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一千人分の世界メディア人レポートを一言で代弁したグレタ 再び一人で立ち上がったグレタの慟哭

いま進行中の中東問題(ハマス×イスラエル)、オッサン世代がいくら語っても解決しないし、正しい分析も出来ていない~(いま最も注目されるグレタの発言とアクション) 写真\ Yahoo!Japan

いまテレビニュースでは、中東問題一色だと云ってもいい。それを毎晩、観ているが、イスラエルのガザ側への攻撃と、それによる女子供犠牲者報道が圧倒的に多い。

イスラエルにしてもミサイル攻撃犠牲者も出ているが、報道の数から云ったら圧倒的にガザ被害者をニュースで観ている(見せられでいるか)ことになる。
それに対する世界から上がるメディアソースは、従来の中東問題の枠から出ることはなく、波及問題は大昔の宗教問題軋轢とか、民族間の闘争が根底にあるとか、それによって地中海とアフリカ沿岸に横たわる国と、そこから派生する既得権と、運河運行の妨げが石油タンカー航路に影響し、原油高騰の理由になり、世界エネルギー価格高騰の一因となる、という一連報道だった。
そして、これまた云われるのが世界を牛耳る「アメリカ」の根源諸悪説だった。だから、その延長の解説も、ないことはなかった。

と云っても「お茶の間」の日本人が、スエズ運河を航行する船が何万トン、なのかも知らないで、その中東問題を見聞したところでさっぱりわからないのは、ニュースソースが極端に少ないからだろう。「知らなくていい話し」は、敢えて公言することもない、そんな気配が垣間見える。

そうした中であのグレタが、腰を上げたのは、

グレタさん「ガザを支持」、イスラエル軍は激怒―米国の若者の意識の変化も
志葉玲フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
2023/10/27(金) 12:12 Yahoo!ニュース
画像英ロンドンで化石燃料反対デモに参加するグレタさん(写真:ロイター/アフロ)

の報道だった。その頃、世界メディアの論調はイスラエル側に寄っていて、そうした中に世界メディアに一人で反旗を翻したのがグレタだった。

その理由は様々な憶測があるだろうが、全員の中の反対一人、というスタンスは、なかなか常人ではできない。
勿論、そのイスラエル側から、もう反発の暴言が浴びせられたが怯むことはなかった(それは過去の問題でトランプ相手に刺しでやりあったあのときと同じレベル)。

そして時間が経過すると世界トレンドは、イスラエル批判言動とデモアクションで流れが変わりだした。だとしてもそれをグレタ一人が、それを扇動したわけではない。
その先頭にいるのがゼット世代だという(という報道だが裏がとれてない)らしい。アメリカは勿論、それが世界的な傾向だという。

その理由を、メディアは、過度の経済所得格差にあり、そのゼット世代は、富裕というカテゴリーに浴したことがない不満、という捉え方をしているが、もっともらしい理由として、頷いてしまうが、実際のところ専門分析データが示されたわけではない。だからすべて憶測ニュースで世界が右往左往している、そんな印象を受けている。

もしそれが大方の見方として合っているなら、この先、最悪シナリオだって書けるし、また報道合戦さなか、過激なニュースネタが拡大することもある。それを語るような「グレタ フェイク」ニュースが流布され、益々混沌の中東へと引き摺り込まれる。

それは逆説的にグレタの名を借りたプロパガンダであり、知名度が世界的に浸透している証明でもある。

そんなことを思うと数年前のノーベル平和賞にノミネート(単なる予想)されたグレタの動向を忘れることができない。

それはノーベル平和賞を偽善忖度タグにしてしまったグレタの強烈なアクションだったに違いない。

2023年11月15日記事

グレタさん「ガザを支持」、イスラエル軍は激怒―米国の若者の意識の変化も
志葉玲フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
2023/10/27(金) 12:12 Yahoo!ニュース
画像英ロンドンで化石燃料反対デモに参加するグレタさん(写真:ロイター/アフロ)

Yahoo!ニュース

「今すぐ停戦を」と呼びかけたグレタ
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(20)が、イスラエル軍による猛攻撃を受けているパレスチナ自治区ガザについて、自身のSNS等で、「ガザと共に立つ」と連帯を表明。

これにイスラエル軍の広報は激怒。グレタさんを批難している。それは恐らく、グレタさんが世界の若者達に強い影響力を持つからだけではなく、グレタさんがSNSに投稿した画像に一緒に写っていた人物のメッセージも、イスラエルの右派政権にとって気に入らないものだったからかもしれない。
記事部分引用

