仕事の本質とは

何のために働くのか

昨日、久々に泣いた。

久々に泣いた自分に本当にびっくりした。働いていると感謝していただくことがあったり、色々とご協力していただける時がある。お客様のために自分には何ができるのか、何がお客様のためになるかをずっと考える。
それが重要なんだと昨日改めて感じた。僕がやってきた8年間のトレーナー人生は間違っていなかったと改めて感じ、その方々への感謝の意味で昨日泣いた。感謝していただけるほど何かを提供できたかといえば自分ではわからない。でも、そこに評価していただけるお客様がいて、そこにお互いが感謝するという感情が芽生えていることが何より嬉しかった。

“仕事の本質は人に喜んでもらうこと”

これが仕事の本質だと以前にもまして強く思うようになった。この部分が仕事の核になっている人は本当に強い。そしてモチベーションが他者に向いているからこそ簡単には諦めない。モチベーションは上がるが下がることはない。常に仕事に燃えている。何をもって成功なのかはわからないが、仕事に誇りをもって仕事をしている人はこの要件に合致している人が多いと、28年の短い人生ではあるが感じている。その点に関して言えば両親が一番の見本だったのかもしれない。親父が身体を壊すまで飲食業を生業としていた両親を見て育った。そのためか会社員で働くイメージが当時からできなかったのかもしれない。

印象的なのは両親の接客。今思えば採算とか考えていたのかというくらい量が多い。そして場所柄なのか学生、建築関係の人が多い店だった。成長期真っ盛りの学生はよく食べる。建築関係の兄ちゃんも同じだ。そのお客様に山盛りご飯を見舞う。要求されればおかわりもお金を取らずに食べさせていた。“もっと食べるか!?”ってよく聞いていたのが印象的だった。母親は韓国人で僕は日本と韓国のハーフとして生まれた。当時から感じていたのは韓国に帰ると飯を食わされる。自分は食わないのに人に食べさせることが好きな国民性なんだと当時から感じていた。だからなのか母親は振る舞うのが好きで、店でも変わらない接客だった。採算度外視の経営でも長年お客様に来店していただいたのはその両親を寮母みたいに慕ってくれた方々のおかげだ。次に来店するときには友達、同僚を連れて来店するから顔なじみがどんどん増える。また同じように両親は接客し、“ごちそうさま!”って店を出る。それを身近に感じられたのは幸せだ。

僕の中ではこの考えは自分の仕事軸に影響している。人のために何ができ、何をしてあげられるかを必死に考える。

“人に喜んでもらうために仕事をする“

それを改めて昨日強く感じた。


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2NE


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