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LINKIN PARKの大好きなアルバム3選

アクセスいただきありがとうございます!

今回は自分の中でも特別な存在であるLINKIN PARKの中でも、特に好きなアルバムを順にご紹介させていただきます。

ニューメタルをベースにしながらも、ラップやエレクトロなど様々な要素を意欲的に取り込み、唯一無二のサウンドを構築したLINKIN PARK。
本国のみならずここ日本でも絶大な支持を誇ります。

自分も高校生の頃に出会い、その強烈な世界観に魅了され、今でもそしてこれからも一番大好きなアーティストに。

2017年にvo.チェスターが亡くなった時は、あまりのショックに立ち直れない日々が続きました。
それ以降活動は休止された状態ですが、今後彼らがどのような選択・アクションをするのか、その末を見届けたいと思います。

第3位 Minutes to Midnight

2007年リリースの3rdアルバム。彼らのターニングポイントとなった作品で、一言で言うとかなり“メロディアス”な1枚です。

と言うのもラップ要素は減少し、スローなナンバーも増加。デビュー当時のラウドでアップテンポなサウンドを求める人には、やや物足りなく感じるとアルバムだとは思います。

しかしここでニュー・メタルから脱却することで、彼らの目指す「ジャンル分けされない独自のサウンド」を確立出来たと思います。
リック・ルービンを迎えた緻密に設計されたサウンドは、初期よりも更に深みが増したものに。スローなナンバーもこれまで培ったダイナミズムは失っていません。もちろん彼らの代名詞でもあるラウドなナンバーもあるので、緩急のついた飽きのこない作品です。

推し曲は「Leave Out All The Rest」。PVでも描かれているような、宇宙空間で鳴る壮大な世界観。叙情的かつうちに秘めたパワーも感じます。

また本作の製作過程において、14ヶ月もの時間をスタジオで過ごし、100曲以上のデモを制作したそうです。こういったことからも、かなり意欲的な作品であることが伺えます。

第2位 A Thousand Suns

2010年リリースの4thアルバム。
ラップメタル要素はかなり後退し、全体的にミドルテンポ。初期ファンにはかなりウケの悪い作品…ですが、そんな意見で否定するにはもったいほどのクオリティを持っております。

前作のアプローチをより研ぎ澄ませて、映画さながらの壮大な世界観を構築。サウンドもヘヴィなものから美しいバラードまで。個人的にチェスターのボーカルが一番堪能できる作品だと思います。

またメッセージ性が強い歌詞も本作の魅力。
戦争や人類の負の側面をテーマに用い、キング牧師の演説なども流用するなど、非常にコンセプチュアルで響くものがあります。日本語が用いられた「Jornada del Muerto」も印象的。

アルバムという1つのフォーマットで聴いた時、この壮大な絵巻が何度も心を揺さぶります。

第1位 Meteora

これを超えるアルバムはこの世に存在しません。(異論は認めます)

まだ20数年しか生きていない自分ですが、本作を初めて聴いた時の衝撃は一生超えないと思います。

そもそもリンキンとのファーストコンタクトは、MTVで番組と番組の間に流れる番組の予告でした。どんな予告かは覚えてませんが、そこで「Faint」のMVが流れた瞬間に全身が震えたのは覚えてます。
その後リンキンだと判明したので、まずFaintが収録された「Meteora」を聴いてみた、というのが始まりです。

前作からサウンドの奥行きやヘヴィネス、そしてドラマ性が大きく進化。
もう全てが絶妙に融合しています。無限に聴くことができます。黄金の回転です。

スペーシーでメランコリック、そしてガンプラがPVに登場することでお馴染みの“Somewhere I Belong”。心地良ささえ感じるヘヴィネスが特徴の“Lying from you”。説明不要の最強アンセム“Faint”。憂いを歌った、切なくも美しい“Numb”。とにかく名曲揃い。

改めて聴き返すと、サイバーパンクのナイトシティのような世界観をイメージしました。不穏かつ幻想的な空気感。近未来の真夜中で起こる様々ドラマ性を感じるサウンドだと感じました。
楽曲のクオリティだけではなく、1つの世界観でパッケージされているからこそ、こんなにも魅力的なアルバムになったのだと思います。

ナイトシティ

また本作は4月に20周年記念版がリリースされます!楽曲やライブ音源、デモ音源がレコードで聴けると思うと本当に楽しみです。スーパーデラックスBOXは高すぎて手が出せないですが…。

最後に、彼らに出会えて良かったと改めて感じました。唯一無二の存在です。ありがとうLINKIN PARK。

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