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「困ったら横山さんに」と言われる存在を目指して| 元大手新聞記者が語る、課題解決プラットフォーム「2ndLabo」で叶えたい未来とは

今回インタビューに答えていただいたのは、元大手新聞記者の横山さん。
サッカー一筋の青春時代から、過酷な記者時代を経てセカンドラボへ入社。

「ビジネスマンとしてのスキルが皆無だった」と語る横山さんですが、今では新規事業チームの中心メンバーとして活躍する人材に。
今回はそんな横山さんに、セカンドラボへ入社してからの変化や、新規事業「2ndLabo」について詳しく聞いてみました!

■プロフィール

名前:横山 洋介(よこやま ようすけ)
趣味:海外サッカー観戦、オードリーのラジオを聞くこと
入社時期:2020年11月

ー まずは横山さんについて簡単に教えてください。 ご出身はどちらですか?

高校まで山形県で過ごし、大学生になって宮城県の仙台へ引っ越しました。
なぜか当時は「とにかく東京に行きたくない」という謎のこだわりを持っており、心配した親から「1つでいいから東京の大学を受けて」と懇願されたことを覚えています(笑)。

ー 横山さんはサッカー少年だったと聞きました。

学生時代はまさにサッカー一色でした。
小学3年生で始めてからすぐに夢中になり、毎日家の目の前でリフティング練習をする日々。まさにボールが友達でした。
小中高に加え大学でもサッカー部に加入したので、「サッカーする→寝る」を繰り返していたら人生が過ぎ去っていきましたね。

社会人になってからはサッカーをする機会こそ無くなりましたが、今度は海外サッカー観戦にハマりました。やはり僕の人生において、サッカーが占めるウエイトはかなり大きいようです。

ー 学業の面ではどうでしたか?

歴史好きだったこともあり、大学では人文社会学科という学科に在籍していました。
経済学部や経営学部に入っておけば就職する時に便利、なんていうことも知らず、ただ自分の興味の趣くままに受験した当時の自分はつくづく世間知らずだったなと今となっては思います(笑)。

■新聞記者時代

ー 次は前職についてお伺いできればと思います。前職は新聞記者だったそうですね。

はい。
大手新聞社の記者として、ネタ探しから取材、撮影、記事の執筆まで行っていました。

ー 業務内容について、もう少し詳しく教えてください。

最初は長野の支局に配属となり、災害や街で起きた小さな事件の取材を担当していました。
この手の情報は警察に取材して手に入れるのですが、これは新卒が最初に行う登竜門のような業務ですね。

同様の業務を2年ほど担当した後に異動があり、扱うテーマは事件、行政、スポーツなど大きく広がりました。ちょうどコロナ流行のタイミングと重なったこともあり、大学病院の医師へ取材をする機会も増えたのですが、今となっては現在の業務に役立つ貴重な経験だったと思います。

ただ、新たに配属された部署はなんと僕一人だけ。
僕一人しか動ける人がいないので業務量は膨大になり、「もはや職場が自宅なのではないか」と思うほどの毎日を過ごしていました。

ー なかなかに壮絶ですね...。中でも大変だったことはありますか?

数えきれないほどありますが、鮮明に覚えているのはある台風の夜ですね。

台風の影響で橋が決壊するかもしれないとのことで、深夜2時ごろに現地の写真を撮りに行ったんです。
当然危ないので現地にいた警察に「近づかないで!」と怒られるのですが、「1枚だけ!」と断りを入れながら激しい雨風の中写真を撮りました。
当時は無我夢中でしたが、今思えばなかなかに刺激的な体験だったと思います。

ー 新聞記者として働き、どんな経験を得ることが出来ましたか?

コミュニケーション能力、傾聴力が身に付いたかなと思います。

在籍していた約3年半でたくさんの方へ取材を行ってきましたが、中には気難しい人だったり、何を考えているのかわかりづらい方もいらっしゃいました。

そういった人たちに対して、「どうやったら話してもらえるか」「どうやって懐に入るか」を常に考えながら仕事をしていたので、対面のコミュニケーションにおける技術はある程度身に付けられたのではないかなと思います。

■転職について

ー 転職のきっかけはなんでしたか?

業界として先が見えなかったというのが大きな理由でした。
新聞記者はもともとハードな仕事ですが、全国紙では地方の人員が減らされる傾向にあり、各社員の業務量が増えつつありました。
そんな環境に身を置いていたこともあり、「これから成長が見込める業界に行きたい」という気持ちが徐々に強くなっていったんです。

ー そこから医療福祉業界に飛び込むんですね。その他に転職の軸はありましたか?

