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四苦八苦 苦しみの中に光あり

こんばんわ!
みそじでございます!

今回は久しぶりの仏教のお話させて頂きます。
今朝Twitterにてこのようにツイート致しました。

みそじ@年収300万円を3000万にしたい。
@30sai3000man
四苦八苦という仏教の言葉をご存じでしょうか?

生きる事は避けられない苦しみばかりであるという事が説かれているお言葉です。

なぜ苦しみばかりだと説いているのにも関わらず、救われる方がいるのか。

本日はこの内容について私も学びながら記事にさせて頂きたいと思います。

宜しくお願い致します。

2019/03/27 08:38:18

という事で今回は四苦八苦という内容でお話させて頂きます。
現代社会に生きるすべての人に当てはまりますのでご参考にしていただければ幸いです。

目次

四苦八苦とは?
苦しさを受け入れる
煩悩に振り回されない
生きる事は常に苦しみ
苦しみの中にこそ光あり
まとめ

四苦八苦とは?

仏教のお言葉で四苦八苦というものがございます。
生きていく限りは必ず付きまとう苦しみです。

四苦とは

生苦(しょうく) 生きる
老苦(ろうく)  老いること
病苦 (びょうく) 病気になること
死苦(しく)   死ぬこと   

の四つの苦しみの事です。
八苦はこの上記の四苦に更に四苦が加わります。

愛別離苦(あいべつりくく) 愛するものと離別する苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)  怨み憎んでいるものに会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく)   求めてるものを得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく) 心も身体に関する欲や固執が抑えられない苦しみ

この八苦により人は苦しみながら生きていくのです。
仏教の修行僧はこの全ての苦しみと向き合い克服する事で悟りを開けるといいます。

苦しさを受け入れる

悟りを開けとまでは言いません。
しかしこれらの苦しみは当たり前に存在するという事を意識してください。
そうする事で普段の生活で気づきを得られます。

生苦(しょうく)
生きる事は苦しいことです。

着るものを探し、食べるもの探し、住むところ探します。
生涯のパートナーも探さねばなりません。
子供を作り育て、教育をし独り立ちさせる。
それが終えるとまた自分の生活を確保して死ぬまでそれを守り続けていかなければなりません。

生きるとは苦労の連続です。
こんなに頑張っている自分を褒めてあげてください。

老苦(ろうく)
1年1日1秒と時間は止めない限り過ぎていきます。
昔と比べて出来ないことが多くなります。
老化を遅らせる事はできますが止める事はできません。
日々衰えていく姿を生きている限り見続ける苦しみが老苦です。

年を取るとは自分の積み重ねです。
努力の積み重ねが素晴らしい結果を呼ぶように積み重ねられた結果のあなた様はとても素晴らしいのです。

病苦 (びょうく)
生きていれば必ず病気になります。
そしてその機会は何度も訪れて私達を苦しめます。
重い病気等でそのまま命を落とすこともあります。
死ななかったとしても後遺症や再発などにも苦しむことがあります。

常日頃から健康でいられる事に感謝し、健康に気を使いメンテナンスをしてあげて頂けますと幸いでございます。
大事なお身体ですのでご自愛ください。

死苦(しく)
生きているという事はいつか必ず死にます。
生きている間は死ぬまで死というテーマに脅かされるのです。
どんな風に死ぬのだろうか
死んだらどうなるのだろうか
そんな悩みと付き合いながら生きていくのです。

死を考える事も重要です。
なので私もしっかりと考えその後は自身の今生きているという事実に感謝します。

愛別離苦(あいべつりくく)
愛する人との離別も逃れられません。
両親や兄弟、妻や子供さえもいつかはお別れする時がやってきます。
愛が深ければ深いほどその苦しみは大きくなります。

愛する人に毎日感謝し出来れば言葉で伝えて頂けますと幸いでございます。
いつかその声は届かなくなります。

怨憎会苦(おんぞうえく)
怨み憎んでいるものに会う事で自分を見失いコントロールできなくなります。
心にはモヤモヤが残るのと自分自身のコントロールできない現実がとても苦しく感じるでしょう。
様々な価値観の折り合う世の中で嫌な人と会ったり話したりせざるを得ない事はとても苦しい事なのです。

