見出し画像

日本の高速道路は「高い」か速いか

令和4事業年度の事業計画については、事業全体としては、
総額9,498億円を予定している。
資金計画については、
総額6,241億円の資金を社債の発行や民間金融機関からの借入金等により調達する予定である。収支予算については、
当期純利益として▲126億円発生する予定である。

■⾼速道路株式会社法第10条に基づき、令和4事業年度事業計画について国⼟交通⼤⾂に申請し、令和4年3⽉30⽇付で認可を受けました。

9,498億円 - 6,241億円 =3,257億円(126億円利益)

殆ど1兆円弱の予算額で、令和4年国家予算(107兆6,000億円)概算1パーセントという数字は、多分アメリカから購入したファイザーやモデルナよりも全然安いと思いますが、その買い入れ価格が全く公示されないので、いくらで買っているのか国民は誰も知らない(渦中の高橋氏はしってるか?)。

昔よく云われた官僚と同等の精通者族議員が、その道路建設に辣腕を奮った話しはよく訊きました。

それを通す鉄道とか道路などは、莫大な資金が必要で、そこに絡む土地買収など、政治家が知らない間に買っていたという風聞は、後になって、事実が判明すると、ああやっぱりそうだったの、という的中率99パーセントだから、単なる風の噂でないことは理解したものです。

それとコレは異質なんだろうが、今、オリンピック収賄疑惑など、殆どそれに近いと思って間違いなんでしょう。
それにしても、いまだにその体質が温存されている「贈収賄」とは何でしょうか。

今、この道路事情を検索していると、あちこちに、その尻尾が隠れているような気がします。

高速道路の無料化は実現する? 東名高速が誕生50年でも無料にならない理由とは

2019.06.25  鈴木ケンイチ https://kuruma-news.jp/post/154203

「高速道路はいつ無料化するのか?」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは、「有料道路は、借金をして作ったから。借金を返却するために料金を徴収している」というものがベースになっています。しかし、具体的な無料化の話はでてきませんが、いつになったら無料化するのでしょうか。

高速道路の無料化はいつ?

 日本の大動脈といえる、東名高速道路は、2019年で誕生から50周年を迎えました。日々、利用する高速道路は通行区間に応じて料金が徴収される仕組みです。しかし、日本における道路行政の基本方針は、「道路の通行費は無料」です。それは自動車専用道でも同じですが、実際には、多くの自動車専用道が有料化されています。なぜ、無料化されないのでしょうか。

高速道路の無料化にはメリットよりもデメリットが大きい?

 それは「有料道路は、借金をして作ったから。借金を返却するために料金を徴収している」というのが理由となり、根底にあるのは、1956年(昭和31年)に施行された道路整備特別措置法です。

 戦後から、ようやく10年という当時の日本は貧しく、増加する自動車をさばくための自動車専用道を建設するお金がありませんでした。そこで、「借金をして道を作り、利用者の料金で返済する」という仕組みを作ったのです。それを道路整備特別措置法といい、「借金を返し終えれば、基本方針のとおりに、無料で道路を公開します」というが「償還主義」です。

 ちなみに、すべて税金でできた自動車専用道路は、借金がありませんから通行料は無料です。新直轄方式と呼ばれる方法でできた自動車専用道は、税金でできているため、無料になっています。この償還主義の元、1950年代以降に数多くの有料の自動車専用道ができました。東名高速道路をはじめとする全国ネットワークの高速道路や首都高と阪神高速などの都市高速道路、そして、一般有料道路です。

 一般有料道路は、古いところでは東京と横浜を結ぶ第三京浜や西湘バイパス、京滋バイパス、第二神明などが挙げられ、新しいものといえば、アクアラインや圏央道、京葉道路などが一般有料道路に該当します。

 高速道路、都市高速道路、一般有料道路は、それぞれに建設や運営・管理・メンテナンスにかかった総費用を通行料金でまかない、すべて支払いが終わった時点で、無料公開することになりました。当時の収支は、それぞれの道路毎だったため、無料公開される時期はバラバラでした。しかし、田中角栄政権下の1972年(昭和47年)に全国料金プール制が導入されます。これは全国ネットワークの高速道路は、まとめて計算され、まとめて償還するという制度です。

 これにより、採算の難しかった地方への高速道路の延長も可能になり、全国ネットワークが拡大します。一方で、古い高速道路の無料公開は先延ばしになることに。ただし、この時点でも、都市高速道路と一般有料道路は別計算です。
以下割愛



与作の作った動画~です


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?