問柳尋花~もんりゅうじんか~
目にも眩しい紅格子
しなって誘うは柳の葉
尋ねる花に袖引かれ
行きはよいよい帰りは知らぬ
知らぬ存ぜぬ神隠し
色とりどりの裳裾を乱し
輝く踝、ぬめる脛
妍を競うも堀の裡
螺鈿細工の長煙管
甘い煙は紅い闇
ゆらりと滲む白き顔
春の景色を楽しむこと、転じて、色町で遊ぶこと。
花や柳を探しながら景色を楽しむということから。または、花や柳を遊女や芸妓にたとえて、花柳界に遊ぶことをさす。
「柳を問い、花を尋ねる」とも読む。
目にも眩しい紅格子
しなって誘うは柳の葉
尋ねる花に袖引かれ
行きはよいよい帰りは知らぬ
知らぬ存ぜぬ神隠し
色とりどりの裳裾を乱し
輝く踝、ぬめる脛
妍を競うも堀の裡
螺鈿細工の長煙管
甘い煙は紅い闇
ゆらりと滲む白き顔
春の景色を楽しむこと、転じて、色町で遊ぶこと。
花や柳を探しながら景色を楽しむということから。または、花や柳を遊女や芸妓にたとえて、花柳界に遊ぶことをさす。
「柳を問い、花を尋ねる」とも読む。