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リーダーになるための「3つの努力」。まもなく入社3年の若きチームリーダーが振り返る自身の成長と、リーダー就任までの挑戦の軌跡

今回のインタビューは、2020年8月入社の遠藤さんです。入社3年を待たずチームリーダーに抜擢された遠藤さんですが、本人曰くリーダーへの抜擢は「戦略と努力の結果」だそう。そんな遠藤さんに、自身から見たチームについて、そしてリーダーになるための「戦略と努力」について詳しく語ってもらいました。

<プロフィール>
名前:遠藤 真(えんどう まこと)
生年月日:1996年5月21日
趣味:読書、漫画、アニメ、散歩
MBTI診断:ISTJ(管理者)
入社時期:2020年8月

■自己紹介

-ご出身はどちらですか?

生まれは東京都の多摩市です。ただ、小さいときに静岡県東部の長泉町というところへ引っ越したので、東京に住んでいたという記憶はほとんどありません。

-学生時代はどんなことをしていましたか?

静岡県の子らしく小学生の時からずっとサッカーをやっていて、高校の部活引退まではほとんどサッカーしかやっていませんでした。成績はあまり良くありませんでしたが、部活引退後の短期集中的な努力と運を味方につけたことによってなんとか大学には合格しました。

大学に入ってからは居酒屋でアルバイトを始めましたが、大学の友人よりもアルバイト仲間と共に過ごすことの方が多く、普通の大学生はもちろん、声優を目指している人や自転車で日本一周をしている人などタイプの異なる様々な人がいて、自身も大きな影響を受けました。

-とくに影響を受けた人物はいますか?

先述の自転車で日本一周をしている人は、今までの人生で出会った方の中で一番自由に生きていると感じた人でした。

それまでは自分の人生に対して「良い大学に入って大手企業に就職する」というイメージしか持っていませんでしたが、他の選択肢を探し始める良いきっかけになったと思います。

-休日はどのように過ごしていますか?

散歩や映画鑑賞・読書とかなり一般的です。
最近はアニメを見ることが多く、こち亀の「檸檬の父親参観日」という話が印象に残っています。

■前職と転職のきっかけ

-以前は飲食店で勤務されていたそうですね。

ちょっと高級な焼き肉屋さんでホール社員として働いていました。接客以外にも、飲料在庫の管理・発注、集客媒体の管理、アルバイトスタッフの評価・育成など、幅広い業務を任せていただいていたので結構多忙にしていました。

-飲食業界を志した理由はなんですか?

きっかけは飲食店で働くのが楽しかったという単純な動機でした。また当時は独立したいという意欲が強く、勉強不足も相まって独立のイメージがある程度掴めるのが飲食業界だったからです。

-苦労したことや大変だったことはありますか?

アルバイトスタッフのOJTやモチベーション管理が最も大変で、最も力を入れていたと思います。
飲食店ということもあり社員だけで運営することは難しく、とはいえ接遇が大事なお店だったので、アルバイトスタッフにも社員と同等の技術・知識を身につけてもらう必要がありました。接客時の言葉遣いから厨房でのオペレーションまで、いろいろな事を覚えてもらうのが大変だったと記憶しています。

-現在はセカンドラボでも後輩社員のOJTをされていますよね。

今にして思えば、飲食店時代の相手がアルバイトだった点がセカンドラボでのOJTに最も生きていると感じています。

アルバイトスタッフはモチベーションの方向や強さが人によって極端に異なるうえ、性格なども千差万別。なのでOJTとしては、常に相手がどんな人なのかを読み解きながら、かける言葉の強さやペース、言い方などを調整していく必要がありました。

セカンドラボで担当した後輩も基本的に何を考えているのか読みにくいタイプだったので、前職で身につけた柔軟性に大きく助けられました。

-転職しようと思ったきっかけを教えてください。

実は前職を辞めてから、しばらく実家で祖父母がやっている農業の手伝いをしていました。
そろそろ飲食業界に戻ろうかと再就職を考え始めたタイミングで、ちょうど新型コロナウイルスが蔓延してしまって…。飲食業界に戻ることは難しいと感じ、新しい選択肢を探そうと転職活動を始めました。

■転職活動~セカンドラボ入社まで

-希望していた業界や、セカンドラボを知ったきっかけは何ですか?

