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良い道具はパフォーマンスを向上させるか?

ランニングシューズを選ぶポイントや好きなメーカーのアンケート結果についての記事を読みました。

ランニングシューズで最も重要視するのは履き心地で、二番目にメーカーだそうです。皆さんはいかがでしょうか?

最近はナイキの厚底をはじめ、ランニングシューズがこれまでにも増して注目されています。ランナーの皆さんもシューズ選びには大分迷っているのではないでしょうか?

シューズ選びもランニングの楽しみの一つだと思いますし、自分の色を出せる部分だと思うので、自分が納得するシューズを選ぶのが一番だと思います。

良い道具はパフォーマンスを向上させるか?

 一方で、ランニングシューズに頼らないで、まずはどんなシューズでもしっかり練習することが大事だとか、いくら良いシューズを履いても簡単には速くならないといった意見もあります。つまり道具に頼るなということですね。

また、最近の日本記録や世界記録の更新は最先端のシューズによってもたらされた部分が少なくないというような意見もみかけます。

最新のシューズにはどんどんと最新の技術が投入され、たしかに速く走るためのサポート能力が向上しています。例えばそれによって記録が更新されたという見方も出来なくはないですよね。しかしそれでは人の努力はどうなるのでしょうか?

道具によってもたらされる進化と、人の努力によってもたらされる進化のどちらがどれだけ効いているのか?確かめるのは難しいですよね。特に陸上競技は人の純粋な身体能力に挑戦するスポーツです。ここにどれだけ技術の力を加えるかと。

いや最新技術といえどそこまでの影響力はないよ、という意見もあるとは思いますが。

人類の挑戦における目的は同じ

 少し強引に考え方を変えましょう。最先端のシューズを作ろうとする人も、速くなりたいと毎日トレーニングする人も、全てひっくるめて人類が達成しようとする目的は「速く走る」ということです。

それがシューズによる貢献が大きいか人のトレーニング量が大きいかは考えすぎず、今までより速く走ることができたのなら、それは人類の進歩だという考え方です。

答えが上手くまとまらなかっので、暴論にでましたが、今の人類を特徴づけるのは技術です。これとどう向き合うかがスポーツにも重要になってくると思います。