ハッピー道具

いや題名はなんも関係ないです。
こういう系の漫画とかって精神しんどい人は読まない方がいいんだけど何故か惹かれるよね。
暗い曲とかそういうの。

まぁハッピー=幸せ=楽しく生きるっていうのは間違いじゃないと思う。
じゃあ幸せとは何なんだ。
一般論で言えばそれなりの学生生活を過ごしてそれなりに仕事をして結婚するとかそういう
「普通」が幸せなんだろう。
じゃあそれを手に入れられない(なかった)人は一概に全員が全員不幸なのか?と言われるとそうでもないと思う。
そもそもこういうことを考えずに生きていられる人は「幸せ」なんだけど。

人間は欲深いものである。恐らく「普通」に生きてる人に「幸せ」ですか?と聞くとそうでもないという返事が返ってくる。
僕らから見れば充分恵まれていてもその人たちにとってはそれが「普通」だから「幸せ」と認識しない。
僕は「普通」に生きたかった。
泣かずに、自傷をせずに1日を終える。それだけでいい。
10年以上ずっと「ただ寄り添ってくれる人」を心の奥底で求めながら得ることが出来なかった。
どこで間違えたのかすら分からない。
分かるのは手に入らないということだけ。
ここに気づいてしまって正気を保てる人が居るのか?
ただ「心の拠り所」が欲しかった。
救済でもなんでもなく「ただ一緒に居てくれる存在」が欲しかっただけなのに。

結局ここ数年で何もかも失った人間の末路がこれである。

ただ「寄り添ってくれる存在」が欲しかっただけなのにね。

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