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prostitution・春ひさぎ その2

 自分の中の正論でまかり通らないものを「それもあるよね」と思える瞬間

 12月4日にこの記事を書いて、なんだかそのあたりから気持ちが楽になった。


人から肯定される自分でいたい

360度。

そんな自分しか肯定しない。

そんな自分以外は、望ましくない。


行きすぎた他者承認は、

そういう窮屈な

ステテコはいて昼間っから酒飲んでるような自分(比喩)を

不要で恥ずべきものとして切り捨ててしまうような

そういう心の居場所をつくる。


そんなとき、『嫌われる勇気』次作の『愛する勇気』を読む

他者承認を自己承認に置き換えていく生き方

安易な誉めじゃなく信頼に基づく教育

そんなの可能なんだろうか、

と内心いぶかしがりながら、でも希望を伝うようにして


まだその答えは見えないでいる


**


「春ひさぎ」の歌の中で主人公は

“詮のないこと(無意味なこと)なんて 聞いてられないわ” 

から

”詮のないことだって聞かせて もっと 愛してほしいの”

に変貌する。


詮のないことだって

わたしはわたしの世界を愛していたい

はず。



 

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