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舞台『千と千尋の神隠し』

記憶の中で1番古い、映画館で観た作品が『千と千尋の神隠し』だったと思う。

その時はなんとなく怖い印象があった。でも大きくなってからもテレビで観たりして、何回も触れてきた作品の1つである。

(これに限らずジブリは人生)
(トトロと魔女宅も好き)

そして今日、舞台化された『千と千尋の神隠し』を観た。

3/13(日) 昼公演 キャスト

泣いた。
正確に言うと4回泣いた。
もっというとオープニングの時点で泣いた。

圧倒的な美、美、美。
全部が映画のまま。

そして、演出の綺麗さ。演出の一部分がテレビで解禁されていたけれど、ほぼ人力。ススワタリが可愛かった。窯爺の手足の動かし方えぐい。でも世界観が壊れていない。アンサンブルキャストの力に平伏す。

千尋を演じた上白石萌音さん。
登場した時から千尋だった。
「映画で観たまんまだ!」
興奮が止まらなかった。

個人的にツボだったのは、油屋に来る神様方。
映画で観たまんまだった。(二度目)
湯婆婆に会いに行くために乗り込んだエレベーターで一緒になったあの白くて大きい大根みたいな神様とか、強烈な匂いを放ってやってきたオクサレ様とか、その他もろもろ全部。

ハクは映画に負けず劣らず美人度が高すぎ。

リンさんかっこよすぎ、あの性格に憧れる。

窯爺、「えんがちょ!」のあと全部の手足でハイタッチするのがよかった。

カオナシ、子供の頃はすごく怖い印象だったけれど大人になってからみると可愛い奴だなぁなんて。

そして圧巻、湯婆婆・銭婆。
アニメで観たものが全てだと思っていたけれど、
それに負けず劣らず、まんまそれだった。(三度目)
こんなん夏木マリさん回も観たくなるのよ。

その他にも映画で観たあれやこれやが忠実に再現され、映像だと画面の切り替えでどうにかできるけど同じ舞台上でそんな感じで空間が存在していたのか!と新たな発見にもなる。個人的には銭婆の家を訪れたシーンで千尋についていった小動物たちのあのシーンにキュン。

うまく言葉にまとまらないけれど、
何もかもがすごかった。

本当によかった。

こんな素敵な舞台を
観に行くことができてよかった。

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