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元看護師からセカンドラボへ。入社の決め手は「医療業界の力になれる」と確信したから。採用面接やOJTなど幅広く活躍中の2年目社員へインタビュー!

今回インタビューに答えていただいたのは、2年目社員の小口さん。
東京大学医学部を卒業後、大学病院の病棟看護師として勤務した後に転職を決意し、セカンドラボへ入社。

現場にいたからこそ感じた業界の人材不足、DX化の課題。その二つを解決し業界の力になりたいと入社し、今では採用面接やOJTなど幅広く活躍中。

今回はそんな小口さんに、医療業界の現場にいて感じた課題や、今後社内でやっていきたいことについて詳しく聞きました!

<プロフィール>
名前:小口紗穂
生年月日:1998年4月8日生まれ
趣味:ダンス、韓国語の勉強、ドラム
MBTI診断:ESFP(エンターテイナー)
入社時期:2023年4月

■セカンドラボに入社する前

ー まずは小口さんのこれまでの歩みを聞きたいです!中学~高校ではどのような生活を送っていましたか?

中学・高校は部活でダンスに明け暮れていました。
球技や陸上は体力のない自分には難しいなと思って消去法でダンス部を選んだのですが、やってみたら凄くはまりました。

ジャンルはHIPHOPやJAZZで、文化祭や夏の大会に向けて練習に励み、高2から副部長も務めていました。
社会人になった今でもダンスを趣味として続けており、月4回ダンススクールに通っています!

3年生になり、ダンス部の活動を終えてからは受験に集中し、「進路の選択肢を広く持っておきたい」という理由で、大学2年生の前半まで学部選びを検討できる東京大学を選びました。

ー 大学生活についても教えていただきたいです!

大学入学後もダンスを続けつつ、大学1年生の時には医療系のゼミに入って勉強したり、
第2外国語で選んだ韓国語の勉強にはまり、沢山授業をとっていました。

元々は教育分野に興味があったので、最初から看護の分野に行こうとは全く思っていなかったです。
そもそも看護系の学科があるとは入学するまで知らなかったのですが、大学1年の時に必修の単位を埋めないといけなくて、何となく医療系のゼミに入ったことがきっかけでした。
当時は医師の過労死の問題を取り扱っており、医療従事者の労働環境に関心を持つようになりました。

そこで大学3年以降は健康総合科学科に進学し、看護の勉強や実習を頑張っていました。
2年という短い時間で必要な単位をとり、実習に行き、卒論に取り組み、国家試験を受け…と濃密で、特に病棟実習がハードでしたが、学科の皆と励まし合って乗り越えたのはいい思い出です。
今も学科の同期とはご飯に行ったり、仲良しです!

■前職と転職のきっかけ

ー実習はハードだったとのことですが、看護師の道を選んだのですね。

看護師としてまず現場で働こうと思ったのは、病棟実習の時の指導者の方に影響を受けたからです。
「看護ってすごい。自分もこんな風に深い知識や技術、言葉を通して目の前の人を助けられる人になりたい」と感じました。

ー実際に看護師になってから現場で感じた課題はありましたか?

最初に感じたのは、医療業界の人手不足です。
大学卒業後、新卒でそのまま大学病院の看護師になり、病棟看護を担当していました。
入職したのが2021年と丁度コロナ禍であり、コロナ病棟では見切れないため一般病棟にもコロナの患者さんが入院していたような時期でした。

その分人員が必要であることに加え、看護師がコロナになると2週間休まなければならなかったので、常に人員不足を感じていました。
出勤できているスタッフの負荷が増大し、夜勤を月に最大8回やったり。
私も心身ともに疲弊してしまっていました…。

また、個人的には看護師の大多数が女性であるため、妊娠・出産というライフイベントで業務に穴があいてしまうことが他業種より多いのではないかと感じていました。

勿論、子育てしながら夜勤もしているスーパーナースさんもいましたが、子育て中だと夜勤ができない・時短勤務になるケースが多いです。
その分、スタッフを増やせればベストですが人員不足・人件費の問題のためそうもいかない。
結果、一部のナースに負荷がかかってしまうということもあるなと。

ー ありがとうございます。人手不足がまず課題として挙がりました。人員以外ではどうでしょうか?

DX化についても課題を感じていました。
例えば他の病院からの転院を受け入れた時の診療情報提供書、看護サマリーなどやり取りは紙ベースです。患者さんを通して紙で受け取ります。
入院時の薬の情報もお薬手帳や患者さんが持ってきた薬袋の情報を直接薬剤師さんが電子カルテに入力していました。

複数の医療機関で情報をスムーズに共有・活用できる仕組みがあればいいのになとも思っていました。
ただ、働いていた時は業務に忙殺されて余裕がなく、そのような課題意識を抱くことすら難しかったです。

ー 看護師から転職するきっかけは何でしたか?

