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採血チャレンジ

採血に,みなさんはどれくらい人生懸けますか?
私は5年分くらい懸けてると思います。
小学生の頃は10年分くらい懸けました。

初めての,社会人としての健康診断があります。
私が社会人になりたくなかった一番の理由は,採血。
です。
どうしたら,針を刺さずに済むのか?
これは,私が生きていく上で死ぬほど重要な課題でした。
採血するか,死ぬかくらいの勢いといって正しいと思います。
しかし社会人になっちゃいました。なので採血してきたいと思います。


小学生の頃,学校で全員血液検査をされました。
初めて年暦で「血液検査」の文字を見つけたそのときから,ずっとその1日が来て欲しくなかった。6年間の中で一番嫌でした。
朝食を抜いたので,親にはおにぎりを作ってもらったし,学校まで送迎もしてもらった。それは非常に嬉しかった。でも,その分の緊張が乗っかりました。終わってから解放された気持ちとあの時の恐怖で,複雑な思いに耐えられなくなり大泣きしてしまいました。あの時の看護師さんすみませんでした。そしてありがとうございました。

次が,大学生の頃。
我慢したのですが,その後失神して倒れました。
緊張によるやつだったみたいです。
いつのまにか車椅子にのせられてベッドに運ばれていた私。
お医者さん,看護師さん,すみませんでした。そしてありがとうございました。

本当は献血してみたい。
でも,針が刺されることだけは勘弁。要は一回も行けたことがありません。協力できて無くてすみません。ここに血はあるのです。協力したいんです。
でも,痛みに勝つことが出来るまで時間ください。許してください。

さて,今回。
一回倒れたことがあるので,慎重に行きたいと思います。
横になってやる方が都合いいのか?
座ってやっても,しばらく座って待っていれば倒れずに済むのか?
痛みって,いつになっても慣れない。
その瞬間だけ昔と同じように騒いでしまいそうで怖い。
ああ,なんでこの綺麗な肌に穴を開けなきゃいけないの・・・
刺されているあいだずっと血が体外に吹いているというのも死ぬほど恐怖。

採血のある朝に,朝食を抜くので緊張してしまう。
だって,着々と採血に向かって生きてるってわけなのだから…。

だけど,やるからには頑張って生き抜いてきたいと思います。
健康診断があるってことは,社会人になれたことの,証明だからね。


看護師さん,ご迷惑をお掛けすると存じますが,こちらも頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。


いいことありますように!