すごく同感でした。「結局人生はアウトプットで決まる」
最近、私はNoteでブログを書いて「アウトプット」を始めました。
この本には、ここに至った私の経緯に通じるものを感じました。
ブログ、メルマガ、ツイッターなどSNSで自由にアウトプットできる時代。
アウトプットすることは様々な効果を生み出します。
頭の中が整理でき、新たな気づきがあり、結果として理解を高めることもできます。また、アウトプットを人に見てもらうことで自分をプロデュース出来ます。また、アウトプットするためにきちんとインプットする必要性に迫られ、インプットのモチベーションにもなります。
大学時代に諦めたものを思いましました。
経済の大学院生の時、シンクタンクのエコノミストを夢見ていました。
しかし、不景気の時代にそんな就職先はほとんどありませんでした。
あっても実務経験がなければ相手にされませんでした。
そんな時にふと思い至ったのが、自分で統計資料や新聞記事などをもとに、レポートを書いてホームページに掲載することです。
理論だけではなく、現実への応用を考えることで勉強のモチベーションにもなりますし、実務経験の代替にもなるかもしれない。
しかし、実際にはハードルが高く諦めてしまいました。
サーバを立てて、ドメインをとって、常時接続のネットワークを契約して、HTMLでホームページを作る。素人には非常に厳しい。
当時それができたら、他人に提供して稼げたのではないかと思います。
また、そこまでやっても自分以外の人が見てくれることはなかったでしょうから、自己満足で終わってしまいます。
そもそも、誰かがアクセスしてくれたかも、アクセスログを見るくらいで、まともなフィードバックをもらうこともまずないでしょう。
そういう意味では、私もこのNoteのサービスは理想的なアウトプットのプラットフォームだと思います。
とりあえず今は読書記録にしか使っていませんが、仕事や趣味などでもっといろいろ活用したいと思います。
文章力を養わない国語教育への疑問
私も社会人になってからです。
まともな国語教育を受けて来てなかったと気づいたのは。
社会人になり報告書、資料、メール等を書くようになって、いかに自分の文章がめちゃくちゃかを痛感させられました。
そして、正しくて理解される、スッキリとした日本語を使えるようになりたいと思い、自分で本を読んで文書力を勉強してみました。まともな国語教育を受けていなかったことを痛感しました。
私も著者と全く同じように、優等生的な作文や読書感想文を書かされるのが大嫌いでした。当然国語も大嫌いで、あの授業時間に何の意味があるか理解できませんでした。
今は国語の大切さを痛感しております。
この本の中にも『理科系の作文技術』、『頭の良くなる「短い、短い」文章術』、『文章表現400時からのレッスン』の3冊がオススメになってます。私も読んでみようと思います。
著者の意見と同様で、国語の時間に書かされる、読書感想文や作文では国語力がつくわけないです。
感じたことを書けと言って優等生作文を強要する時間があったら、わかりやすい、読みやすい日本語を書く力をつける訓練をした方が良いと思います。
自分の子供たちにはまともな文章力をと教えたいと思っていたのですが、なんと妻はあの優等生作文が好きみたで、、、。なかなかうまくいかないものです。子供たちも不足分は社会に出てから自力でなんとかするでしょう。
アウトプットの質と方法
アウトプットの方法はSNSだけではありません。直接の人との会話やプレゼンテーションもアウトプットです。また、これからは動画でのアウトプットもあります。
この本ぬは、それぞれの方法に関する著者のなりの方法論が記載されており、非常に参考になります。
いずれにしても、自分の考えを相手に、正しく、わかりやすく伝えることが重要だと思いました。
私も将来的にはYouTubeに挑戦するかもしれません。確かに、読むコンテンツよりも動画での説明の方が今後主流になってくるようにも思いました。
実名をさらせ
著者は実名を晒すことでアウトプットの質が高まるといいます。確かにそうなのでしょうが、ここは私にはなかなか難しいです。特に炎上が怖いわけではないのですが、知り合いに読まれると恥ずかしいというか。日本人的な発想なのでしょう。そのうち自身がついてきたら考えます。
実際の関わりを通じてインプットの質を高める
仮想通貨について知りたければ、ビットコインに投資してみる、自動運転について興味があればテスラを購入して乗ってみる、ということです。
机上の勉強だけではなかなか想像できず興味を持てないものも、業務で使ってすんなり理解できると言うことは多いと思います。
結局、考えているだけでなく、行動し飛び込んでみるということが大事なのだと思いました。
評価
衝撃を受けた :★★★☆☆
役立った :★★★★☆
読み易かった :★★★★☆
また読み返したい:★★★★☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?