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第二種電気工事士技能試験の準備(公表課題5)…アラカン越えの電工日記(2023年6月15日)

7月23日の技能試験に向けて事前に公表問題全13課題のチェックポイント等をノートしておくことにした。

<公表課題5>

<回路の特徴>
この課題の特徴的なところは、ブレーカー代用品の端子台が使われて、100Vと200V(接地線)の回路が混在し、使用ケーブルには電源線のVVF2.0(2C)と黒赤緑のVVF2.0(3C)、VVF1.6(2C)が使われているところ。
100V 回路にはコンセントと2つの片切スイッチが使用される。

<施工上の注意点>
施工上で注意する点は以下の3点。
・端子台に結線する心線の長さを事前に決めておく。
・最初に埋込連用枠部分を組み立てた方が作業がはかどると思われる。
・なお施工条件には「「ロ」のタンブラスイッチは,取付枠の中央に取り付けること。」としか書かれていないが、取付枠の上下に「イ」のスイッチとコンセントを付けなければならないので、その順番(並び順上からイのスイッチ・ロのスイッチ・コンセント)を間違わないように取り付ける必要がある。
・さらに連用枠内にVVF1.6mm非接地線(黒)の渡り線が2本必要になるので、先に200㎜分を確保する。
・VVFジョイントボックス内に接地線4本差し込みコネクターを使用する箇所が出てくる。

<結線のイメージ>
結線はいたって単純。
・200V回路は、端子台のRST極と200V用コンセントを黒赤緑のケーブルでつなぐ。
・100V電源線の白線を端子台のN極とランプレ、コンセント、施工省略部分の接地側につなぐ。(4本用差込コネクター使用)
・100V電源線の黒線を端子台のL極とボックス経由でコンセントにつなぎ、コンセントから2つのスイッチへそれぞれ渡り線(黒線)をつなぐ。
・次にランプレの黒線と施工省略部分の黒線を(イ)と(ロ)のそれぞれのスイッチの黒線の反対側につなぐ。

<ケーブルの切断>
材料のVVF1.6(2C)は1650mmあるので、まず渡り線用に200㎜(100mm×2本)を確保する。この時に施工省略部分の200㎜も確保しても良い。残りは必要分をカットする。

<前回の反省(3/20、4/8)>
(組み上げ3/20 26.45分→〇、4/8 23.08分→欠陥)
①    端子台の白線・黒線とランプレの白線・黒線を間違えた。(事後チェックの重要性を再認識)
②    リンスリ小部分を圧着機の中マークで圧着してしまった。(力が軽いので気が付きやり直した。)

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