目からウロコの車生産ライン未来像
トヨタの新型「スープラ」、マグナに全量生産委託
(2019/1/11 05:00) 【米ラスベガス=政年佐貴恵】トヨタ自動車が2019年前半に発売するスポーツ車「スープラ」の生産全量を、オーストリアのマグナ・シュタイヤーに委託する方針であることが分かった。生産台数は年数千台程度とみられる。マグナにとって日系メーカーの車両生産は初めて。自動運転や電気自動車(EV)...日刊 (2019/1/11 05:00)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/502097
新型「スープラ」の生産委託先が象徴する、トヨタの経営戦略
オーストリアのマグナ・シュタイヤーに委託方針
2019年01月12日 ニュースイッチ https://newswitch.jp/p/16052
画像トヨタ東京本社に展示された新型スープラの試作車
新型スープラは14日(日本時間15日)から始まる「北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」で市販モデルが公開される。
トヨタ自動車が2019年前半に発売するスポーツ車「スープラ」の生産全量を、オーストリアのマグナ・シュタイヤーに委託する方針であることが分かった。生産台数は年数千台程度とみられる。マグナにとって日系メーカーの車両生産は初めて。自動運転や電気自動車(EV)といった次世代車の開発競争が激化しており、トヨタは経営効率の向上をテーマに掲げる。外部生産委託の拡大もその一環となる。
17年ぶりに市販される新型スープラは、独BMWとの共同開発。BMWのスポーツ車「Z4」と車台を共用するほか、パワートレーンなどでBMW製の部品を採用する。マグナはグラーツ工場(グラーツ)で18年からZ4の生産を手がけており、生産効率の面からも同拠点への生産委託を決めたとみられる。19年前半にも生産を始める。
EVや自動運転車など次世代自動車の技術競争が激化する中、自動車メーカーの開発投資はかさむ傾向にある。
トヨタも「ホーム&アウェー」のかけ声でグループを含めた事業再編を進めており、18年にはバン事業をトヨタ車体に移管した。「大量生産は自社でやるが、少量生産は“ホーム&アウェー”の観点でみる」(幹部)との考えで、生産の最適化を推進する。
これまでもダイハツ工業やSUBARU(スバル)など資本提携先での生産委託はあったが、提携関係のない車両メーカーが請け負う事例は少ない。トヨタの決断は経営効率を追う車両メーカーの今後の戦略を象徴する。(文=政年佐貴恵) 日刊工業新聞2019年1月11日
中西孝樹 Nakanishi Takaki ナカニシ自動車産業リサーチ 代表
来週のデトロイトモーターショーで豊田社長自ら新型スープラのお披露目発表を行う。皆が注目するCESではあえて会社としての展示を見送り、今年は逆風のデトロイトに臨む。それだけ、スープラという車両がトヨタにとって特別であり、過去10年の豊田社長の経営の総括の1台であるということだ。しかし、効率軸を忘れてはおらず、開発、生産ともにBMWとのアライアンスを最大限に活用するのである。
マグナ・シュタイア 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マグナ・シュタイア Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG & Co KG 種類 合資会社(AG & KG) 本社所在地 オーストリア ニーダーエスターライヒ州オーバーヴァルタースドルフ(英語版)
設立 2001年 業種 製造業
事業内容 自動車および自動車部品の委託製造
従業員数 9,347名(2005年)
主要株主 マグナ・インターナショナル
関係する人物 フランク・シュトロナハ(Frank Stronach, 創業者)
マグナ・シュタイア(Magna Steyr, 正式名称:マグナ・シュタイア・ファールツォイクテヒニーク、Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG & Co KG)は、オーストリアのオーバーヴァルタースドルフ(ドイツ語版、英語版)に本社を置き、グラーツに主生産工場を持つ自動車製造業者である。
カナダの自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルの子会社であり、以前はシュタイア・ダイムラー・プフ社の一部門であった。マグナ・インターナショナルがシュタイア・ダイムラー・プフの株式の多数を取得した3年後の2001年に設立された。他社からの委託に基づき自動車の開発・組み立てといった技術を提供するプロバイダであり、「マグナ・シュタイア」自体は自動車のブランドとはなっていない。2002年にはダイムラー・クライスラー傘下の「ユーロスター・アウトモビールヴェルク」(Eurostar Automobilwerk) を買収した。グラーツのメイン工場とその他数箇所の生産拠点を有し、年間の生産台数は20万台に及ぶ。この数値は世界中の自動車委託生産会社の中でも最大のものである。
メルセデス・ベンツ向けの四輪駆動システム「4MATIC」を開発し、メルセデス・ベンツ・Eクラス 4MATIC (W210/211) の全数を組み立てている。BMW・X3も開発の大部分を請け負ったほか、生産についても担当している。他にもフィアット・パンダ、フィアット・ブラーボ/ブラーバ4x4、アウディ・TT、プジョー・RCZ、BMW・Z4/トヨタ・GRスープラといった車の開発や製造を行っている。
note記事 モノづくり太郎 解説
https://note.com/meetalive/n/nd7b0ce563c9d
#meetALIVEさん り抜粋
note太郎 ゲスト
太郎さん
4月にある企業から招待をいただき、ドイツのハノーファーで開催された展示会に参加してきました。会場にはH₂やCO₂などの国家戦略に関わるものからロボット、空圧、通信、制御、3Dプリンターなど、半導体や工作機械を除いたほぼすべての製造業が集まっていました。どれくらいの規模感かというと、東京ビッグサイトに行かれたことがある方はイメージしやすいと思うのですが、東1.2.3号館が20か所ほどあるような、世界最大規模の展示会です。そのなかで、一番盛り上がっていたのが「通信」「制御」のブースでした。 一部引用
ものづくり太郎 https://youtu.be/sKpvmitmFRQ?t=13
http://blog.livedoor.jp/raki333/archives/52196200.html
自著ライブドア 記事