しなやかに、そして、したたかに
新年明けましておめでとうございます!今年が皆さんにとって素晴らしい1年になるようお祈りいたします。
さて、早速元日ということで、今年の抱負について書いてみたいと思います。今年の抱負は、この記事のタイトルにもあるように、
しなやかに、そして、したたかに
です。どうしてこの言葉にしたか、その意図を説明します。
しなやかに
去年、新型コロナウィルスが流行してから、僕たちの生活は大きく変わりました。特に変わったのは他人とのコミュニケーションだと思います。これまで対面で簡単に話せていたことが、できなくなって、代わりにオンライン会議やメール、チャットでの会話の頻度が増えました。それもあって、コミュニケーションが取りづらくなってしまっていると思います。
そうなると、徐々にコミュニケーションのロスもで出てきます。それをきっかけにした意見の食い違いなんかも起きてきます。これまで以上に不要な摩擦が起きるか、それを防ぐために今まで以上にコミュニケーションにコストが求められるようになりました。
それを乗り越えるため、というわけでもないですが、コミュニケーション上に起きるロスやノイズに対し一定の耐性が求められるように思います。それを「しなやか」と表現してみました。会話の中にロスやノイズが入るのは当たり前で、それを前提にしてどこまで正しい情報を引き出すか、ロスがあったことを認めない相手を、逆に認めていけるか、そういった気持ちの強さみたいなものを身につけたいと思っています。
したたかに
一方、しなやかなだけではビジネスの世界ではやっていけません。コミュニケーションにロスがあって、ベストな方向が難しいと分かったとき、「ではどうするか?」と思考を高速に切り替えていく。そして、その状況においても「どうしても譲れないもの」は譲らす、その実現を目指し進んでいく。どうしても譲れないもの以外は、割り切ることも辞さない。そういう、決断力であったり、強い目的志向のことを「したたか」と表現してみました。
どちらかというと、僕はしなやかではあるけど、したたかではないタイプです。なので、特にこの「したたかさ」をどう身につけていくか、これが今年の課題になるのかなと思っています。ただ、「したたかさ」だけが伸びても人として冷徹な人間になるだけなので、そうならないよう、これまで持っている「しなやか」を保ちながら、というのが、抱負に込めたメッセージになります。
とても簡単ですが、今年の年末、この抱負がどうなっているか。無事振り返りができることを楽しみに、1年頑張ってみたいと思います。
もしサポートいただけましたら、妻に甘いものでもプレゼントして、それをまた記事にしたいと思います。