40代の転職は「隠れスキル」で差がつく
セカンドゴングの鈴木ゆうこです。
40代にもなると、社会人としての経験も多数積んできたことでしょう。
本記事では、そんなミドル世代が転職活動をする際にポイントとなる「スキル」についてお話しします。
転職活動に必要な自己アピール
転職活動で応募する企業が決まったら、自分の魅力を最大限に知ってもらいたいですよね!
自分の魅力を相手に伝えるためには、まず自分自身のスキルについて深く理解している必要があります。
鍵になるのはプラスαのスキル
そもそも「スキル」とは、訓練や経験などによって身につけた、知識や技能を指します。
経理であれば、わかりやすいスキルは会計ソフトの操作や会計処理の知識などです。
どんなソフトを使用してきたのか
どのレベルまでの会計処理ができるか
などは、実務経験の説明や保有資格で伝わるため、応募書類や面接の際にアピールしやすい知識や技能です。
しかし、長く同じ業界や業種で働いてきた場合、業務に直結する、これらの知識や技術などは一定レベルあるのが前提です。転職活動において鍵になるのは、プラス α のスキルです。
あなたにもきっとある「隠れスキル」
では、鍵になるプラスαのスキルとは、いったい何でしょうか? それが、今回伝えたい「隠れスキル」です。
たとえば
状況認識力
意思決定力
コミュニケーション力
こういった能力を応募先の相手に伝えるためには、まず自分自身の「隠れスキル」を理解しなければなりません。
意外と自覚していない、能力や経験
ヒューマンスキル向上のため、研修やコーチングを受けたことのあるビジネスパーソンであれば、自分の脳力や経験値を認識していることが多いのですが、特段意識する機会がないケースもあります。
自覚していない場合、こういった言葉が出る傾向にあります。
意識的に努力して獲得したものでなくとも、職業の中で自然にスキルが備わるのことは珍しくありません。
自分の隠れスキルを探すには
そこで、ちょっとひとつ思い浮かべてみてください
あなたなら、〇〇の部分に何という言葉が入りますか?
そこに、隠れスキルを見つけるヒントがあります。
隠れスキルの例
これに限らず、注意深く自分の行動を振り返って整理してみると、これまでにあなたが身につけてきた、誇れるスキルを認識することができます。そして、今後さらに研鑽していくこともできます。
自分のスキルをアピールする方法
ヒューマンスキルは、一緒に働くなかで気づくのが普通です。しかし、転職活動では、土俵に上がる前に、少しでも多くその要素を見せなければなりません。
では転職活動において、このようなスキルをどう相手に伝えればよいのでしょうか。
見えにくいスキルを相手に伝えるには
筆者は、採用面接をする際に、職歴・経歴以上に人間性を重視しています。
面接日程調整のためのメールのやりとりで、応募者の几帳面さや誠実さが伝わってくることもあれば、逆に大雑把さやいいかげんさが垣間見えてしまうこともあります。
人間の本質は言葉より行動に現れる、といわれます。
といくら言ったとしても、対面している相手と目を合わせることができない、会話のキャッチボールができないようでは、コミュニケーション能力の高さは、まったく説得力がありません。
行動が伴ってこそ、初めて言葉に説得力が生まれます。
あなたのもつスキルを相手に認識させるには、言葉だけでも、行動だけでも足りません。
言葉と行動がセットとなったときに印象に残るのです。
と言うならば、応募先の企業情報や社会情勢から、現在企業が必要としている人物像を読み解き、自分がマッチしていることを伝えることで、状況把握力があることを見せることができますね。
行動が語る、あなたのスキル
応募から面接終了までの限られた時間のなかで、どうしてもそのスキルが発揮できないようであれば、エピソードトークでもよいですが、行動で見せるに勝るものはないということを認識しておいてください。
また、最低でも、言葉に反する行動がないよう注意してください。
もし、言葉に反するような行動をつい取ってしまうようであれば、自分の「隠れスキル」を誤認識している恐れがあります。もう一度自分を理解するところから始めましょう。
「隠れスキル」のまとめ
自分の【隠れスキル】を認識する
スキルを言葉と行動で伝える
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