話せなくても、伝わる
ノンバーバル・コミュニケーション。
実は、昨日の投稿で思い出した話があった。
今回は、そんなお話。
まずは、昨日の記事から↓
ここで、一番最初にブランチでパン屋さんに行った時のお話。
わたしは、ケースに入っているパンたちを眺めながら王道パンや食べたことがないけれど今食べてみたい!というパンを選んでいた。
すると、そこに外国人のご夫婦が割り込んできた…。
(恐らくフランス語っぽい発音で話されていたので、フランスの方かな…?と思っている)
そして、奥様が何とおもむろにケースを開けて素手でパンを取ろうとしていた……。
わたしが真横でトレーとトングでパンを取っているにもかかわらず、だ。
思わず、奥様を「(えええ!?)」と見てしまったわたし…。
奥様もそれに気付き(多分わたしが相当な顔芸だったのだろう。笑)、わたしを見て
「No??(この取り方だめ?)」
と仰った。
わたしは、一応高校では英語専門コースに通っていたものの高校で完全に英語嫌いになった為、現在英語力皆無状態…。
どうしよう!?と思ったわたしは、まず
「(No!No!!(=そう素手はダメなのよ!))」
と困り顔で思いきり顔を縦に振った。
けれど、奥様はパンが欲しい…でも素手で取れない…という困り顔。
そこで、わたしは文法のなっていない英語で
「トングとトレーがあっちにあるよ!(英語)」
と奥様に話してみた。
その際、言葉が通じなかったらまずいと思いトレーとトングをアピールしながら、それらがある場所を指で示した。
すると奥様は理解されたらしく、笑いながら
「Thank you.」
と仰った。
通じてよかったとホッとすると同時に、拙い言葉でも表情やジェスチャーというノンバーバルの面でも相手に伝わるものがあるのだということに気付いた。
その後、奥様はご主人に
「これでパンを取るのね〜」
みたいなことをフランス語のような言語で話され、レジに行った時は英語とほんの少しだけ日本語も駆使されてレジを担当していた店員さんと会話をしていた。
(多分テイクアウトか店内飲食かとか、袋はいるか要らないか?とかの話。)
あのまま素手で商品を取られていたとして、わたしも見てみぬふりをして…なんてことをして万が一食中毒が出たりしたら大事になる。
そんな衛生面のことを考えて、咄嗟に取った行動で色んなことに気付けたのは良いことだった。
言葉で通じなかったとしても、表情やジェスチャーで伝えようとすること。
ノンバーバル・コミュニケーションでも伝わるものが、ちゃんとある。
相手に何かを伝えようとすることの大切さに気付けた休日のひととき。
生きている間は、全てが学びと気付き。
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