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感情の化石

久しぶりに水族館に行った。


昔,よくわからなかったドルフィンパフォーマンスが,今回はすごいと思った。

ど迫力に圧倒された。

イルカが本来しないことを,人のためにさせてるんだとかそういうことを考えてきたような気がする,今まで。

でも今日はただただスゴイと思った。

それは,イルカのトレーナーさんの満面の笑みのせいかもしれない。表情が非常に生き生きしていて,顔が“生きてる!”というほどの表情だった。

そうでなきゃ,心を通わせられないんだなあ。

やりとりなくして,イルカさんたちにヒトのための芸なんてさせられないんだろう。

しかし一方で,少し鈍感になった自分も感じた。

ヒトに何かさせる,何か頼る,何か頼む。そういうことに対して若干鈍感になったのかもしれない,私は。

だからこそ,今,少し生きやすいのかも知れない。が,

昔の私以上に敏感で,気を遣って生きている人のことまで忘れてしまいそうだ。

お願い,それもなんとか覚えていたいの。


いいことありますように!