「グレタ フェイク」 ニュース

「(動画)グレタ氏が戦争では環境に配慮した武器を使うべきだと発言」はAIによる編集 2023/11/14(火) 16:16配信 【ファクトチェック】 

環境活動家のグレタ・トゥーンべリ氏が「戦争を続けるなら武器を環境に配慮したものに変えなければならない」と発言したという言説が動画とともに拡散しましたが、誤りです。動画はAIによって加工されています。

検証対象
2023年10月23日、BBCの番組でグレタ氏が「戦争を続けるなら、環境に配慮したサステナブルな戦車や兵器に変えねばならず、生分解性のミサイルをたくさん積めるバッテリー駆動の戦闘機などがある」などと発言している動画がX(旧Twitter)などで拡散した。

2023年11月14日までに110万ビュー、4600いいね、1900リポストを獲得した投稿もある。

検証過程
まず、グレタ氏が本当にこのような発言をしたのかを調べるため、動画の内容を元に「Greta Thunberg War」でYoutube検索した。すると2023年10月21日に投稿された「Greta Thunberg: VEGAN WARS #satire 」という動画が見つかった。Xで拡散した動画は、このYouTube動画から切り出したものだ。

グレタ氏はこの動画の中で「戦争を続けるなら環境に配慮して生分解性の戦車や武器に変えなければならない」「手榴弾を使うなら、ヴィーガンの手榴弾を使ってください」「私の新著『Vegan Wars(ヴィーガン・ウォーズ)』には、このようなことが書かれている」などと語っている。

しかし、見出しには「#satire」と記載があり、風刺動画だと分かる。

次にYouTubeで「Greta BBC」と検索すると、BBCが2022年11月1日に投稿した動画「Greta Thunberg on how to tackle climate anxiety | The One Show」が見つかる。この番組では、グレタ氏が気候変動の問題を意識するようになった経緯や、なぜヴィーガンになったかなどを新著「The Climate Book」をもとに語っている。

映像は拡散した動画と一致するが、戦争や武器に関する発言はない。

動画の同じ箇所を静止画にして比較すると、上のBBCの画像よりも下の拡散した画像の方が、グレタ氏の口が大きく開いていることがわかる。また、拡散した動画は画質が悪い。

こうしたことから、拡散した動画は、偽造した語りをBBCの映像にかぶせてAIの加工で唇を動かしたものだとわかる。

この動画については、ロイター通信もファクトチェックしてAIで加工されたディープフェイク動画だと判定している。

中略

判定
グレタ氏が「戦争では環境に配慮した武器を使うべきと発言した」はAIによる加工で誤り。

あとがき
著名人の口の動きをAIで加工した上で、本人が発言していないことを語らせる偽動画が数多く拡散しています。日本ファクトチェックセンター(JFC)ではこれまでも、AI生成の動画のファクトチェックをしています。そちらもご参照ください。

検証:堀祐理、木山竣策
編集:宮本聖二、古田大輔、野上英文

検証手法や判定基準などに関する解説は、JFCサイトのファクトチェック指針をご参照ください。「ファクトチェックが役に立った」という方は、シェアやいいねなどで拡散にご協力ください。誤った情報よりも検証した情報が広がるには、みなさんの力が必要です。

BBC グレタ・トゥーンベリ世界を変える1年の旅  日本外語協会

日本語字幕版監修: 佐藤 薫(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻教授)
気候変化と闘う少女の1年間
グレタ・トゥーンベリ。気候変化問題への取り組みを求めて15歳から一人で学校ストライキを始めた彼女は、若者や様々な専門家からの指示を受け世界的な気候活動家となりました。2019年彼女は1年間休学し、地球温暖化の影響を自らの目で確かめるべく、現地で生活する人々や気候学の権威に会うために世界を回ります。国連会議やフォーラムの場では温暖化対策に一刻の猶予もないこと、そして、二酸化炭素(CO2)削減が重要であること訴えるグレタ。気候変化と闘う彼女の1年間にBBCのカメラが密着しました。

監修のことば 佐藤 薫 (東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 教授)
 人間活動の影響で地球温暖化が進行していることは疑う余地がない、というのは2021年に気象科学者達の出した結論です。2003年生まれのグレタは、15歳の時に温暖化対策の必要性に気づき、一人学校ストライキを始めました。現在、グレタは学校で勉強を続ける傍ら、気象活動家として世界中の若者や専門家から支持を得ています。科学論文を読み、現場を確認し、専門家や政治家に取材する、彼女の真摯な取り組みなど、これらを通した彼女自身の成長の1年が、このDVDには紹介されています。

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