「もう恋なんてしない」の世界一短い考察

こんにちは、しぐはです。
本日は、こちらの曲(と言うか曲の中の一節)を紹介させていただきたい。

あまりにも有名な槇原敬之さんの楽曲、
「もう恋なんてしない」。


その一節に、以下の歌詞がある。(動画 0:50〜)

ほら 朝食も作れたもんね
だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら ・・・



この後にもう少し歌詞が続くが、
皆さんには想像していただきたい。

まず前提として、この曲は女性と別れてしまった男性が
寂しさを歌ったものである。




そのことを鑑みれば、多くの人は
そのあとの歌詞はきっと以下のように続くと考えるだろう。


ほら 朝食も作れたもんね
だけどあまりおいしくない
君が作ったのならもっと
おいしいはずなのに・・・

という感じ。

まあ歌詞としてはつまらないかもしれないが、
自分が作ると美味しく無い、けど彼女なら・・・
の先にあるのはこんな内容だろう。



しかし、実際の歌詞は以下である。


ほら 朝食も作れたもんね
だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら文句も
思いきり言えたのに




え!?




すげえ!!!!!!!!





そこで文句言うこと考えちゃう!?!?!???!??!



すごいっすよね。

ここのつくづく捻くれるところが、男の心をよく表している感じがするというか。


「オメーがいねーから文句も言えねーじゃねえかよ。。。ったく。。。」

って感じでしょうか。いやーいい。



ここで考えられるのが、
自分の朝食を「だけどあまりおいしくない」と歌っているので、
普段の彼女メシはうまかった説が濃厚ということです。


にもかかわらず、仮にこのおいしく無い朝食を彼女が作っていたとしたら、
一丁前に文句を言おうとしている。


「君が作ったら、おいしいのに・・・」
と言うように見せかけて、
普段美味しい料理を作る彼女がたまたま料理を失敗してしまったら
ここぞとばかりに文句を言う(であろう)、
とんでもないやつなのである。性根が腐ってますね。


この曲は他の部分も男のあんまよくない心の動きが見えて好きです。
本稿では自分が一番印象的だった部分を紹介しました。





・・・という話をTwitterだと書ききれないのでここに書きました。

しぐはでした。



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