お金の勉強①

副題「お金について知ろう」

対象1人
用意する物セリアの薄型レジケース(小銭ケース)を参考にしてます。

1円玉10枚
5円玉3枚
10円玉10枚
50円玉3枚
100円玉10枚
千円札10枚
五千円札3枚
一万円札1枚あればいくらでも

目標「お金の種類を知ろう」
前提条件
①数が100まで数えられる。
②人の話が聞ける。
③足し算が理解できる。
④繰り上げが理解できる。

徐々に内容が高度になる予定。

1.お金の種類について知ろう
まず初めに実物を渡す。
これは1円玉というよ。などと声をかけながら渡す。
おそらく興味深くいじり倒すので多くて30分様子を見る。
その時1円玉や10円玉などを口に入れないか注意深く観察する。

ひとしきりいじり倒したら数字に興味を持ってもらう。
1円玉に1が書いてある。10円玉、100円玉はアラビア数字、五円玉は漢数字など違いがわかる。
形や色、触り心地や大きさなどそれぞれの特徴を理解する。

初めの授業はここまで。
集中力があって興味関心が高くもっと知りたい場合は次に進む。


2.数を数える。
それぞれの枚数を数える。
次に1円玉が10枚で10円、10円玉が10枚で100円を視覚的に教える。

ゆっくり一緒に数を数えてあげると良いだろう。
自分で!の子に対しては数えてもらう。

次に数え終わったら同じ数があるよどこにある?と誘導して10円玉や100円玉に注意を向ける。

お金が大きくなると姿が変わることがわかれば良い。
ここまでで2回目は終わり。


3.お金で数を数えてみよう

一桁から5桁までの数字を出しお金を使って数えてもらう。
198なら100円玉1枚、10円玉9枚、1円玉8枚などと何度もやる。
途中で5円玉などを入れて難易度を上げるのも良い。
3問ほど解くと飽きるので今回はそれで終わり。

この単元は何度やっても良いし次の単元を何度もやっても良い。お金と数字に慣れ親しむのが目的。

4.お店屋さんごっこをしよう。
お店やさんごっこをしてお金のやり取りを体験してみよう。
身近なお菓子や箱形のお菓子、バーコードが大きいとより良い。※1

子供が飽きるまで付き合う精神力が必要。
この時あたりの概念はまだないのでお客様役はおつりが出ないようにする。

※1→買い物とはなんぞやを知っているなら親がやっていることの真似を知らないならバーコードを読み込んで値段が出ると言う表層の仕組みを理解させることで普段の買い物について興味を持たせる。
これによって店にあるものは売り物であることを理解する下地となると良いなと考えてます。

5.より深い理解をしよう
5-1.お金は回る
  お金はお店とお客さんからお店屋さんもお客さんになる事、世の中にはお金が回っていることを理解を促す。
お金はグルグル人の間を行き来しているんだよが分かれば良い。

5-2.お金は信用のやり取り
  お金は概念のやり取りであるということをなんとなーーーくわかればよろしい。
昔のお金の形と今のお金の形は違うよと言うことからみんなが1円玉には一円の価値があると思ってるから一円になるのだと言う話。

5-3.お金は道具だよ
  お金を貯めるやないやお金に関しての執着について注意点を伝える。
お金は道具であることを認識する。
道具は使い方によって良くも悪くもなることを普段のハサミや紐なども使い方を誤れば危ないものであると教える。
わかってもらえると良いが、まぁなんとなく分かれば良い。


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