腹を割って話すこと

お互いを知るということ。


ずっと、ずっと、言うかどうするか悩んでいた。

ともすれば、わたしが腹を割って話すことで誰かを…大事な人を傷付けることになるかもしれないから。

わたしだけが、我慢すればいいと思って我慢していた。

だけど、今回だけは言ってみた。
それだけ、わたしにとっては許しがたく気持ち悪い出来事だったから。
あの場所を穢されている感じがしたから。
それが、どうしても、わたしには許せなかった。

それだけ、わたしとってあの場所はかけがえのない場所だから。

ある程度お互いのことを知れていたからこそ、ここまで話せたんだと思う。

「もちろん、ここだけの話にするから。」
「それは辛かったよね…我慢したんだね。」

その言葉がありがたかった。
だからこそ、許せない気持ちを吐き出した。


なぜ【そう思った】のか。
なぜ【そういう行動に踏み切った】のか。
点と点を、線で繋げた。

そうすることも、わたしが区切りをつけるために必要なことだと思った。
こうやって、腹を割って話せる人がいて、気持ちに寄り添ってくれる人がいてくれて本当に救われた気持ちになった。


腹を割って話すことは、自分の身を、こころを大きく削ること。
だけど、お互いの本心を知り合えることのできる貴重な時間。

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