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コンビニの割引券に学ぶリスクヘッジ

先日、会社のお昼休みお昼ご飯を買いに会社近くのコンビニに立ち寄った。

適当にお弁当を手に取りレジまで商品を運ぶ。

購入が終わった後、いつも愛想のよい
中国人の店員さんが話しかけてきた。

「お客さん、コレもらいいましたか??」

店員さんが掲げたチラシを見ると「割引券」と書いてあった。

「いえ、まだもらっていません。いただいてもよいでしょうか?」

店員さんは気前よく「ドウゾ!!」と若干片言の日本語でそのチラシを渡してくれた。

会社に戻り、購入したカレーうどんを食べながら自席でじっくりと内容を見る。

おにぎり30円引き、お茶50円引き。。。

などなど、
普段訪れることが多い会社の近くのコンビニでお得な割引券を入手できた。
かなり得した気分だ。

僕はその割引券を自席のPCの脇に置き
休憩後、ずっとその割引券を眺めながら上機嫌に仕事をしていた。

帰宅時、自宅に持って帰ろうか悩んだが、会社近くのコンビニ数店でしか
使えない割引券だったため、そのまま自席のテーブルの上に置きっぱなしにして帰った。

翌日、会社ではない場所で午前中に会議があり
会社へはお昼頃に行った。

自分のデスクに向かうと
昨日午後の間ずっと眺めていた割引券がなくなっていた。

なぜ!??

だれだ!僕の大事に温めておいた割引券をとったのは!!

同僚のOくんか。。?
やつなら、「ラッキー!」とかいって
取りそうな画が浮かぶ。。


。。。

いや、犯人捜しはやめよう。

そもそも今思えば、価値の認識が甘かった。

割引券は
会社近くのセブンイレブンなので利便性が高く松坂牛並に付加価値が高い
それを無防備にもテーブルの上に「ポン」と起き放置した僕が悪い

なくなるのが嫌であれば持って帰るか、
切り取って財布に忍ばせておけばよかったのだ。

むしろ割引券一枚でリスクヘッジの大切さを学べたと思うと安いものだ。

ありがとうOくん。。!
僕はまた一歩自分を成長させることができたよ。。!!

と、勝手にOくんを犯人にして心の奥底に
この出来事をしまい込むのであった。

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