューム。全体的な雰囲気としては、激しさはそこそこに、かなりテクニカルな演奏が多く、音の情報量がとにかく多い。特にドラムは一定の動きに留まらずとにかく自由に、タムにシンバルにと縦横無尽に音を出していた印象が強い。また「STEAM ENGINE」のバンド名に違わぬ力強く疾走感のある演奏も魅力的だった。
馬場さんのサックスについては「とにかく手数が多くて音のツブも揃っている」、という印象。もちろん力強さもしっかりあったが、映画BLUE GIANTで「宮本大のサックス」を演じていたときと比べると、よりスピード感や技術面での魅せ方に特化しているように感じられた。同じ演奏家でも「どのように演奏するか」というコンセプトが異なると、かなり違う音を出してくるというのがわかり、その意味でも非常に興味深かった。
ちなみに今回の公演が好評だったということで、COTTON CLUBにて追加公演が決定したらしいです。興味がある方はぜひ。
2.「SOIL&“PIMP”SESSIONS」in BLUE NOTE TOKYO
こちらは6月16日(金)の夜。3か月ぶりくらいのBLUE NOTE TOKYO。今回のお目当てのバンド「SOIL&“PIMP”SESSIONS」については、実はかなり前から聴いているバンドで、個人的に非常に好みな「激しいジャズ」をやっているところです。まさか生で聴ける機会がくるとは…というわけで、BLUE NOTE TOKYOに出演することが決まってすぐにチケットを確保したわけであった。
いやね…さすが元祖「爆音ジャズ」とか「DEATH JAZZ」と言われるだけあって、迫力が違う。とにかくパワフル。そしてエンターテイメント性が非常に高い! 今年になってライブでの声出しが解禁したこともあって、アジテーターの「社長」氏による煽りも絶好調。もはやジャズライブというよりロックフェスとかに近い盛り上がり方だ。やはりアジテーターがガンガン煽ってくれるライブは楽しい。
演奏の方もトランペットとサックスの掛け合いが気持ちいい。それに超絶テクニックのピアノ、手首の柔らかさが尋常ではないくらい滑らかでパワフルなドラム、それらをどっしりと支えるベースがうまくかみ合っており、まさしく「昔から聴いてた音が生で聴けた!!」という感動がありました。
筆者がジャズに入ったのは、15年くらい前にこの「SOIL & "PIMP" SESSIONS」や「勝手にしやがれ」「PE'Z」あたりの「激しくて聴きやすいジャズ」からだったので(元々SKAが好きだったので激しめのジャズの方が肌に合った)、自分の音楽的なルーツのひとつであるバンドの生演奏をついに聴けたのは本当に嬉しかった。今回は1時間ちょっとのライブだったけれど、2~3時間くらい聴きとおしたような満足感がありました。
あと、ゲストとして「ナンバーガール」や「ZAZEN BOYS」等で活躍する向井秀徳氏が途中で加わり、しゃがれたハスキーボイスのボーカルを見事に披露してくれました。個人的にはボーカルの入ったジャズはあまり好みではないのだが、この方は特別。元々ロック畑の人ということもあって、とにかくカッコイイ。とにかく一度聴いてみて欲しい、飛ぶぞ。
3.今後の予定について
ライブについては下記の予定。
・7月:勝手にしやがれ「ネオ·デカダンス·ピエロ·ツアー」
・8月:DEZOLVE feat. 本田雅人、
The ScreenTones「『孤独のグルメSeason10』サントラ発売記念ライヴ」
(こっちはチケットとれたら)
・9月:シンデレラガールズ「Shout out Live!!!」(配信あったら)
映画については「サンドランド」あたりは観に行きたい。「RRR」の日本語吹き替え版も気になる。あとオススメあります?(なにかあったらツイッターでリプください)
どっとはらい。