登録していた求人サイトでスカウトをいただいたことです。就職する業界は特に決めておらず、IT、インフラや部品メーカーなど、様々な業界の会社を受けていました。職種は未経験から始められる会社が多かったことから営業職がおのずと多かったです。

■業務内容

-現在の担当業務や所属チームについて教えてください。

コメディカルドットコムの病院チームで、新規開拓営業、クライアントの対応、チームメンバーのマネジメント、チームの目標や施策の検討、メンバーからの提出物の添削など幅広い業務に携わらせてもらっています。病院チームでの業務以外にも広告運用に関する業務や、サイトのカスタマイズにも随時かかわっています。

病院チームでは以前は最年少でしたが、1年前に初めて年下のメンバーが入社しました。病院チームは全10名で構成されていますが、メンバー全員が20代と、他のチームに比べると年齢構成が若めで歳が近いのが特徴です。

-遠藤さんから見て、病院チームはどんなチームですか?

ひとりひとりが自分の意見をしっかり主張するチームだと思います。人数が他のチームよりも少ないので、MTG等でも1人あたりの発言の機会が多いんです。その分、メンバーひとりひとりが当事者意識を強く持ってくれていると感じます。
各個人の意志がしっかりしているので、メンバー自身の目的とチームや事業の目的とが一致した時に大きな推進力が生まれるのがチームとしての強みです。
なのでリーダーとしては、個々人の溢れるモチベーションをいかにチームや会社の目的達成につなげていくかが課題であり、腕の見せ所だと思っています。

-業務のやりがいはどんなところですか?

自分の業務に対する裁量が大きいところです。

先ほど少しお話したように、入社してしばらくはOJT担当の先輩社員に教わりながら営業などに取り組みます。
ですがそこからは社員によって担当する業務も様々で、業務自体にも決められた進め方はありません。

なので、自分自身で目標を設定し、それに対してどのように業務を進めていけば目標を達成できるのか、また効率が良いのかを常に考えながら行動していけるところにやりがいを感じます。

-裁量をもって業務に取り組む中で、特にやりがいを感じた思い出はありますか?

入社してそろそろ3年になるので、裁量を持って働いているという自覚自体は薄れてきているように思います。
社外の友人などと話すと「え、そんなことまでやってるの?」と驚かれることが多いのですが、それがセカンドラボだと当然のように行われているので。

そんな中でも、今までよりも任せてもらえる領域が大きくなったぞと感じる場面がたまにあります。
例えば社外のエンジニアの方とサイトのカスタマイズ等について打ち合わせを行う際、以前は上席が間に入ってやりとりを行っていたのですが、ある時から直接エンジニアの方とのやりとりを任せてもらえるようになりました。

当然、やりとりに求められるアウトプットのレベルは今までよりも高くなるのですが、一定のレベルへ到達したことを認められたという自己重要感の高まりを感じました。

-入社後、苦労したことはありますか?

主に2つあり、1つ目は業務の内容自体がめまぐるしく移り変わっていくことです。2つ目はそんな状況の中で、まだやり方が確立されていない(=誰にも教えてもらえない)新しい業務についても、やはり一定の成果を求められることです。

ただ、先輩が周りにいて困ったときには相談に乗ってもらえます。1人で行う業務が多いですが、つまずいたら周りにフィードバックをもらって前に進めることができる環境です。

-入社してからを振り返って、特に成長できたと感じる点を教えてください。

「問題が起きたら、原因に関する仮説を立てて、解決策を考え、実行する」という一連の流れが自然にできるようになってきたことです。

学生時代から、言われたことを言われたとおりにやることは得意でしたが、セカンドラボに入社してからはそれだけではビジネスマンとしての価値はないという事実を突きつけられました。
次第に「この問題はそもそも何が原因なのか」「それに対する解決策はこうではないか」などと自分の頭で考えるようになりました。