体力的にこのままずっと看護師を続けるのが難しいと感じ、一旦リセットしようとの思いで仕事を辞めました。

医療業界の力になりたいという気持ちは変わらず持っていましたので、それが実現できる仕事を探しました。
自分の中で医療福祉は官のイメージが強かったので、当初は医療福祉の分野の公務員を考えていたのですが、民間の分野からでも業界に携わることはできると大学の後輩から何気なく言ってもらって、民間企業も見るようになりました。

■入社~今後について

ーセカンドラボに入社を決めた理由を教えてください!

スカウトを受けてお話を聞く中でセカンドラボが、先ほど話したような、私が実際に感じていた業界の課題を解決するサービスを展開している会社だと知りました。

採用費削減(コメディカルドットコム)や医療業界の業務効率化(2ndlabo)は間違いなく医療現場の力になれると思ったので、入社を決めました。

また、リクルートしてくださった方の柔らかく落ち着いた雰囲気も印象的でした。

ー入社に向けて不安だったことはありますか?

前職が看護師でビジネスの経験が全くなかったため、特に営業で結果を出せるかが不安でしたが、入るからには「絶対やる!」という覚悟をもって入社しました。

当時は女性のビジネス職は少なかったのですが、特に心配はなかったです。
産休を取得する社員が初めて出る時期と伺っていて、ベンチャー企業としてそういうフェーズなんだと受け止めていました。
今はビジネス職の女性社員も以前より増えたので、嬉しく思っています。

ー小口さんの現在の業務内容を教えてください

営業やクライアントのサポートをメインにしつつ、OJT、採用面接、コンテンツ制作、サイトの機能改善、LPリニューアルなど少しずつ挑戦させてもらえることが増えてきました。

そのような中で自分がどのように価値を発揮できるのか、ポジションを創出していけるかという視点を常にもって業務に取り組んでいます。

ー今後力を入れてやっていきたいことはありますか?

キャリアの面で、今後自分にライフステージの変化がある前に「替えの利かない人材」になっていたいと思っています。

特に、「人に何かを分かりやすく伝えること」「協同してやり遂げること」が好きなので、社内の人材育成の分野に携われたらと思っています。
ちょうど自分が入社してからの1〜2年で、セカンドラボは新入社員の育成により力をいれるようになってきたと感じています。

背景としては、主力事業であるコメディカルドットコムが業界シェアを拡大し安定した利益を生み出せるようになって、
会社・社員の成長へ時間とお金をこれまで以上に投下できるようになったことがあるのかなと思います。

社員の成長を会社が後押ししてくれているタイミングだからこそ、さらに会社の人材育成分野を推進していきたいです。

ー人材育成に関して、具体的に「これをやろう!」と考えていることはありますか?

アイデアベースではありますが、現在はOJTを通して新入社員に教えている営業や求人原稿作成などについて、社内研修の企画と実施も行うことで体系的に仕事を覚えやすくしたいなと考えています。

また、社員一人ひとりがキャリアプランを持ち、夢や目標に向かって実績を積んだり、自分を磨いていけるような仕組みを作りたいです。

たとえば、キャリアプランを描けていない社員に向けて、社内で活躍している人がこれまでどういうスキルをもってどのようなキャリアを歩んできたのか整理し、共有する機会をつくるのも良いかなと。
会社や先輩社員が一緒に考え、社員一人ひとりのキャリア実現をサポートしていく体制を作るのも面白いなと考えています。

このような、人材育成の部分をもっと制度化できるようになったらと思っています。

ーその実現のために、実際に挑戦していることはありますか?

まずは自分が仕事を任せてもらえるような社員、一緒に仕事をしたいなと思ってもらえるような社員として、信頼される人でありたいと思っています。
そのために、当たり前のことではありますが自分の仕事は責任をもってやり遂げること、周囲とのコミュニケーションを欠かさないことなどを意識しています。

また、今年からOJTを担当しているのですが、新卒の被OJT社員と週1回1on1を行っています。
理由としては昨年の自分が、先輩と業務の課題や悩みなどこまめに相談できる、まとまった時間を持ちたいなと思っていたからです。

後輩は「先輩忙しいだろうな」と思って自らは持ち掛けにくいかと思ったので、まずは場を設けて何でも話せる環境・関係性を作っていくのが大切なのかなと考えて、とりあえずやってみているという形です。
肝心の1on1の効果については被OJTからどこかのタイミングでフィードバックをもらいたいです(笑)

小口さんがOJTを担当している下田さんとの一枚。

■最後に

―最後に、入社を検討している方にメッセージをどうぞ!

セカンドラボの仕事内容の特徴はマーケティング、採用、デザイン、事業企画、SEO、広報、コンテンツ......などなど様々な職種を経験することができることです。

様々な職種を早いうちから経験できるので、ご自身のやりたいことや強みにしたいものを見つけやすいですし、経験を通してそのスキルを磨きやすい環境だと思います。
また、年次関係なく意見を出しやすい社風なので、自分で仕事自体を創り出すことができるのも魅力です。

皆さんが入社して、「これ!」というやりたいことや、なりたい将来像が見つかった時に、すぐに動き出せるような環境をこれからも整備していきます。
皆さんの夢や目標を隣で応援できる日が来ることを楽しみにしています!