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ランニングを継続させるには?
ランニング支援アプリ
Garminが海外ではすでにリリースしていたランニング支援アプリ「Garmin Sports」を日本でもリリースしたというニュース記事を読みました。僕はGarminのウォッチは使ったことがないのですが、Garminスポーツウォッチと連動する「Garmin connect」の進化版のようなもののようです。
細かい練習カリキュラムが組まれており、それを基に練習を行えたり、またバーチャル競技会を開催する機能もあるようです。
記事の中で触れられていますが、Garminの調査では日本ではランニングを始めた人の半数が半年でランニングを辞めてしまうという調査結果が出ているそう。このGarmin Sportsはランニングの継続を支援するアプリといえます。
ランニングを継続させるには?
継続させるというのは何においても非常に難しい。体力や頭を使うこと、手間のかかることなどは自分から進んでやる意識がなければほとんど継続しないでしょう。やっていて楽しいと思うことは何時間でも時間を忘れて没頭することができます。
今回のGarminアプリのようなランニング支援アプリはいくつかリリースされていますが、まだあくまでもランニングが好きな人のための便利ツールとしての役割が大きいと思います。
今後は、そもそもランニングが好きではない人、嫌いではないがそこまで好きでもなく継続ができない人がランニングを継続してしたいと思えるような仕組みを考える必要があります。
そもそもランニングが好きでない人、ランニングをしようという考えが全く無い人たちには、まずランニングを始めてもらうための導入システムを作る必要があります。
ゲーム感覚で遊ぶように
そのためにはランニングにアプリとインターネットの力でもっとゲーム的要素を取り入れ、遊ぶようにランニングを楽しめるようにすることが有効な手段かなと思います。
インターネットでつながっていれば1人で走っていたとしても、情報を共有したり競いあったり、仮想空間で一緒に走っているような状況も作り出せます。ネットの仮想空間と現実の位置情報をリンクさせれば様々なランニングコースはよりゲーム的な空間へと変化させることもできると思います。
アプリ「ポケモンGO」ではポケモンを捕まえるために実際に現実の道を歩きながらポケモンを探しまわり、卵を孵すためにたくさんの距離を歩く必要がありますが、アプリにハマった人たちは自ら外へ出かけ夢中で歩き回ります。つまりゲームアプリを介してウォーキングを自然と促進させることに成功しているといえます。これと似たようなことがランニングでもできるのではないかなと思っています。
とにかくゲームをする感覚でランニングを行う仕組みをつくることで楽しくランニングをすることができ、ある種の中毒性を持たせ、ランニングの継続を支援することにもつながるのではないかと思います。
本当に楽しいシステムが作られたなら、それは今までランニングに全く意識が向いていなかった人たちも取り込むことができるかもしれません。