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文化拗らせ太郎の愚痴です

文化会館って何なんだろう。 文化を醸成する、なんて大層な御題目掲げたところで、文化なんてのは人と人の間に生まれ作られていくもの。人無くして文化はない。 人の間に生まれるモノの中で、実益はそんなにないけれど需要のある、なんだか興味の惹かれる物。価値が見えにくい物。そんなものたちにとりあえず枠組みを与えるため言葉にして説明したのが「文化」という言葉なように思う。 で、そんなわけのわからん変容し続ける多様性の塊みたいなもんを、更に資本主義の、社会性の檻の中に閉じ込めるのが会館の仕

    • 神戸アートビレッジセンター KAVC 手話裁判劇『テロ』観劇評

      何か得体の知れない人間のようなものが中央に描かれている。読むには非常に困難な文字配置となっており、第一印象として「なんて不親切なチラシだ」と思った。この時私が"秩序のない文字列"に対して感じた感覚は、"スロープのない施設"、"手すりのない階段"、"音声案内のない入り口"などと同列ではなかったか。健常者の私が普段気にも留めないような些細と感じる一つ一つの事柄が、だれかの命を選択する事に繋がってはいなかっただろうか。私は人間であっただろうか。 あらすじは公式ホームページにて公開

      • 配信について可能性を考える

        箱があって 機材がある 人を集める段になって どうやるかが問題となっている。 誰が何を求めているか。 私は休日にちょっと機材をいじって お金が欲しい 妻の活動の場を増やしたい 一歩進んで、やはりスタッフで居たい。 店側としては今は実験。 お金を落としてもらえる事業に育てたい。 地域との密着を強める事にも繋がる。 つまりターゲットは地域。 配信機材を集めて繋いで調整して その手間自体が商品だとしたら "配信を手軽に出来る事"自体が商品と言いかえる事が出来るかもしれな

        • 対立

          今、この世の中で イベントをやる。 この事で昨日、対立があった。 「君はイベントをやろうとしている人だから、こんな事を言っても理解して貰えないと思うけど」 彼のこの前置きに私は殴られたような衝撃を受けた。去年まで出演してくれていた彼はこの1年の間に「イベントをやろうとしている人」では無くなってしまっていた。 彼は変わってしまった・・・なんて単純な話ならまだ良かったのだが、そうではない。彼は変わってなどいない。彼の活動はプロデュースから建築など多岐に渡り、その中には待機

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        • ライブ演出
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