それがたとえ間違っていたとしても、あらかじめ自分の頭で考えることで先輩社員からのフィードバックで得られるものの質が全く変わってくるので、これからも「まずは自分で考え抜く」という姿勢は継続していきたいです。

■リーダーになるまでを振り返って

-もともとリーダーになることを目指していたのでしょうか。

最初から目指してはいたのですが、リーダーへのイメージがより具体的になったのは、元々在籍していた介護チームから病院チームへ異動してからです。

当時の病院チームは2人いたリーダーがそろって抜けたタイミングだったので、メンバーにもチームの方針などについて意見を求められることが多かったんです。実際、異動してすぐに半強制的にチームの方針策定に参加させられたりしました。

もちろんそれまでも「言われたことをやれば良い」などとは考えていませんでしたが、異動をきっかけにチームのことを考える機会が一気に増えたおかげで、チーム単位の成果に対する当事者意識がかなり高まったと思います。

-リーダーになるためにどのような努力をされましたか?

大きくは3つあります。

1つめは、物事の伝え方のレベルを上げること。
特に上司への提出物については、誰が見てもわかる文章で書くこと、なるべくシンプルな論理構成で伝えることをいつも意識していました。

2つめは、リーダーになる前からそうであるように振舞うこと。
個人的には「役職を与えられてからふさわしい振舞いが身についていく」のではなく、「もともとそういう振舞いをしていた人に役職が与えられる」のだと考えています。

でも、全然ダメなやつが偉そうにしていたらむかつきますよね。だからリーダー的な振舞いを続けるためには、自分の業務のレベルや内容を常にアップデートする必要があります(そうしないとすぐに居心地が悪くなってしまうので……)。

そのようにしてリーダーらしい振舞いが板につくまで、できないなりに背伸びを続けていくことで、おのずと実力・ポジションともに理想に近づいていけた気がします。

3つめは、自分の上司の仕事を減らすように動くこと。
現実的な話、上司が出世しないとそのポジションは空きません。なので上司に成果を上げてもらうために、上司が自由に使える時間が増えるようサポートしようと考えました。
具体的には、上司が今どんな仕事をしていて、どういう仕事を手伝ったら助かるのかを常に考え、力になれそうな部分を見つけたら自分から声をかけ、手伝うようにしていました。

-役職が変わっていちばん大きな変化はなんですか?

忙しいです。(笑)

■今後について

-遠藤さんが思う「セカンドラボ」とは?

スピード感がある会社です。意思決定も求められる業務のスピードも早いというのは特徴的かと思います。

たとえば先述のサイトのカスタマイズに関して、私が企画書を提出してから10分で実装が決まり、エンジニアへの依頼の準備が始まったこともあります。

-今後の目標を教えてください。

リーダーとしては、組織をより効果的に動かすために人を育てられるリーダーになりたいと思っています。組織で動けるという点がいちメンバーとリーダーとの一番の違いだと思うので。

また、より高度なサイトのカスタマイズやプロモーションなど、事業の拡大に貢献できる業務については、アサインのチャンスがあれば積極的に手を挙げていくつもりです。

-どんな方と一緒に働きたいですか?

「まずはやってみよう!」という姿勢をもって働ける人と一緒に仕事をしたいです。医療・福祉業界、営業のいずれか、または両方が未経験の方がほとんどだと思いますので、失敗を恐れない姿勢を持っていると馴染むのも早いと思います。

私自身は失敗を避けてきた側だったので、最初は結構大変だったと記憶しています。

-最後に、転職活動中の方や応募を悩んでいる方へ一言お願いします!

私自身、未経験から入社したので、自身の経験を気にする必要は全くないと思います。失敗を含めて若いうちからいろいろな経験ができる環境なので、成長意欲の高い人にはピッタリの職場だと思います。

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