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INFPと妖精さん(過集中のある子どもにお手伝いをお願いする工夫) その②

前回の記事では、過集中のあるうちの二姉妹たちを
いかに家事に動員するか、
苦肉の策として現在行っている
「妖精さんキャンペーン」について、

どうして行うことになったのか、
そもそも妖精さんキャンペーンとは? というところを、
書きました。今日はその続きです。

私の半生は♪ 功白梅図屏風グラフ

16性格診断が友人から回ってきてやってみたら
INFP(仲介者)が出たのは10年近く前のことだろうか。

落ち込んでも必ず春に咲く花のように、再び明るさや人生への展望が戻って来る、のような記述があり、

アップダウンの激しい循環気質を、20代後半までにすでに
さんざん経験しまくっていた私にとって、そこはかなり合点がいった(笑)

気になったのは、社会への適応性の低さ。
作家や俳優等々、アート系で大成すれば社会的成功をおさめられる感じだが、市政の人として難なくやっていく、平穏な人生は、期待できないのかにゃん…?

と、それまでの半生を振り返りながら若干途方に暮れた。
その途方の暮れぶりは、今もあんまり変わっていない。
穏やかに毎日を過ごしたいだけなのにな……


INFP、妖精さんやん

INFPのもう一つの印象、それは
「妖精さんやん!」
だった。

お花、持ってるし、何なら地に足ついとんのかー?
と突っ込みたくなる(笑)
その頭の冠、フラワーピーポーかな?って。

うんうん、それそれ、
地に足、つかなくってついつい理想論的な考えや
具体より抽象、
論理的思考で網羅より散文でなんとなくカバー、
なんだよねぇ…!

こういう存在も、世が世なら、というか
時代が時代なら重宝されただろうになぁ……と、
縄文文化等の軌跡に触れるたびに思う。

(そういえば昨日ファミマで
「卑弥呼のバケーション」っていうスナックを見つけた。
素敵なネーミングで大人買いしてしまったが、
卑弥呼、バケーション要らないぐらい日々彼女のペースで生きてないと
ちゃんと霊媒できなかったと思うから
周りはそれを支えるのに心を砕き財を投じただろう。
だから敢えてバケーションは要らないんじゃないかな。)


INFPが結婚で地に足を引きずり降ろされたら

地に足、つけたくて無意識に、
早くして結婚して子どもを設けた節がある。

結果、現実に直面する毎日で、
正直しんどい。

今思えば、愛着が不安型な自分は
地に足のついた慎重な思考と知識をもってして
安全基地になってくれる伴侶を選べればよかったのに
って心から思うし、

経済基盤が安定してから子どもを設ければ
産休明けで復帰して母乳が出てるのに泣く泣く混合にして
二人とも保育所に預けたりせず、
三歳神話よろしく育休もしっかりとって
せめて2歳にかかる頃までは肌身離さず育てて
もっと子どもを安心させて
自分自身も寂しくて辛い思いをせずに、
子育てを通して安心することが、
できたのかもしれない。

けれど、それらはたらればの域を出ない。
わたしはそうして15年間子どもを育て、
子どもたちも特性プラス愛着の不安定さのウェイト有の
ヘビースタートを切っている。

今、そこに向き合うしかない。


妖精さんのお給料内訳

…ということで、重たくなってしまったので
この記事を書く主題でもあった、軽い、そして
INFPの苦手な実質の部分(笑)を、書いていきたいと思います。

妖精さんのお給料の構成は、以下の通り。

①正存料(年功序列)
②妖精さん料(出来高制)

①の正存料は、生きていてくれるから、のお小遣いです。
お手伝いや働くことは尊いですが、生きていてくれること、
側に居てくれることがあってこそ。

それ程額は多くありませんが、年齢に応じて、渡します。

②の妖精さん料は、長女と次女が担当する、それぞれ「朝の妖精さん」と「夕方の妖精さん」の出没日数に対して、日給をかけて算出。

(妖精さん料の詳細については、前回の記事を参照のこと)


妖精さん料を誰が計算するか?

ここで課題になったのが、
計算しごとの苦手な私が、妖精さん料の計算を先のばして取りかかれず、
さっぱり給料もといお小遣いの支払いに至らない、という事態。

妖精さん業界、ブラックだね~、ごめんねどうしようねー、と迷っていた時に思いついたのが、

「もう、個人事業主ってことにして、請求書払いにしよう!」でした。
特に小4の娘は掛け算を去年習い、3桁のひっ算かけ算を今年あたり
やっていたはずなので、ちょうどいいはず。

妖精さん制度を運用して3カ月、1カ月目は私が計算し、
2か月目の6月は娘達が計算。7月分が――放置されている。


妖精さんキャンペーンの課題

放置されている小遣い請求をフォローせねばと思いつつ、
苦手感のあるマターはやはり厳しい。

これは、ADHD傾向のある契約元もとい母である私の
実行機能にクリティカルヒットしている、というのが一因だろう。

加えて、妖精さん達は今のところ
与えられた「お皿戻し」というタスク以外の家事に進んで関わる様子が
あまり見られない。

自分で仕事見つけてくれたら、それも請求していいよー
とは声をかけているが、対価をあげればいいってもんじゃないだろう、
と突っ込みたい自分もいる。

理想は、自分から家事をやってくれること。
家事は自分だけじゃなく、家族みんなのためにやるものだから
その負担も、できたら喜びも、分かち合えた方がいい。
(そうじゃないと私がつぶれてしまう)

これは、
私がもっと楽しそうに家事してたらいいんだろうなー、とか
彼女らが何かやってくれた時に、当然と思わずに、めっちゃ笑顔で感謝したらいいんだろうなー、とか
思うところはたくさんある。

そのためには、自分に余裕をつくりたいなー、
対話の時間を増やしたいなー、
と思うけど、
なんだか心身がしんどくて
それどころじゃなくなっちゃう瞬間の方が多くて、
反省しきりだ。


でも、諦めずにやるしかないのだろう。
生活は続いていくし、
娘達はこれから私より長く生きてくはずなのだから。

そのあたりに希望を見いだしながら、
今日も、今週も、乗り切るぞー!


ここまでお読みくださりありがとうございました。
どうぞ静かで平穏な一日でありますように🍀



ただ唯一の望みはね♪
ただみんなで静かに暮らすこと
聞きました?
泣かせるでしょう?
書面のミス等ごめユニコーン♪


ヘッダーはsayanomotoさんの画像を、部分拡大して使わせていただきました。素敵な絵を、ありがとうございます。

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