見出し画像

2023年上半期マイベストアルバム

早いもので2023年も半分が終わろうとしてます…。
年を重ねるごとに時間の経過があっという間に感じるこの現象「ジャネーの法則」というらしいです。

今回はそんな秒で終わろうとしている2023年の上半期で、特に好きなアルバムをご紹介させていただきます。

TOMC|True Life

日本のビート&アンビエントプロデューサーTOMCによる3作目。ビートをベースに、アンビエントやジャズを織り交ぜた心地よいチル・サウンド。日常を切り取ったようなエモーショナルな世界観を堪能できます。

You Me At Six|Truth Decay

UKで絶大な人気を誇るバンドYou Me At Sixの新作。原点回帰であり、前作のアプローチをより進化をさせた最高傑作です。
疾走感のあるロックサウンドをベースに、エモーショナル、ポップを組み込んだ1枚。

Crown The Empire|DOGMA

アメリカはダラス出身のメタルコアバンドCrown The Empireの5作目。活動も10年以上と、いつの間にか中堅バンド!
今作はキャリアの中でも特にヘヴィなサウンド。ハードでエッジの効いたリフが痛快。しかしメロディアスでエモーショナルな部分も失っておらず、見事な融合を果たしています。

Overmono|Good Lies

UKエレクトロニックシーンの革命児Overmonoによるデビューアルバム。EPやシングルなどはリリースされてましたが、アルバムとしては1枚目。
ミニマルでありながらも心地良いビートが織りなす珠玉のメロディ。近年のエレクトロニックアルバムでNo.1の満足度でした。
あとジャケのワンちゃんが可愛い。

Currents|The Death We Seek

アメリカはコネチカット州出身のプログメタルコアバンドCurrentsによる最新作。
これでもかと凝縮されたヘヴィネス、エモーショナルなメロディ、テクニカルなギター、インダストリアル的なサウンド。多種多様な音が完璧に配合された最新メタルコア。圧巻です。こういうのが聴きたかった!

揺らぎ|Here I Stand

滋賀県出身の4人組揺らぎによる2作目。美しくもどこかノスタルジーを感じるシューゲイザーが沁みます。
また節々にNirvanaを彷彿するようなグランジ的なアプローチも感じます。

Story of the Year|Tear Me to Pieces

ポスト・ハードコアシーンのベテランバンドであるStory of the Yearによる6作目。
今作の特徴はエモーショナル。キャッチーでメロディアスな楽曲が沁み渡ります。もちろんブレイクダウンやシャウトなどハードな側面もあり、キャリアの集大成のように感じた傑作です。

Young Fathers|Heavy Heavy

スコットランドはエジンバラの3人組バンドYoung Fathersの4作目。
ソウルやラップ、ポップ、ニューエイジ、エレクトロミュージックなどなど…あらゆる要素がミックスされたカオスな世界観を、骨の髄まで楽しめます。

Parannoul|After the Magic

大名盤となった前作から2年。ソウルを拠点に活動するシューゲイズ/ポストロックアーティストParannoulが、またしても素晴らしい作品を届けてくれました。
エモーショナルなシューゲイズサウンドに加え、煌びやかなエレクトロサウンドが混じり、ドリームポップの空気感を感じさせます。幻想的で淡い世界観が最高です。

SawanoHiroyuki[nZk]|V

日本を代表する作曲家、澤野弘之によるボーカル楽曲に重点を置いたプロジェクト、SawanoHiroyuki[nZk]による5作目。
エモーショナルな側面を持ちながらも、高揚感溢れる壮大な世界観を演出。ドラマチックでワクワクが止まらないサウンドを、今作も全身で味わうことができます。

Sleep Token|Take Me Back to Eden

覆面ポストメタルユニットSleep Tokenの3作目。ミドルテンポで鳴る壮大なメタルサウンド。神秘的で不穏で重々しい世界観にただただ圧倒されます。
露出もなく全てが謎に包まれた存在。そういった部分がよりサウンドを魅力的なものに仕上げております。
アートワークも彼らの世界にマッチした素晴らしいデザイン。

Galileo Galilei|Bee and The Whales

2016年から6年ぶりに新体制で再始動したGalileo Galileiによる待望の新作。彼らの楽曲は「青い栞」「夏空」しか知らなかったのですが、話題になったのもありはじめて彼らのアルバムを聴いてみることに。
ストーリー性を持ち、さまざまな情景が浮かぶメロディと歌詞。どこか懐かしい気持ちになる叙情的な世界観に、一気に魅了されました。

Queens of the Stone Age|In Times New Roman...

ハードロック、ストーナーロックの王者Queens Of The Stone Ageによる6年ぶり8作目。マーク・ロンソンを迎えた前作とても良かったのですが、今作も非常に素晴らしいです。
キャリア初期を彷彿させる力強くソリッドなギター、ダイナミックで骨太なグルーヴ、そしてジョシュ・オムの色気たっぷりのボーカル。円熟の境地に達した最高に“ロックンロール”です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?