鶺鴒本手～せきれいほんて～

河原で遊ぶ小鳥たちは
　　あんなに仲睦まじいのに
どれだけの徳を積んだら
　　幸せが手に入るのだろう
神さまに愛されてるなんて夢のまた夢
見知らぬ誰かに恵んでもらう一夜の夢だって
　　夢には違いはないよね
惨めさなんかに気づいちゃダメだよ

鶺鴒本手～せきれいほんて～
１）鶺鴒：スズメ目セキレイ科の鳥類。
２）鶺鴒本手：R技術。仰臥した被主導者の腰の下に枕等を入れて高さを保持し、主導者が覆いかぶさる形。被主導者は脚部を主導者の腰部に絡めるようにするとよい。主導者の腰部運動を鶺鴒の動きになぞらえての名称。
日本書紀によると、イザナギ・イザナミ両神の初めての和合時、鶺鴒の雌雄が尾を振りながらむつみ合う姿によりその方法を学んだという。由緒正しき体勢に相応しく楽しむべきであろう。
以前は、腰の下に敷く「鶺鴒台」という専用の台を用いていた。