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物流大激突 アマゾンに挑む宅配ネット通販



アマゾンは2011年からコンビニや食料品店ドラッグストアにアマゾンロッカーを設置している
倉庫無人化を進める「アマゾンロボティックス」
2009年アマゾンジャパンは大阪堺市の物流拠点稼働に合わせて当日配達のアマゾンプライムを実施した
プライム会員向けのプライムなうのスピード配達をしている
2015年11月当初東京23区の一部だったが、1年で全域に拡大を実施した。
対象商品も当初の3.5倍以上となり利便性が高まっています。

2012年にアマゾンはロボットベンチャーのキバシステムズを買収し自動化を実施
アマゾンは2017年時点で日本国内大都市近郊に物流拠点13か所、都心部に物流拠点5か所を設置している。
基本的には配達先に近い拠点でピッキングを行っている
「プライムなうは対象エリアに比較的小規模な倉庫で運営をしている」
そして小回りのきく中小の軽貨物運送業者に配達を委託している

2017時点当時アマゾンプライムの年会費
アメリカ:99ドル
日本:3900円
日本は500円でアマゾンフレッシュスタートした

楽天の凌牙を崩してきたアマゾン
2016年時点でアマゾンマーケットプレイス店舗数は18万店舗
楽天のモールは4.5万店舗と大きな開きがある

物流を自社管理するアマゾン、出店者に任せる楽天
アマゾンは国内13か所の物流拠点に商品在庫を集約
楽天は受注のためのプラットフォームとして出展者自身が発送する必要がある
楽天は物流拠点を設けようとしたが採算があわず、現在の体制に落ち着いた
→産地直送などの用途には強い
アマゾンは一旦物流拠点に集めるため鮮度が命のものはとりあつかいずらい

ヤマト運輸は自社物流網を構築した
日本通運は各エリアの協力業者に委託した
2015年のシェア ヤマト46.7%、佐川32.3%、日本郵便13.8%となっている

【イトーヨーカドー】
ネットスーパーの国内市場がおよそ1000億円と言われる中、イトーヨーカドーネットスーパーは2017年2月期は447億円を売り上げている
ネットスーパーは2種類ある「倉庫型」「店舗型」
倉庫:倉庫に商品在庫を陳列し梱包発送
店舗:実店舗の陳列商品をピックアップしバックヤードで梱包発送する
2015年にはイトーヨーカドーネットスーパー専用店西日暮里をオープンした
1日10便以上のきめ細やかな便を作った
https://eczine.jp/article/detail/11027

【サミットスーパー】
ネットスーパーの運営は基本初期投資が少ない店舗型から始めるがサミットスーパーは倉庫型から始めたため
赤字続きで5年後黒字目標が達成できなく撤退
サミットスーパーの敗因は初期投資の大きさ、リピート客の不足、物流網の低稼働など一連の悪循環

ネットスーパーの運営で決め手になるのはネット通販と実店舗の価格一元管理ができるかどうかです。

ネットスーパーを成功させる要因はまず小さな商圏から短期間に会員を獲得すること
それにより配達密度があがり1件当たりのコストが低下する

【ヨドバシカメラアマゾンをしのぐ物流水準】
業界4位ながら経常利益率は競合の水準を倍上回る7.5%
2016年3月期の全社売上高6796億円のうちネット通販が14.6%の992億円
ネットとリアルの融合のオムニチャンネルも進んでいる
LINK
迅速な対応する配送は「自社のヨドバシエクストリームを使用」
配送車両300台
スタッフの意識にネットとリアルの売り上げに会社の売り上げとして差はないという認識をしている

【アクスル】
明日来るが名前の由来で物流に力を入れている会社
1箱5本×1列の技のミネラルウォーター
これはほかの荷物を上に乗せるために開発された梱包の仕方
ハッピーオンタイム制度を利用再配達を防ぐアプリ
アスクルはアマゾンと同様にロボットテクノロジー倉庫(自動倉庫型:Goods to Person)

【ウォルマート】
ウォルマートもセブンとおなじくドミナント戦略
店舗配送密度を上げコストを抑える考え方
Every Day Low Price戦略→平準化がしやすい特売しないから需給が変わりにくい
ネット通販と、店舗用の物流拠点を分けている、作業の中身が違うため同じ拠点でできなかった
ウォルマートは配送に50ドル/年シッピングパスの料金を無料にした

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