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シリーズ:新世界 伍

とってもご無沙汰してしまいました、田村律です。

前回何を書いたのか、すっかり忘れてしまいましたが、たしかお部屋探しの話をしていた気がします。

ともあれ、現状お伝えしますところ、わたくし、新居に無事引っ越しまして、明日家電が届くところなのですが、調子こいて絶賛酸欠ながらもネカフェでこれを書いているところなのですよ!(バカじゃん)

無事も何も……とお思いの方、そうですよ。全然無事じゃない。

ま、わたくしの現状はさて置きまして。
長らく放置していた間、一体何をしていたか。というところをお伝えしていこうかと思います。

まず、お部屋探しに関しまして、これが記事を書いているくせに全くもって参考にならない奥の手を使わせていただきました。
単純に私の状況を見かねた両親が、私の行先に住む親戚に援助を要請してしまったわけなのです。やっぱりこういうことは長年その地に住む人間が強いことをありありと思い知らされてしまったわけなのですよ!
前回?ご紹介した通り、確かに遠方に引っ越す際、チャットで連絡取れたり、ネットで内見できたりと、現代日本の科学技術は目覚しい進歩を遂げております。そういうの使うことが決して悪いわけじゃないんです。が、しかし、例えば、大家さんとの家賃交渉、並びに新居の周辺環境とか、細かなこだわりをお持ちの場合は、やっぱり他人に任せるのはこれ如何なものかという部分絶対おありでしょう。そういった部分はやっぱり自分の目で確かめたい!!そこは自分あってこそ!人間同士の生きたやり取りあってこそ!

と、まあここまで書いておいて実はこれ理由がありまして、自分がどんくさかっただけなんですよね。

つまり、一度チャットでやり取りさせていただいた不動産仲介会社の方(この先「仲介さん」と呼ばせていただきますけど)と内見に行きましたところ、繁忙期でかなり待ち合わせから時間がだいぶ押してしまいまして、15時待ち合わせが17時に。「この物件良さそうだったんですよね」「この物件だと条件に合うんですよね」なんてお話をしつつ、仲介さんには物件の空き状況なんかを確認していただいてたんですけど、これが6件候補出して全滅。繁忙期とは恐ろしい。やむなく、その場で2件物件紹介していただきまして、1件目の内見に行ったのが19時。1件目かなり良さ気だったんですけど、やっぱり比較対象が欲しくてとりあえず2件目の内見に行きました。ここで20時。しかし、これ、2件目に大きな落とし穴がありまして、2件目図面で見ると何の変哲も無いただの1Kだったんですが、これが死ぬほどむしろ変哲しかない部屋でして、驚くほど家具家電の置き場が想像できない間取りだったんですわ。いびつ、いびつ。「ここにコンセントあるからここにベッド起きましょうか、でもそうするとトイレ・お風呂への導線とベランダへの導線塞がれますよね」、「ここに冷蔵庫あると廊下めちゃくちゃ狭くないですか!?」、「前の人ベッド派じゃなかったんですかね!?」みたいな塩梅でした。これを私の場合は、両親にチェックしてもらうためにメールとLINEで画像送ってたんですけど、このいびつさ私の撮影技術と画像だけでは一切伝わらない。もう直電で確認しました。父は2件目、母は1件目、とここに来て両親の意見が割れました。皆さん、お気づきかと思いますが、20時を回っています。もう管理会社さんなんてさすがに開いてないですよ。
結論から申し上げると、1件目で申し込みしたんですけど、これも厄介な話、だいたいの物件において、申し込み順で契約への審査やらと手続きが進んでいくんですよ。しかし、20時に申し込みした私の順位は当日確認することはできません。そして、仲介さんは「翌日の10時頃順位をご連絡します」と言って内見当日は別れました。私は仲介さんに「翌日の正午の飛行機で実家に帰ります」とお伝え申し上げたにもかかわらず、連絡が来たのは飛行機搭乗中かつ、座席に着いた直後。(マナー違反ですけど)

結果は申し込み順位2位。(のちに聞いた話によると、1位の方の収入に不安があり、繰上げの可能性もあるんだとか)
部屋決めて帰るぜ!と意気込んで馳せ参じたのにまさかの展開、絶望のフライト。当然無意味な現地訪問となり、両親には「あんたがそんなんだから」とただでさえショックの私に追い討ちをかけまくる。弟には存在を煙たがられる。完全に自分の失態であると、もう必死でネットにある物件片っ端から仲介さんに空き状況の確認していただき、やっとの思いで掴んだ物件は囮物件の山。最終的には居酒屋の上にある物件にとりあえず申し込む始末。
でも後々考えたら、居酒屋の上ってまあ、眠りの深さに定評のある私なので営業時間がどうのというのは置いておいても、虫すごそうですよね。
私が大学生のときに住んでいたお家、実は8階のオーシャンビュー!(家賃3万弱!)なのにも関わらず蟻と同居しておりまして、もう害虫は懲り懲りだぜ!となっていたら、新居ではGと戦わねば……と腹を決めかねておりました。(ま、この後申し込みから審査まで通ってたんですけどね。この場合、まだ契約は交わしていないので、一応ここまではセーフだと思っております。)
そこで奥の手、親戚に救助要請です。
この親戚、もうその地に住んで40年?ほどになるので、もう人脈人脈。
あとその方、私と違ってかなり押しが強い。前述からもわかっての通り、仲介さんが遅れます!と言って1-2時間遅れても「繁忙期ですもんね~~大丈夫ですよ~~」て感じだったんですけど、この親戚(あとうちの父)は怒るでしょうね。ええ。
というわけで、親戚の人脈頼りに(これでいい物件なかったらGとの戦いも腹を決めよう……)と思いつつ、弟(卒業旅行がてら)を連れて、再び新居探しの旅が始まるのであった!!続く!!

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