金利が上がるとマンション価格はどうなるのか?
この記事を読んでいる方にとっては釈迦に説法だと思いますが、2024年3月19日に日銀はマイナス金利政策の解除を決定しました。日銀による利上げはおよそ17年ぶりです。
マイナス金利の解除を受けて住信SBI銀行は4/17に短期プライムレートを0.1%引き上げる旨発表を行いました。これまたご存じの方も多いと思いますが、短期プライムレートは住宅ローン変動金利の基準となっているケースが多く、短プラの上昇は住宅ローン金利の上昇とリンクする傾向があります。
短プラ短プラって短期プライムレートって何だよ!って方はこちら↓
要は長らく続いてきた超低金利の住宅ローン(特に変動金利)の金利上昇可能性が高まってきたという話です。
私はただのマンション好きおじであり、金融詳しいおじではないので、今後金利が上がるか・下がるかについては具体的に触れません。触れようにもわかりませんしお寿司🍣
ただ一つ言えるのは、「過去〇〇だったからこの水準までは上がらないはずだ!」や「他社との競争があるから下げられないんだ!」という言説を過度に信じるのは禁物だと思います。結論に至る思考プロセスを参考にするのは大いに意味がありますが、結論を鵜呑みにすることはおすすめできません。
考えてみてください、今までずっと安かったもやしや卵、めっちゃ上がってるじゃないですか。過去ずっと安かったのに、集客商品として利益度外視で安売りしてたはずなのにしれっと値上げして、受け入れられたらそのまま高値継続しているじゃないですか。ここ数年で燃料費・原価上昇を理由に値上げした商品は山のようにありますが、それらが落ち着いてきて値下げした商品はいくつありますか。原価が上がったら価格も上がるはずなのになぜ郊外の戸建ては価格が下がって都心マンションは価格が上がってるんですか。有明の某タワマンの新築価格がある日突然2,000万も上がる根拠ってなんですか。
結局は消費者がその価格を受け入れるか否かなんですよね。住宅ローンの金利も同様で消費者が上昇する金利を受け入れるのであれば細かい根拠は抜きにして今までのトレンドとは違う形で上がる可能性は十分にあると思います。
(ハァハァ)さて、少し前段が長くなりましたが本題に入りたいと思います。
巷では昨今の不動産価格の上昇は超低金利の住宅ローンの影響だなんて言われてます。マイナス金利解除によって不動産価格は下落しますという評論家の方もいます。
私はその説に少々疑問を持っています。ということで私の考えをまとめます。
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