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日本の「国葬」いかに

いよいよ問題の「国葬」が明日に控えた。さんざん反対した野党と、その同調者の声もむなしく、あす決行される。

そもそも国葬という国内政治行事の定義があいまいで、それが論争のもとになっていると思われた。

いいか悪いか判定はともかくとして、安倍氏の死去によって国内政治の在り方根本が、問われたのは評価すべきと判断した。

これまで「与党自民党」の振る舞いは堅城鉄壁を誇って、「つけ入る隙がない」と早合点していたが、その、旧統一教会という宗教と長期蜜月を維持し、政権に君臨していたということが、この件で暴露されると、百年の恋は、急速に崩壊してしまった。

しかし、それからが問題だ。現況野党に、そのキャパがあるのかといったらノーで、じゃ、その今の自民党にお願いするしかないのか、といったら社会の大多数がそう思っているに違いない。結果的に、暴露されても、このまま政権は、生きながらえるという、日本スタイルが、ここでも証明されてしまった。
はたして明日の「国葬」テレビ中継に、国民は凝視してみることだろう。

そこで思い出したのが氏と「刎頸の友」だったあのアメリカ元大統領【トランプ】氏が訪れない、という一報に落胆した人も多かったことだろう。

そのトランプ氏、いまだにその八方破れ論は健在で、またまた物議を醸しているとうニュースだった。

いくら何でも「国家機密文がテレパシーで解除できる」と発言した。普通だったら常軌を逸した発言ととられるが、トランプだったら、云いそうだと、国内外の評だったかもしれない。

首相の弔問外交、午後スタート 米副大統領ら要人と会談
2022/09/26 c 一般社団法人共同通信社
 岸田文雄首相は26日午後、安倍晋三元首相の国葬に参列する各国首脳らと東京都内で会談し「弔問外交」をスタートさせる。ハリス米副大統領とも会い「自由で開かれたインド太平洋」の推進や台湾情勢を巡って意見を交わす。これに先立ち、林芳正外相は26日午前、中米エルサルバドルのヒル外相と外務省で協議する。
 首相は26日午後、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長を皮切りに、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席やハリス氏らとの個別会談を予定している。ハリス氏とは会談後に夕食を共にし、信頼関係を深めたい考え。28日までに30人を超える海外要人と会う見通しだ。


2022年09月26日

機密解除はテレパシーでできる

大統領はテレパシーで機密解除? トランプ氏主張に波紋

2022/09/23c  一般社団法人共同通信社


 【ワシントン共同】トランプ前米大統領(共和党)は22日までに、邸宅マールアラーゴに機密文書を持ち出していた問題について「大統領は頭の中で念じただけで機密解除できる」と主張した。情報取り扱いの手続きを軽視した発言に「テレパシーで解除可能だと言い張っている」(米メディア)と波紋が広がり、共和党議員からも批判の声が上がった。

 トランプ氏は21日の保守系FOXニュースの番組で、機密文書の指定解除について「米大統領であれば手続きなど必要ない」と主張。「機密解除した」と口頭で言ったり、頭の中で考えたりするだけで可能だとの持論を展開した。


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