week0 私を優先する母が嫌いだった



教科書のような人生の私


どこにでもいる専業主婦のαです。

小中と友達に恵まれ、特に大きな怪我も病気もなく、
そのまま高校、大学へと進学し、就職、
学生時からの相手と結婚、出産、退職と

「教科書のような人生」

と言われたこともあるほどの平々凡々な主婦です。

夫と元気な息子2人の4人家族、特に不満もなく、
息子達がこのまま元気にすくすくと育ってくれればと思いながら、
日々掃除をし、洗濯をし、炊事をし、暮らしています。

…ほんと教科書みたいな人生。と思いましたか?


私も思います。


母が嫌いだった

こんな教科書みたいな人生の中に転機があるとしたら、高校進学。

私は家族から離れて上京しました。

父の反対もあり一人暮らしはしていないものの、大学生の寮に入れてもらい、15歳で家を出て新たな生活を始めたのです。

なぜ私が15で家を出たのか。

私は母が嫌いでした。


始めからではありません。
母は私に愛情をかけてくれ、私もそれを感じていました。
やりたいことは全てやらせてくれた母。
週9で習い事の送り迎えをしてくれる母。
私が勉強してると同じように遅くまで起きてくれる母。
なのに私より早く起きてる母。
私の将来のために、成績を保つために勉強を見てくれる母。


なによりも私を優先してくれる母が
私は嫌いでした。

静かにプレッシャーを感じていました。
母の気持ちに見合う娘にならねばと必死でした。
母を無理させてるのではと不安でした。
母が体調を崩せば、私のせいだと思いました。

少しずつ母娘のバランスが崩れていき、
もう期待に応えられないかもしれないと怖くなった私は
高校受験を最後に母と距離を置く事を決意し
結果、家を出ることになったのです。

心で叫んでいました。
私は私、あなたはあなた!
私にあなたの人生を背負わせないでよ。
と。

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なりたくない母親になっていないか


そんな私にも息子が生まれ、
仕事をやめ、家庭に入りました。
気づけば育児書や育児サイトを読みあさり
乳幼児教室にも通い、
私の24時間は息子のための時間になっていました。

今なら母の気持ちも分かる。
我が子が生きていくこれからの世界が心配で
少しでも装備を持たせた状態にしてあげたい。
きっと、そんな気持ちだったのでしょう。


私はあの時の母と同じ道を行くのだろうか。
息子に同じ事をするのだろうか。

私は私の人生を過ごしているだろうか。

そう自問自答した時、
かつての私がそうだったように、
自分の人生を楽しむ母の姿を見たいはず。
私は私の人生を生きなければ。
と強く感じたのです。

<人生を楽しむための準備をしよう>

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さ、かと言って何をしたらいいのか分からないですが
やっぱり主婦。
もっと大学で勉強したらよかったと後悔するほど、
学ぶことに飢えています。
学生の時からは考えられませんが笑


今後は
私がもっと若い時に知りたかった、
会社の(社会の)仕組みを、
(MUPというオンラインスクールで学んだ内容を)
小学生でも分かるようにアウトプットしていきます。


生きている世界がどんなふうに回っているのか
一緒に勉強していきましょう!


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