自分のこと、心の整理 1

良い表題が思いつかなかった。
自分の今思っていることや今までのことをまとめてみることも一つの捌け口ではないかと思い、重い腰をあげてパソコンに向かっている。

昨年の11月に体調を崩して会社を休職した。
急に体調が悪くなったということではない。34歳の金融機関に勤める営業員。中途半端に年だけとったが管理職手前まで行けたことが奇跡のような普通のサラリーマン。

体調がおかしいと思ったのは4-6年ほど前からになる。その前に勤務していた地域でのパワハラの影響もあり、うまく言葉が出なくなったこともあったが、新たな職場ではその時に学んだ経験から上司にとって良い駒使いとして平均点レベルの仕事を黙々とこなしていた。
(ただし、上司に自分が潰されないように牽制もして、積極的な付き合いなどは行わないようにし、目をつけられない距離感を維持していた。)
おそらくだが要領は良い方なのだろう。だが、以前の職場では運の悪いタイミングに当たり、上司とのコミュニケーションがうまく取れなかった(もとより上司は部下のことなんて一ミリも考えていなかったことがのちに判明する)こともあり、求める結果を出せなかった。かつ反発する気力も無くなってしまっていたことから自身のストレスの矛先としていいサンドバック状態になったのではないかと今は思う。

ある日普通に仕事をしていたところ急に力が入らなくなる感覚に陥った。身体が異常に怠い。仕事中はかなり自分にプレッシャーをかけて仕事をしていたこともあり、身体の怠さが余計にイライラを募らせることになった。
原因はおそらく過去の自分と同じように言われっぱなしの後輩を見てほっとけなかった。というよりも口撃をいなす方法がいくらでもあったのにやろうともしない後輩にイラついてしまっていたことがトラウマを呼び起こす原因になったのだと思う。異常な怠さから朝身体が硬直して起き上がれない感覚になった。

その日初めて会社を休んだ

上司ははっきりと物言うタイプの女性で配慮よりも結果を出してのしあがろうとするよくいるタイプの人だった。別にそれが悪いということもない。金融機関にはそういう人しかいない。いや、残っていない。誰もが自分は有能だと思っているんだと思う。
休みの連絡を入れた時におかしなことを言っているような扱いを受けたが、しばらく治らなかった。内科で診てもらっても特に異常はない。心療内科を勧められて通ってみるとうつ病の診断をされた。
カウンセリングや薬の処方で悩まされていたイライラは少し治った。ただし、簡単に完治するものではない。気長に付き合っていくしかないものだということの説明を受けた。ある日通勤の電車で気分が悪くなった。乗り物酔いかと思ったが、違う。苦しい。いきなり水に顔を押し付けられたような溺れそうな感覚。急いで電車を降りた。誰かに見られているような感覚がとても怖かった。コロナ明けの世の中はweb会議が多くなっており、朝礼のweb会議でみんなの視線を見るのが怖くなった。もうおかしな状態なのは自分自身でも納得してしまっていた。ここからさらに人との距離を置き始めてしまった。
家に帰っても明日の手数料をどうすればいいのか。夜の海外のニュースで眠れない。寝ようとすると脳の中がものすごくうるさくて眠れない。朝になると強烈に眠くなる。イライラから過食し、体重が増え、嘔吐を繰り返す。
不定期に襲ってくる不安や身体の怠さに疲れて何もしたくない気分になる。
昨年の8月から9月ごろから不眠が続くようになった。家に帰って2時間ほど寝てしまう。そこから一切眠れない。朝になると強烈な吐き気と眠気。なんとか騙し騙しで仕事をする。睡眠薬をもらってなんとか仕事をする。
そこまでする必要があるのかと考えてはいけないと思っていた。立ち止まったら何かが壊れてしまうような気がしていた。



結局自分も働いていることで自分を有能に見せたがっているプライドが高くなってしまっていたのだ。



もちろんそんなのがずっと続くわけではない。
10月には体力が著しく落ちている中で身体の怠さや電車での焦燥感や激しい窮屈な感覚に襲われパニック障害とうつ病の診断で会社を休職することになった。

#サラリーマン #休職 #パニック障害 #うつ病

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