環境は大事です。
必ず憎い人に会ってしまうように好きな人と一緒にも出会えるのです。
その時その瞬間に感謝したいですね。

求不得苦(ぐふとくく)
何かを求めていてもそれが手に入るとは限りません。
恋焦がれるものを求めても手に入らない苦しみは耐え難いものです。
その為に努力や勉強をするのですがそれでも簡単に手に入る事の方が少ないでしょう。

結果は報酬なのです。
欲するのは当然ですが、それが得られないからと言って努力を無下にしたり、周りに当たらない人間でありたいですね。

五蘊盛苦(ごうんじょうく)
五蘊に執着し離れられなくなる苦しみです。
五蘊とは
色 肉体
受 感性
想 考え方
行 心で思った事
識 自身の記憶
です。

考え方や行動、習慣や思想など生きていく際に行う全ての行動に執着し苦しむのです。

執着を断ち切るのは並ではございません。
しかし真に自分と向き合い、その執着を断ち切れた時こそ成功の瞬間だと思います。

これらの八苦を理解し受け入れる事で日々のありがたさに気づくのです。

煩悩に振り回されない

煩悩は欲となり私たちを振り回します。

あれがほしい
これがほしい
あのひとがうらやましい
このひとみたいになりたい
いちばんがいい

こうした欲が上手くいかないと自分を攻撃します

なんでこんなことができない
しょうもないにんげんだ
おまえはかちがない
あのひとはすごいのにおまえはだめだ
いちばんになれないおまえはだめなやつだ

まだ自分だけならマシですが、周りにもいずれ飛び火します。
なるべく早めに煩悩は捨て去り、自分の欲に振り回されることのないようにしましょう。

生きる事は常に苦しみ

生きるとは本来苦しみなのです。

一切皆苦

仏教の言葉で「この世は思い通りにならない苦しみばかり」という意味です。
これも聞いていて辛いですよね。

しかし物や人、お金や思想に執着しないことでこの苦しみから解放されるのです。
なかなか難しいとは思いますが、意識するだけでも変わります。
まずは思い通りにならないという事を受け入れてみてください。
何とかコントロール出来ると思うから苦しいのです。

そんな小さい事にこだわらずに自分の声に耳を傾けて生をもっと謳歌して頂きたいのです。
どうせ苦しいのなら思いきり楽しまなければ損ですよ。

苦しみの中にこそ光あり

苦しい日々だからこそ私達は幸せを最大に感じられます。
人は愚かなものなのです。
幸せに浸り続けるとそれが当たり前となり、やがてそれ以上の幸せを欲します。
煩悩に支配されずに等身大の自分でいる事で苦しいこの世で幸せや楽しみを見つけることが出来るのです。

もちろん今の環境をより良くしようとしたり、誰かの為に活動する事を悪いと言っているのではありません。
欲は原動力としてとても役に立ってくれるので限度を理解し上手くお使いください。
感謝を忘れ今ある幸せを無視し欲に支配され自分本位で動くと後で後悔するかもしれませんという事をお伝えしたいのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私にとって仏教とは現実的で、かと言って押しつけがましいわけでもない。
宗教というより知恵みたいなものです。
何か行き詰ったときや精神的に参ったときにはふと仏教の教えを思い出します。

今回の四苦八苦もその一つです。
内容は

生きるってのはこんなに苦しいのだぞ!!
という事ではなく
何もしなくても苦しいのだからもっと楽にしていいんだよ?という風に解釈しています。

執着は強い感情なので成果を出すには役に立ちますが、度が過ぎると八苦の部分に囚われて苦しみます。
私はこうあるべきだと互いを監視し合い、その言動により自身も縛り付ける世の中に少し窮屈な印象を持っています。
八苦に囚われずに

諸行無常

常に同じものはなく世の中は変化を繰り返しながら進んでいます。
変化を楽しみながらもっとスカッと生きていきたいものですね。

何かお役に立てれば幸いでございます。
では失礼致します。

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