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ライブ、フェスが本格再始動した2022年のマイベストアクト

コロナ禍となりもうすぐ3年。
マスクを付け声出しも抑えるなど、今までのライブの在り方とは全く異なるものになりました。

2022年は徐々に緩和していき、ライブはもちろんフェスも増加。海外アーティストの来日も本格的に再開し、在り方は違えどライブが生活に戻ってきました。
オーディエンスはもちろん、アーティストやプロモーション会社の方たちにとっても、喜び溢れる一年だったのではないでしょうか。

今回は自分が今年観たライブでも特に良かったものをレビューさせていただきます!(時系列順)


ORANGE RANGE

at FUJI ROCK FESTIVAL '22
2022.7.30

画像:http://fujirockexpress.net/22/p_1689

2000年代、ORANGE RANGEを聴いてない人はいなかったのではないでしょうか。キャッチーでエモーショナルなミクスチャーロックは多くの人に愛され、アニメや映画、ドラマに多数タイアップ。
自分は当時小学生。狂ったように聴いており、多くの楽曲が歌詞を見ないで歌えるほどにハマっておりました。

そんなバンドをライブで…。快晴の苗場でワクワクドキドキしながら遂に登場。名バラード「花」から始まり、ひたすらにテンションの上がる「以心伝心」や「イケナイ太陽」など、静と動が交差するステージ。
あの頃きいた名曲たちのオンパレード+近年の新たなORANGE RANGEサウンドに思わず涙を流しました。

King Gnu

at SUMMER SONIC 2022
2022.8.20

画像:https://www.summersonic.com/2022live/detail/kinggnu/

空も暗くなり、雨もパラパラと降ってきた夕刻、現邦楽シーンの頂点に君臨するKing Gnuを遂に観ることが出来ました。

「Slumberland」と「飛行艇」の高揚感溢れる幕開け。中盤では美しさに圧倒される「白日」「Prayer X」。そして【劇場版 呪術廻戦 0】の主題歌にもなり2022年を代表するナンバーとなった「一途」で終演。研ぎ澄まされた名曲の数々にただただ圧倒される1時間でした。

The 1975

at SUMMER SONIC 2022
2022.8.20

https://www.summersonic.com/2022live/detail/the1975/#galleryMain

私自身1stからのファンで今回彼らを観るのは3回目。今回のヘッドライナー抜擢に「スケールのでかいバンドになったもんだ」と古参ファンぶって優越感に浸っておりました。

「If You’re Too Shy (Let Me Know)」から始まった本公演。徐々に幕が開いていくあの瞬間は忘れられません。イカした英国紳士のスーツスタイルに心は乙女になってしまいました。
そして、ヘッドライナーだからこそ原点回帰のモノクロームの世界観で徹底。「Chocolate」「It’s Not Living (If It’s Not With You)」「TOOTIMETOOTIMETOOTIME」「The Sound」など名曲が飛び交う90分。The 1975の魅力を全てパッケージした最高の音楽体験でした。

Underworld×サカナクション

at 東京ガーデンシアター
2022.10.5

大好きなアーティストの夢のコラボ。残念ながら山口一郎さんは参加できず、DJセットとなりましたが、サカナクションの楽曲を上質なエレクトロに落とし込んだサウンドは強烈で、密度の濃い時間を味わえました。

そして真打ちUnderworld
「Juanita 2022」「Two Months Off」と高揚感あふれるナンバーの連続に早くも会場の熱気は最高潮に。中盤には浮遊感漂う幻想的な「8 ball」「Jumbo」。終盤には切れ味鋭いエッジな「King of Snake」、まるでインセプションを思わす“夢と現実の区別がつかない世界”へ誘う「Rez」「Dark And Long (Dark Train)」。
そしてフィナーレはもはや説明不要の名曲「Born Slippy(Nuxx)」。電子音が洪水のように流れ出る空間に、ただただ圧倒されました。

Maroon 5

at 東京ドーム
2022.12.4

単独公演でドームに赴くのは初めてでした。そして写真の通り全公演ソールドアウト。そして見渡す限り人!人!人!
Maroon 5が世界屈指の人気を誇るアーティストだと改めて感じました。

「Moves Like Jagger」「This Love」「Animals」「Makes Me Wonder」「Sunday Morning」など往年の名曲に加え、新譜からのメロウなナンバー「Beautiful Mistakes」。個人的ハイライトは『はじまりのうた』主題歌である「Lost Stars」。アコースティックなサウンドとアダムのハイトーンボイスが染み渡りました。

初期からポップ色が濃くなり離れた人や、硬派な音楽好きに好まれないバンドでもありますが、そんな人たちにこそ観てほしいライブだと思います。
ダイナミックで唸るようなサウンド、しなやかで透き通る圧巻の歌声…MCはほぼ無しで繰り広げられる濃密な90分。最高!

来年はMy Chemical Romance待望の来日が叶うPUNK SPRING 2022や、復活したPANTERAが降臨するLOUD PARK 2023、Red Hot Chili Peppers、Backstreet Boys、Megadeth、Björk、Arctic Monkeys、Harry Stylesなど、大物アーティストも多数来日!
来年は今年以上に盛り上がる一年になりそうです。


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