ランク外を魅力と感じたことはあるか 、?
不思議な広告を見ました。
「上品な大学、ランク外。」
…ランク外を逆手に取って宣伝してるーーー!
不思議なのは、ランク外であることを広告に起用した理由を見ずにはいられなくなること。
これおそらく、コピーライターの世界では常套手段ですよね。。。
教科書に載りすぎていそうなくらい。よく見るんです。わざと「そっち?!」な方の言葉を使用して作られた見出し。
今回の近畿大学の広告は、見出しの理由についての文章も面白いしわかりやすいから
長文読解が苦手な私もスラスラ読み切れてしまいました。
ちょっと、マジで、この文章の構成のコツを誰か教えてくれ。私も面白くて読み切れる文章が、書きたーーい!
話を前に戻すと、ランク内に入ることって本望じゃない場合であっても、喜べちゃうと思うのです。
あなたは外の人です。って言われたら悲しい。外されていると書くときの漢字表記も外。蚊帳の外って寂しいもん。こんなにも悲しい感じがする漢字、外。
そんな悲しい「外」だったはずが…逆手にとり、論理的に自分たちが目指す世界線を書き切った広告、力強さが自然と伝わってきました。カッケーー!!
あ、これは脱線ですが、蚊帳の外が複数人集まったらそれはそれで一つの内側になりそう。そういう意味では近大は強いですよね。
こんな目を引く広告、一回でいいから作ってみたいなあ!!!
第43回新聞広告大賞受賞、誠におめでとうございます。
※筆者は近畿大学の回し者ではありません。
※筆者はおもしろコピーが好物です。
いいことありますように!