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うっかり女子の描く、うっかり女子の生きやすい楽園

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どんな世界を見たいのか?発達障害と呼ばれちゃう「特性」をもったひとも、そうでないひとも、お互いおだやかな心で助け合える世界を描きます。「発達障害を讃える文学」を経て「楽園」へ。
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「忘れ物女王」とバーバヤガー

 これは、ある忘れ物をしがちな女の子が、そんな日常のふとしたところでつまづきながら無くし…

Working Class Hero を聞きたくて

WORKING CLASS HERO As soon as you’re born, they make you feel small By giving you no t…

霞柱の季節|相貌失認と、あの雲の名前

脳梁っていうのが、右脳と左脳の間にあって、両者を繋げてくれていると聞く。 右脳は芸術脳、…

家族とは何ね?

子どもとはいいもので、その成長の過程に寄り添わせてもらうことは純粋な喜びを心にもたらす。…

Never. Mind. Time.

「おいしくなーれ、おいしくなーれ、と心の中で唱えるの。時間は、気にしない。あんこをよく見…

楽園では、発達障害も適応障害も才能でしかない🌈✨

発達障害も適応障害も 楽園には、そんなものは存在しない あるのはお互いの得意不得意を埋め…

運命の人は、あなたのなかに

”うつくしくて優しいお姫様は、王子様と幸せに暮らしました” 的な幸福論は、思いのほか市民権を得て流通していて、じぶんもそいつにやられた一人で、まだ残り香のようなものにほだされている部分があるな、とふと思った。 お姫様の条件を、人が喜ぶように振る舞い、装う、というとこに照準を定めてしまうと、おかしなことになる。「お姫様」の見た目やアクションは、周りの人を魅了するけれど、それが「万人受けするお姫様」像を演じたからじゃない、というところがミソだと思う。その人らしさを体現していっ

不登校シリーズその②「何をがんばってきたんだろう?」坂の上の雲の、その先

 「学校いきたくない」を通過中の次女(小1)が、「今日はがっこうへいく」と言うので、一緒…

「いっぽ、ふみはずしてごらん」

 は、長女が5歳のときの名言。おそらくどこかで聞きかじった「一歩、踏み出してごらん」を言…

[不登校]登校できないんじゃなくて、登校しないという選択

7歳の娘が「学校、行きたくない」と言い始めて二週間ほどになる。不登校できたてほかほか、ホ…

わたし、詩(うた)が好き

 『竜とそばかすの姫』を観たのは、9月のことだっただろうか。  主人公の女の子を通して、…

【書記の文】陰陽の螺旋

女性性に降伏できない男性性に想い巡らしていたら、降りてきた詩編です。どうか、すべてのひと…

境界

 思えば今はいろいろな面で境界にいるのだろうな。それは給与天引きで税金を払うか確定申告で…

火の神に神楽を、天使にラブソングを…♪

生活は神事だと思うのです。 水場には水の神さまがおわしまし、 火気を扱えば火の神さまの力を借り、 土地を歩き土地に立つ家で暮らせば地の神さまと交わる。 それらへの敬意として掃除があり 床を掃き清め、 表面を磨き清め、 水神さまには花を 火の神さまには香を 地の神さまには金を 捧げ奉る。 それなしにそこに住んでいると気持ちのわるい感覚を、 この数年、抱くようになっていました。 そうして、それを習慣としてゆくと 場所場所の神さまが何かの時に味方してくれる そんな経験を、