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(Movie)✨Marry me!

31歳なので結婚適齢期になったなと思います。
男性の平均初婚年齢は31.2歳になったそうです。


先日仕事が上がるの早い日がありまして、そういう日は夕食を取りながら映画を見ることにしています。
ということで、Amazonプライムがオススメしてくれた、結婚をテーマにした映画です。

今回前情報なしで見てほしいので、あらすじは書きませんが、ジェニファーロペス様がとってもファビュラスなのは素晴らしいと一言だけ前もって伝えておきます。



結婚条件とは?

学生の時の恋愛って顔がいいだとかで好きになったりしますよね。もちろん一概にとは言えませんが。
大人になってくると、だんだん中身で判断したり、社会的経済的な面で判断したりと複合的に対象を判別します。
加えて、結婚となると、ただ好きっていうよりも気が合うとか喧嘩にならないとか、そういうところを、着眼点にする人も多いそうです。

自分が結婚してないので多いそうですという話にしました。

本作では素っ頓狂な展開から結婚することになった主人公の男性教師と世界の歌姫。
最初は偽装結婚でしたが、男性教師の素朴な一面にどんどん惹かれていきます。

近年、マッチングアプリでの成婚率が最も高くなったというデータが公表されました。


ITメディアより
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2203/19/news022.html

まあ、調査する母体によるとは思うのですが
実際、身近にも、マッチングアプリで出会った、そして結婚したという友人が増えたように思います。
日本人の難しいところって組織に関与していると、とても恋愛しづらいところです。

例えば同じ職場で恋愛をすると、本人達同士も気を使うし、周りの人達も気を使うし、という日本人の性質があるように思います。
だから職場内結婚とかが発生すると違う部署に移動させたりする仕組みですね。

一方で海外のドラマなどを見ていると、カフェの店員さんと付き合うこととかが散見されます。
あれはドラマだからアリエルとかという話ではなく、実際にそのようなシチュエーションが発生するらしいです。
(以前紹介した本の中で読みました)

周りに釣り合ってるとか、釣り合ってないとか思われたくないから同じコミュニティーでは恋愛しづらいというのが日本人の恋愛に奥手になる一つの要因なのでしょう。


素朴さという長所

世間でコミュニケーション能力だとか、陽キャラとかっていう言葉が流布したのはここ数年だと思うのですが
一概にコミュニケーション能力が高い人とか、陽キャラが人気があるってわけじゃないんだなと感じるところではあります。

というのも、素朴な人って大人になればなるほど魅力的なんですよね。
この映画の主人公ももれなく素朴です。堅物の数学教師です。
でも、仕事にひたむきに向き合う姿だったり、子供たちと心を通わせてる姿だったり
そういうところがすごく魅力的に描かれています。

コミュニケーション能力が高い人って色々な人と話せる分
「自分にあんまり時間を割いてくれないな」とか「本当は自分のことを信頼してないんじゃないかな」みたいに思われる傾向が高いように思います。

一方で素朴な人とか自分から積極的に話に行かない人が楽しく話してくれてると
「この人は自分に心を開いてくれるんだな」と嬉しく思います。

ものの見方って本当に尺度によると言いますか
どの視点で考えるかっていうのがすごく大事で
コミュニケーション能力が高いと一方で低く見積もられてしまうことっていうのもあるように思います。

本当に人生って難しいなと思いますね……ただ、自分の特徴を知って、それを活かせる環境に飛び込んでいくのが大事なように思います。


類似性と相補性 魅力的に感じるポイント

さて、最後のチャプターは心理学で締めたいと思います。
人間が他人に魅力を感じるところって二つの軸があるんですね。
それが類似性と相補性というものです。


Clover lightより
https://clover.lt-s.jp/?p=1593

すごい簡単に言うと、自分と似ている人って安心するんですよね。
自分ってこうあっていいんだみたいな。それが類似性に魅力を感じる理由です。

一方で相補性という概念があります。
簡単に言うと、自分に無いものを持っていることに魅力を感じるということです。
具体例を出すと、自分の意見を言うのが苦手な人は、自分の意見をはっきり言う人に憧れを持ったり
スポーツが苦手な人は、運動神経のいい人に魅力を持ったりするって感じです。

自分も球技が苦手なので
生徒達がドッジボールをしているのを見ると、尊敬するなって思います。
(危ないからよけているタイプでした)

今作でもキラキラ働く歌姫が素朴な一般人男性と結ばれるストーリーで
「そんなことあるか??」と思う方も少なくないとは思うんですが
これは相補性の原理を元にしているんですね。

だから、自分のキャラクターをしっかり理解していると、どういう人に類似的な魅力や相補的な魅力を感じるかっていうのを理解することができるようになりますよ。

ちなみに私は自分のことを大切にする人に類似的な魅力を感じます。
自分のことを大切にできない人って、他人のこと大切にできないですからね。
自分が傷ついたら嫌だから、他の人の悪口を言わないとかね。エゴイスティックな人はとても信頼を置くことができます。


相補性に関してはチーム意識が強い人とか、チームスポーツをやっていた人に尊敬しますね。
自分が学生時代に最も欠落していた能力は、チーム行動の能力というか
同じ方向に走っていくっていうのがとても苦手だったので、サッカーとか野球とかやってる人は尊敬します。
もっとチームスポーツに関わっていれば、自分の役割を理解できたように思います。
他の人がこれをやってくれるんだから、自分はこれをしっかりやろうみたいなことに気付けたのは20代後半でした。


さてさて、ネタばらしをしたくなかったので色々なベクトルから話を広げていきました。
非常に面白い映画ですので、ぜひ見ていただけたら良いのではないかなと思います。


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