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ノートを書くことにした理由

休学して旅に出る。 向こう一年、 私の家族は、あおいがどこで何をして、何を考えているのか知らないのよね。 わたしのFamilyは、家でまた別の楽しい時間を過ごしているんだろうな。 私の恋人は、必死で本を読むんだろう。 私の仲間は、互いに思いを馳せつつ自分の道を決めていく。 そんな時に、 彼らに自分の楽しみとか、嬉しみとか、悲しみとか、 伝えられないのって寂しみ〜。 と思ったので、ノートを書きます。 特に 私が連絡しないと拗ねちゃう親友へ 講義終わりにカフェとか寄って おし

    • 山を下る

      この物語を、木々を愛する友に捧ぐ。 タッタッタッタッタ… 私はうすぐらい山道を駆け下りている。 右手はハイマツと、背の高い針葉樹の根で覆われた斜面だ。 シャクナゲはもう枯れている。 左手は急な斜面。足は踏み外せない。 さっきまでは雲の上にいた、私の足で、日常に帰る。 タッタッタッタッタ…ぴたっ 眠気で足を止める。 「はあっはあっはあっ」 左手を見ると、森の向こうに山がある。 森はきれいだ。限りなく、向こうの山まで広がっている。 「あんなに斜めなところに、まっすぐ生えてい

      • じじ

        このノートを家族に、Familyに、恋人に、そして仲間たち、特に寂しがり屋の親友に捧ぐ。 🤲お願い🤲 これはじじには見せないでね。 ある日の夕方 休学期間開始一週間ほど前、父から電話。 「じじ具合悪いんだよね。今回は退院できないかもってお医者さんに言われたんだ。めい(妹)もあやと(いとこ)と一緒に東京から帰ってくるし、あおいも週末帯広帰って来れない??」 バイトは休んで、予定も全て断り一泊二日、弾丸帯広旅へ。 (最近旅の定義に悩む。読書旅行という言葉もあるくらいなので、

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