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5.7 博士の日・粉物の日

博士がくれた膨らし粉を大好きなたこ焼きに入れて焼いた。

私の胸ははちきれんばかりに大きくなって、それから何故か博士のことが気になって仕方ない。

だけど博士と会えないまま二日が過ぎて、私の胸も私の想いも元に戻ってしまった。

きっとあれは膨らし粉なんかじゃなくて、何か特別で危険な粉だったにちがいない。

それからは、たこ焼きを焼いて食べても、何かが物足りない。

今週末は博士に会いに行って、たこ焼きのために膨らし粉をくださいって言うつもりだ。

きっと、博士の思うつぼ。
そうと分かっている私の勝ち。

5.7 博士の日、粉物の日
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