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倒産廃業の笑っていられないポジティブ、後はないと文字化してもその後がある人生

racoco 2023年05月13日記事から一部引用

村上龍『ユーチューバー』
村上龍が71歳で迎えた新境地『ユーチューバー』。グロテスクな性描写や毒気はなくとも心地よい「文体」の魅力【書評】
ダ・ヴィンチWeb 2023/5/13(土) 14:00配信
若くして鮮烈なデビューを果たした作家 矢﨑健介。70歳になった矢崎が動画配信サイトで語り出したものは、自由、希望、そしてセックス。人気作家の 矢﨑健介 とその中年の恋人。そして「世界一モテない」四十男が、都内高級ホテルで出会い、新型コロナ禍で奇妙な交流が始まった。男が矢﨑に懇願したのは、ユーチューブ番組への出演。快諾した矢﨑が語るのは、若かりし頃に出会った女たちとの秘話だった。語られていく、豊かで自由な矢﨑の精神に触れた魅力ある女たち――。人間の根源的な生命力の源をついに突きとめた傑作長編小説。
村上氏は日本経済を支える経営者を迎えた『日経スペシャル カンブリア宮殿 ~村上龍の経済トークライブ~』や、文化人やタレントを招いた『Ryu's Bar 気ままにいい夜』など、テレビ番組のホスト役も複数務めている。村上氏は好奇心旺盛で、他分野の最先端の動きに敏感。良い意味でミーハーなところがある、あたらしもの好きな人なのだと思う。本書の題材がユーチューブというのも、そうした実体験が執筆にフィードバックされていると言えるのではないだろうか。文=土佐有明
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344041028/ 幻冬舎

note enuzaki 某出版社第一事業販売部。どうすりゃ本がもうちょい売れるのか考え中
https://note.com/enuzaki/

この記事、enuzakiさんからスキマークをいただきましたが、すっかり忘れていて、改めて読み返しました。
でその後の社会の反応がどうなのかといったら、案の定であり、社会に衝撃の書籍アップ。という見出しはどこにもありません。まったくそれは私の想像を追認したようなものでした。
今更、そのことを云っても埒があく、というものでもありませんが、「限りなく透明に近いブルー」は、すっかり新世代では古典化しており、テレビ見ない世代において「村上龍」はカリスマ作家だ、と云っても誰も信用されないでしよう。
また紙書籍が売れない説は、アマゾンによって駆逐された田舎の書店(に限定されない)の連続倒産廃業ニュースが語っているようにモロ現実でありながら、日本人特有の隣の芝生と付和雷同、一蓮托生のミキサージュースのようもので、辞めたらみっともない後継ぎ不在転嫁など、粘着ベトベト糸がぐるぐる巻きにまかれて、最終的に廃業しかない(私の知人がまったくそれだった。本人は健康上問題で死亡)

その後の後継は誰がする、名指しで失敗例が多数

いい話ばかりではないので、長々したくありませんか投稿いただいた、enuzakiさんへの助言となればとコメントいたします。

「enuzaki 某出版社第一事業販売部。どうすりゃ本がもうちょい売れるのか考え中」

多分、その戦う相手は、個人一人でどうにかなる、という相手でないことは、私も読者も、そして当の本人も充分知っているはずです。それで話は終わってしまうので、個人話しを少ししてみましょう。

Amazon電子判kindleは3年前にアップして、その後なにもしてません。うれなし読まれないし、話題にもなないし、という徒労の集積場でした。その前に、ハードカバー書籍実態を調べたことがありましたが、意気揚々と社会に問うた「1万年縄文リテラシー文を解読した作家の後始末」見出しを、自費でなく、マイナー系で初版して、売れない返品が山と積まれた処分場の焚き付けが40パーセントだと知って、これはまともな商圏ではないと、さっさと見切りを付けました。

その後にこのnote上で、見覚えのある名前があったので、辿ってみると、私が懸賞応募した二次予選通過した名簿隣席人の名があったので、ハッキリ覚えていました。当の本人は、そのサロン会員で、下積中で今でも書いている、というコメント解答です。云ってみれは親子の代替わりで、子が精進苦労しているといいう作家生活のようでした。それから40年は経過しているでしょう。

ですから作家(漫画も同様)を目指すのは夢があっていいのですが、その内の99パーセントが、雲散霧消の運命にあって、世に出ない、という現実を知るわけです。(この世界、やはり学閥派閥何々系があって、その潰し合いで成り立っている。政治世界とおなじ薩長官軍安倍×徳川黒田)にすると、ここでも話は終わってしまうので続けますが、「ペンは何々強し」、というのはすでに死語で、昔だったら執筆で政権を倒したりすることもできたようですが、今ではそれよりも動画とかSNSの動画付きリテラシーです。
じゃソレ゛がホントか嘘かといったら、誰も担保しないので、嘘でも数分後には世界ネットで配信されます。ですから、昔の新聞記事のように内部精査している時間がないので、単価も安いし、大ウソにしたって、内容が面白ければ、一気に拡散します。アメリカマンハッタン、ウオール街巨額詐欺事件など、その典型です。

突破するとは何を「トッパ」するのか

ジョブズの伝記に描かれてますが、成功したければ諦めないことだ、と何度もいっています。ジョブズの弁ですから間違いないでしょう。でも大方、それができないから失敗して再起不能です。
責任はあきらめた自分にありますから、罪の重さは自分に伸し掛かる。

身の上の、その話しを少ししてみましょう、作り話しではありません。目下進行中でもあり、その進捗と自分の年齢進捗の、せめぎ合い葛藤で、日々、安閑とはしていられません。

