
AIの進化が私たちの仕事を奪うのか? どう立ち回るべき?
セカンドゴングの高木屋です。
最近ChatGPTが話題ですね。『日経ビジネス』によると、史上最速で1億ユーザーを突破したとのこと。
史上最速で利用者1億人突破のChatGPT、焦るグーグル「破壊」の危機
TikTokが9カ月、インスタグラムは2年半かかった「1億ユーザー」を、ChatGPTはわずか2カ月で獲得しました。
AIの発達により、私たちの仕事は奪われてしまうのでしょうか? また、この先私たちは、どう立ち回っていけばよいのでしょうか?
今回は、AIをめぐる状況をまとめます。
1. ChatGPTとは
ChatGPTは、OpenAIが2022年11月末にリリースした、対話特化の言語モデルです。ユーザーはこの言語モデルと「対話」をすることができます。
現在は無料で利用できますが、月額20USドル(約2700円)の有料版もリリースされました(2023年2月1日)。有料版にすることで、素早く回答を得られるようになります。
※利用者の急増により、応答に時間がかかることもしばしばあります。
実際に使ってみたところ、ChatGPTは一般的なことを網羅的に回答するのは得意ですが、具体的なこと、またすごく深堀りされた回答は出てこないように感じます(あくまで現段階では)。
○こういうのは得意

○こういうのは苦手そう
(醤油ラーメンに豚骨スープが入る)

これまでは、「エクセル マクロ やり方」といった「検索」が主流でしたが、ChatGPTが「検索」に変わる手段となる可能性も大いにあります。
実際に、GoogleがI新興企業に3億USドル(!!)を投資したというニュースもあり、私たちを取り巻く世界が大きく変わる転換点になる可能性もあります。
グーグル、AI新興企業に3億ドル投資(ロイター)
2. AIの発達は私たちの仕事を奪うのか?
AI(ChatGPTはAIの一種です)は私たちの仕事を奪うのでしょうか?
断言はできませんが、なくなる仕事となくならない仕事がありそうです。
先述のように、現在のChatGPTは、一般的なことを網羅的に回答することは得意ですが、踏み込んだ回答はまだまだ苦手です。
人間にしかできない仕事、たとえば営業、販売、コンサルティング、介護などは、まだまだAIが代替しづらいところでしょう。
一方で、一般事務、警備、ライター、銀行員、スーパーやコンビニエンスストア店員などは、ChatGPT、というよりAIが代替していくようになるのではないかという予測が多方面で出ています。
必要なのは、AIを過剰に恐れるのではなく、積極的に使いこなしていこうというスタンスです。
10年前は、スマホを使いこなせるシニアは想像できませんでしたが、今のシニアはスマホで検索、写真の共有など、自在に使いこなせている人も多いですよね。
ChatGPT(AI)をどのように使いこなすか、ChatGPT(AI)を使って調べた一般論や計算データをどのように扱うか、どのように解釈するか、といったことが大事になりそうです。
3. まとめ
・ChatGPTは、史上最速で1億ユーザーを獲得するほど急成長している
・AIに奪われる仕事があることも事実
・AIを手段として使いこなそうとしていくことが重要
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