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【ドラクエ5】発売当時1992年の評価は?(荒れる話題に挑む笑)

「ドラクエ5発売当初はどんな評価だったの?」は結構荒れるテーマです。発売直後の1992年に、プレイヤーはどんな評価をしていたのか?
 
「発売直後から高評価だった」
「いやいや92年当初の評価は低かった。リメイクで再評価された」
 
意見が割れます。
人それぞれ、だと思います。どっちの意見も正しいと思う。
 
私は「結婚イベントは92年当時の小中学生には理解しにくかった」という切り口で語ろうと思います。私の主観です。
 
ドラクエ5「結婚イベント」は、今でこそ高評価だけど発売当初はそうでもなかったんじゃないかな~って話です。
発売された1992年は、TVゲームがぎりぎり「子供」のものでした。そして「男の子」のものでした。大人や女性がユーザーとして認知されるのはPS発売の94年以降のことで。
 
当時の小中学生は今よりずっとガキでした。ネットも無いしSNS的な娯楽も無い。「ビアンカかフローラ、結婚相手を選びなさい」と言われてもピンときませんでした。
ドラクエ1のラスボス、りゅうおうに「世界の半分を勇者にやろう。わしの味方になるか?」と問われ「はい」を選んだらゲームオーバーになりました。そのトラウマ?もあり、「ストーリーの破綻を恐れて」ビアンカを選んだプレイヤーがほとんどだったと思います。
 
「ビアンカかフローラか」の議論も「どちらが強いか?」が中心で、「どちらと結婚したいか」的なキャラの議論はほとんど無かったかと。
 
92年当時の大人がプレイしても「ビアンカとフローラ強いのはどちらか?」という“男の子的な楽しみ方”がメインだったと思います。92年の初見プレイで結婚イベントを純粋に楽しんだのは少数では?
 
今の新規ユーザーは結婚イベントがあることを「事前に知ったうえで」追認的に楽しみます。しかし92年初見プレイ勢は事前情報が一切ありません。急に結婚を迫られるので「え?え?」と戸惑うプレイヤーが多かったと思います。
 
当時の小中学生には「結婚」がハマりにくかった。時が経つにつれてプレイした子供たちが大人になり、結婚イベントの深みが分かり、徐々に再評価されたと思います。
 
ゲーム全体としては「男の子的な楽しみ」も十分にありました。モンスターを仲間にして強くしていく。ドラクエ初の「隠しダンジョン」や、隠れボスの「エスターク」も、男の子ど真ん中の要素でした。
 
92年当時の小中学生に結婚イベントは理解されにくかった。
でもゲーム全体としては高評価だった。
 
以上が私の主観です。「発売当初から結婚イベントは評価されていた」という意見も当然アリだと思います。それを否定する意図は全くありません。

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