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気になった株関連のニュースまとめ6/13

NTTデータとデンソーがソフトウェア領域での包括提携に基本合意

NTTデータとデンソーは2024年6月12日、車載ソフトウェアとクラウド技術の分野で包括提携の覚書を締結。自動車産業の発展と社会課題解決を目指し、ソフトウェアの高速かつ効率的な開発を推進する。また、SDV(Software Defined Vehicles)時代に向けたモビリティサービス基盤の創造を目指す。

メモ

リリースのページで提携に至った背景が長々と書かれているが要するにこんな感じ

時代が変わり、日本の強みであったハードウェア視点の「ものづくり」からソフトウェア視点の「ものづくり」が重要になった。

特に車の生産分野ではこれまで日本が得意としていた複雑な専用部品や回路を高品質で量産できるという強みが重視されなくなった。

変化の背景として複雑なハードウェア製品が、汎用的な電子制御装置と組込みソフトウェアに置き換えられつつあること等があげられる。

今後ますますソフトウェアが重視されていく時代の中に移行していくけどこのままじゃヤバいんでソフトに力入れますという感じ。



エスビー食品、山梨でワサビ栽培 50年放置の沢を再整備

エスビー食品は、山梨県内で約50年間放置されていた沢を整備してワサビの試験栽培を始めた。農家の高齢化などに伴い国内のワサビ生産量が減少傾向にあるなか、伝統的な栽培技術の維持を目指す。

メモ

農業を取り巻く環境が急変している。2014の安倍政権下で実施された規制緩和以降、段階的に農地の集約が行われていたがコロナ以降ペースが速くなっている。身近でも50町(50万平方メートル)とかいう莫大な土地を集約させてる米農家の話をつい最近聞いた。ここ数年で大変革が起こるのは間違いないと話してる知り合いもいた。企業の農業参入もこれまでの比にならないスピードで進むと思われるので関連企業の情報収集と農業機械の関連株は狙いたい。


製造業で生成AI活用進む テスラはヒト型ロボット導入へ

製造業で生成AI(人工知能)の実用化に向けた開発が進む。生成AIの活用は製品設計やデータ分析など多岐にわたる。特にファクトリーオートメーション(FA、工場の自動化)の分野では技術者不足の解消に生成AIが欠かせない。自動車業界では取り組みが進んでおり、米テスラは自社開発したヒト型ロボットを年内に自社工場で導入予定だ。


メモ

要約

製品設計&シミュレーション:

  • ジェネレーティブデザイン: 数十年前から存在するが、今や生成AIを搭載したCADやシミュレーションソフトが主流。設計の目的や制約条件を入力すると、多様な設計案を自動生成しテストできる。

製造アナリティクス(分析):

  • 膨大な産業データの60〜95%が未活用。生成AIはデジタルコパイロットとして、データの自動収集・分析を支援。

FA(ファクトリーオートメーション):

  • 熟練エンジニア不足と人件費高騰の中、自動化が重要。生成AIを搭載したソフト・ハードのFAシステムが問題解決に寄与。

ヒューマノイドロボット:

  • AIを搭載したヒューマノイドが工場プロセスの自動化を実現する可能性が高い。口頭指示に対応可能なヒューマノイドが開発中。


NECがこの辺かなり面白そうなことやってるので見るべき
https://jpn.nec.com/rd/technologies/202316/index.html

https://jpn.nec.com/rd/technologies/202007/index.html



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