子供の遣い程度、ではつまらないので、多少の誇張はします。
若いころから特許取得に精進していたことは、あちこちに書き綴っていました。申請して取得した件数は三件あって、その内二件は期限切れで廃棄になりました。残った一件が、いま抱えているもので、ペットボトルに装着するフタ、です。

大雑把に説明すると、もしこれが社会に認知されて、ペットボトル飲料するときに装着すると、人口当たり比率の一割と見積もって1.200万数で、単価100円で換算すると100倍価という破格の売上金額になります。これまでも、その準備として―金型予算、販売方法の検討など、ネット上の情報を集めて研究しましたが、とどのつまり、最低資金がありません。
その金型注文だけで100万と提示され、完全ストップです。では資金調達するのに、誰にお願いするかといったらカード関連会社の融資ですが、年齢制限があってリミット60歳で、これもクリアーしません。
万策尽きたころ、なんの拍子か、仮想通貨の取引サイトを思い出して、探してみると、その実績が残っており、多少のオマケがついていたのを観て、此れしかないと、飛びついたわけです。

ですから現況、上昇機運をひたすら待つ、という博打のような結果にいたりましたが、社会的に「使い捨てライター族」(何回やっても点かない)扱い層としては。それしか選択肢がないわけです。
それが一歩譲って「ミリオネア」にステップアップという御伽噺は、皮算用として語られますが、昨今そんな話が当たり前になりました。

そこまでの話の端緒としては、さぞ面白そうですが、じゃこれから、どんな詐欺事件と発展するかという戯曲ではありませんので、しばらく様子伺いです。
では話を、「どうすりゃ本がもうちょい売れるのか考え中」とうテーマに戻りましょう。
ここで検索ChatGPT、GPT-4 Turboを持ち出すと、一気にモチベーションが下降しましので、それはしません。あくまで私の方便での対応です。

一つのヒントとして、映像世界の台頭があります。一つは「将軍」そして映画「オッペンハイマー」でした。一つはテレビ用配信システム、もう一方は完全映画判(日本上映が遅れた理由)で、どちらも社会の耳目を集めた。特に「将軍」はアジア系として初の、世界配信として注目をあつめたのです。また。制作側が欧米系で、そこに日本人スタッフ真田氏が、プロデューサーとして尽力したことが今度の成功に結び付いと絶賛されています。

その内容に付いては、ここで語る主旨でないので言及しませんが、それを如何にアピールするか、という方法論が、日本とは全然レベルがちがうので、それを説明したいと思います。主要は広告でした。
その「将軍」は特にマネージメントが重要で、相当額の広告費が費やされたということでした。
対象が異なりますが「リキッドデス」水も同様に、巨額広告費によっと、その地位を確立した、という見立てです。

ではその広告媒体が何かといったら、末尾に添付したそのサイトでした。

たった5秒、文字だらけ。米国スーパーボウル中継中のCMが訴えたかったこと
佐藤達郎 | Official Columnist 多摩美術大学教授(広告論/マーケティング論)2022.02.14

■CMが流されたのは、スーパーボウルのテレビ中継だ。アメリカンフットボールの全米一を決めるこの国民的イベントのテレビCM枠は、30秒で数億円とも言われている。
多くの有名タレントも登場し、高額な制作費をかけた一流企業のテレビCMがしのぎを削ることでも有名だ。そのなかで、スーパーボウルにひっかけて「Superb Owl」と名付けられたこのRedditのCMが流れたのは、たった5秒間。画面に映されたのは文字だらけの静止画のみ。「Wow, this actually worked.(すごいぞ、このテレビCMって、実際に機能しているんだ)」という見出しの後に、文章が10行ほど続くが、たった5秒ではとても読みきれないほどの文字量だ。 Forbes 一部引用

https://forbesjapan.com/articles/detail/45786

スーパーボウルのテレビ中継そこでも「将軍」のスポット広告が張られらと、自ら公言していたのです。すなわち、その作品に関してそれだけ価値があると豪語した証拠でもあるのでした。

いや、例題テキストが大きくなってノギススケールをはみ出してしまいましたが、何が云いたいかといったら「金は金で制す」というアメリカ語録なのでした。

そして突破したいとう課題は見据えているか、という自問です

ここでという突破は、壁だとか障壁だとか高跳び棒じゃありません。みずから課した戒律というか、社会規範など、それに倣った換言すれば呪縛のようなものです。私の場合は、それを仮想世界の疑似コインにスリ変えてしまったのです。

動物世界でも、昆虫など蓑を自作して、そこで越冬するという知恵があります。また羽化とか脱皮とか、自分の容姿を何度も変えて成長はしますが、全部が全部成功するとは限らないでしょう。それなどは死活を意味する大きなリスクです。
今回、初めてコロナにかかって苦しい思いをしてますが、その症状は自分を守るための免疫システムが作動していて、逆説的に身を守っているサインてはないかとおもったのです。

どんなことかといったら、高熱が持続したら、それは死にいたります。それで、熱の発生源を発信して、本人にシグナルを送っている。原因が判らなくても解熱すれば、やがて回復します。体はそうできていて、10あるの能力の4程度を使っていきている。疾患症状が発症すると7か8まで上りますが、そこで余裕を遺してサインを送ります。その間に医者と連携して処方すれば暴走した免疫システムが、基のサヤに収まる、そんなことを感じました。

それが「どうすりゃ本がもうちょい売れるのか考え中」の解答から外れていることは百も承知ですが、ドン・キホーテ論と同様、その鉾のさきにあるものの巨大さを知れば知る程、ばかな真似をしてしまうのが人間ではないでしょうか。わたしの場合仮想通貨ですから現実的です。
そして一人ドン・キホーテを実践した男がapple「ジョブズ」だった、私はそうおもいたいのです。






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