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INEOS159 - Kipchoge選手に聞く学ぶ -

ファンからKipchoge選手へのQ&Aコーナー

 先日、INEOS159がSNSでKipchoge選手に対する質問を一般の人から募って、実際にKipchoge選手に質問するという企画(↓動画)を行いました。

いくつかピックアップしますね。

Q:ハーフマラソンの世界記録を樹立しようとしたことがありますか。
A:あんまり。 現時点ではない。将来的には、もう少し早く走りたいです。
Q:あなたの睡眠時間は?
A:夜に8時間、日中に2時間の1日平均10時間眠ります。
Q:好きな競争相手は誰ですか?
A:私のお気に入りの競争相手は私です。 私は自分と競争しています。 
Q:あなたの子供の頃の夢の仕事は何ですか?
A:農場のマネージャーになることでした。
Q:あなたのスポーツ記録とは別に、あなたの最大の夢は何ですか? 何を達成したいですか?
A:私のスポーツ記録や功績は別として、私は実際に全世界の人たちに刺激を与えたいと思っています。それが私の夢であり、いつか私がそれを達成することを願っています。

確かに睡眠時間とか気になりますよね。またKipchoge選手は自分自身の人生哲学のような考えをしっかり持たれていて、最後の質問の答えにあるように彼の考えにインスパイアされる部分が多々あります。

Kipchoge選手のランニングトレーニングについて

 とは言っても、ランナーにとってまず気になるのはやはりトレーニングでしょう。Kipchoge選手は毎日のトレーニングをノートに記録しているそうで、その一部がネットで公開されています。下記事は世界記録を樹立したベルリンマラソンまでの1ヶ月ちょっとのトレーニング記録です。

ランニングトレーニングの大枠としては、Tempo run、fartlek、Track sessionになります。これらは標高2000m以上の不整地という過酷な環境で行われます。

各トレーニングの方法や詳細についてはまた別の記事で取り上げようと思います。各トレーニングはランナーの方であれば知っている人も多いかとは思いますが、ここで一度トレーニングの方法や意味を改めて理解しておこうかなと個人的には感じています。

ジムセッションとエアロビクス

 またKipchoge選手をはじめ一緒に練習をするケニアのランナー達が一つのジムに集まって行っていることがあります。それがウェイトトレーニングとエアロビクスです。こちらがその動画です。

音楽に合わせてステップを踏む動作を継続して一定時間行っているようです。このような練習をしているイメージがあまり無かったので、以外でした。ケガのリスクも低く、かつ動的な有酸素運動なので長距離ランナーの基盤作りに適したトレーニングだと思います。

これとウェイトトレーニングや体幹トレーニングを行うことでまずハードなランニングセッションに耐えうる身体を作ることを目的としており、今回のINEOS159プロジェクトのスタートもこういった身体作りを中心に始めたということです。

まとめ

 プロの選手やチームは練習などについてシークレットとしている場合も多いと思います。今回紹介したようにKipchoge選手が日々の練習や生活や考えについて発信されていることは、世界一のパフォーマンスを持っていることと同じくらいとても価値があることだと思いますし、インターネットを利用すれば誰でもその情報にアクセスすることができます。

積極的に情報を取りに行き、色んなことを吸収し日々の練習とか活動に生かしていきたい。そして僕からも何か価値ある情報をnoteを使って発信できればと思います。