正直に言うとあまりこだわりは無く、未経験からでもビジネスマンとしての基本的なスキルを身に付けられそうな会社を探していました。

新聞記者という仕事柄、一般的なビジネスマンとしてのスキルが皆無だったので、そんな自分でも受け入れてくれる場所があればいいなと思っていたところ、セカンドラボと出会いました。

■業務内容~ 2ndLaboとは ~

ー 現在の業務内容を教えてください。

医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」の企画・運営を行うチーム(以下ラボチーム)に所属し、課題を抱える医療福祉施設に解決策を提案する「コンシェルジュ」の役割を担っています。
その他、サイト内に掲載しているコラム記事の執筆も担当しています。

ー 2ndLaboとは、具体的にどのようなサービスなのでしょうか。

悩み・課題を抱える医療福祉施設に対し、解決可能な製品・サービスをご案内するサイトです。
医療福祉施設からのご相談に対して、専門知識を持つ社員(コンシェルジュ)が間に入り、入念なヒアリングを行ったうえで最適なサービスをご提案しています。

※2ndLaboのサービスページはこちら

ー 医療福祉施設は、具体的にどのような課題を抱えているのでしょうか?

業務のDX化から人件費削減、クリニックの集患対策まで、事業所によって抱える課題は様々です。
例を挙げるなら、「紙カルテから電子カルテへの入れ替えをしたい」「介護ロボットを導入したい」「シフト管理を効率化する方法を探している」などですね。

ただ、同じような課題であっても、どんな製品・サービスを導入すれば良いかは各事業所の状況によって異なります。
そのため、事業所にとって最適な提案ができるよう、日々各種製品・サービスに関する勉強や最新情報のキャッチアップは怠らないようにしています。

実際ご担当者様からは「こんな解決策があったんだ」「想像以上に導入コストを抑えられた」というお声をいただくことも多く、製品に対する専門知識の重要性とサポートする意義を感じます。

ー 医療福祉業界は未経験だったんですよね。最初は大変だったのでは?

大変でした(笑)。
医療福祉関係の知見は全く無かったので、最初は取り扱う分野の製品・サービスに関する知識をひたすら頭に叩き込みました。

ありがたかったのは、そんな駆け出しの自分にもがっつり場数を踏める環境をいただけたことです。
そのおかげで、インプット→実践→改善という流れを高速で回すことができ、成長につながったと思います。

また、その過程で身に付けた知識や経験を、執筆を担当しているコラム記事に反映することもでき、良いサイクルが回せていたと思いますね。

ー コラム記事の執筆業務についても教えてください。どういった点を意識して取り組んでいるんですか?

2つあって、ひとつは僕が書いた記事を読めば読者が検索を終わらせられること。
もうひとつはコンシェルジュ業務の経験で得られた、自分にしか書けない情報を盛り込むことです。

記事を閲覧しているということは、その人はその記事のテーマについて何かしら知りたいことだったり悩みがあるということですよね。

しかし、その記事に必要な情報が載っていなければ、読者は再度ネット検索して自分の悩みを解決できる違う記事を探さないといけません。

僕が書いた記事ではそういったことがないように、読者にとって必要な情報をきちんと網羅すること、具体的な情報を記載することを意識して記事を作成しています。

加えて、オリジナリティのある記事を作成するために、コンシェルジュ業務の経験から得られた実際の課題解決事例など、自分にしか書けないことを盛り込むという点も意識していますね。

ー ラボチームはかなり多様な業務を行っている印象ですが、いかがですか?

そうですね。2ndLabo自体が立ち上げて間もないサービスということもあり、入社当初から今日まで、業務内容は目まぐるしく変化していきました。

自身の業務内容だけでなく、2ndLaboのサービス自体も、全体の方針からどのようにして収益を上げるかまで、あらゆる要素で思考錯誤を繰り返し今に至っています。
その過程で営業、マーケティングなど幅広い領域の業務にチャレンジ出来たのは貴重な経験でした。

ー セカンドラボに入って、成長出来たと感じる点は?

ビジネスパーソンとしての普遍的なスキルは身に付けることが出来たと思います。
右も左も分からない状態で入社しましたが、先述した幅広い経験を経て、ようやくまともなビジネスマンとしての会話が出来るようになったんじゃないかなと思っています。

ー元新聞記者から見る、医療福祉業界の印象は?

想像以上に人手不足が深刻だなと感じますね。
人材がなかなか定着せず、スタッフが頻繁に入れ代わってしまうとノウハウも蓄積されにくいので、提供するサービスの質も属人化してしまいがちです。

そこで必要になってくるのがDX化による業務効率アップだと思います。国や行政も補助金などを使ってDX化を推し進めようとしていますが、病院や介護施設によって使っているシステムやサービスがばらばらなので「これをやればOK」という万能の解決策はありません。
そのため、まずは僕たちがお客様一人ひとりの声をしっかり聞いて、1事業所単位からでもDX化・業務効率化を叶えていくことに意義があると思っています。

■最後に

ー 横山さんの今後の展望、目標を教えてください。

まずは、医療機関や介護施設の皆様に、「困ったら横山さんに相談すればいい」と思われるような存在になりたいです。

他業界からの転職でしたが、未経験からこれだけやりがいのある業務に携わることが出来てとても嬉しく思っています。今後は日々のインプット量を増やしてより専門性を高め、自分の大きな武器にしていきたいですね。

また、新規事業という性質上、経験したことのない業務を数多く担当しましたが、その分成長のスピードも早かったように思います。入社前に考えていた「どこに行っても通用するビジネスマン」に着実に近づけていると思うので、これからも挑戦を続けていきたいです。

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