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ケインズ、ニュートンのフタを空けた

ケインズがニュートンのフタを空けてしまった


「ニュートンの秘密の箱」著 そのケインズが開けてしまった話

今朝、いつものようにパソコンのスイッチを入れ、しばらく"ブブーン"という起動音がなって画面が立ち上がると、液晶に見慣れたアイコンロゴマークが表示される。そこからが長い・・・と感じる。

と、ここまで書くと誰だって「ああこれから朝の仕事が始まるんだ」、と想像するに違いない。それはほとんど間違っていないアクションだが、これは仕事ではなく「ヒマ潰し!?」的行為だつた。本人がそうおもっているのでほぼ間違いない。

だから、気が向かなければ一切やらない、書かない。その意味では全面素人、遊び半分人畜無害、責任回避など、おおよそ社会で云うところの知識層、学識経験者というアカデミックな理化学的スタンスとは、真っ向から対立する終いの棲み家に居留している。そこからすべてが発信される。だから他愛ないし、読むに値しない駄文羅列。

いつものように、社会世間に流布されているミーハーニュースに目を通してみると、ウムと思わせるのっぴきならない「見出し」が気になった。

夫の死後PCを開いたら不倫が発覚、FX負債が遺族にふりかかる...「デジタル遺品」めぐるトラブルが続々~最近、故人のPCやスマートフォンに残されていたデータをめぐりトラブルが続出しているらしい。
確かに、これら「デジタル遺品」のデータについては本人にしか分からないようブラックボックス化されているケースも多い。
日本セキュリティ・マネジメント学会常任理事にして終活カウンセラーでもある萩原栄幸氏は、著書『「デジタル遺品」が危ない そのパソコン遺して逝けますか?』(ポプラ社)」、という内容は単なる書籍の広告だった。

でも、そうした記事に胸おどってしまう御仁は少なからず存在するはずだ。
最近のネットニュースでも、大学教授(60)が教え子女子生徒(20)にラブレーターを送って拒否され逆鱗したとか、超一流有名企業の御曹司が面接で手心を加えてやるから、なんとかしろ、という「未必の故意」心?を暴露された「狼狽劇」なんかが上映されたりしている。

最新更新ニュースネタでは、女子トイレ(私塾)に隠しカメラを設置して、そのリアル映像を撮った、として捕まった、という話しは、はたしてニュースなんだろうか、という疑問だが、社会がそれを望めばニュースだ。

そんな諸々を考えると、「未必の恋」心の途中で映したヤバ画像など、自分の引き出しに仕舞って置くぶんには問題ないが、それをパソコンに保存するとなると、意外なところで意外な問題を誘発展開するという話しだ。これは怖い・・・。(まだ間に合う、早めに削除しないと~)

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小石川植物園にあるニュートンのリンゴの木(ケントの花) 写真素材 [ 5224557 ] - フォトライブラリー photolibrary

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以下は単純にリンゴ画像

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話題がガラッとかわって「次のニュース」 mediagong(メディアゴン)2015年12月06日 18:00 ***
映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」「美術館を手玉にとった男」に見る成熟したアメリカのドキュメンタリー 原一男[ドキュメンタリー映画監督]

アメリカのドキュメンタリーを2本、続けて見た。「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」と「美術館を手玉にとった男」。いやあ、オモシロかった。以前から感じていることなのだが、アメリカのドキュメンタリーは成熟しているなあ、と改めて今回も感じた。ドキュメンタリーは「人間を描くこと」が究極の課題(ドラマはもちろんのこと)であるが、2作品とも「人間という生き物の不可思議さと魅力」がキチンと描かれている。
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」、写真なんか全然関わりのない一人の青年がたまたまオークションで大量のネガフィルムが入った収納ボックスを380ドルで落札した。収納ボックスの中に入っていた封筒の宛名に「VivianMaier」の名前を発見。ネット検索にかけ、ヒットしたのは83歳になる同姓同名の女性が亡くなった記事。
(記事引用)

内容全文はリンクで検索に任せることにして、この題材、私がだいぶ前に記事にしたストーリー「ニュートンの秘密の箱」に近似しているな、とおもった。しかし、世の中には似たような話し、「似て非なるもの」であっても、もしかするのオレもパクリかと、思ってしまう記事もある。

この「ニュートンの秘密の箱」の逸話について検索しようと、その文字のまま、検索バーに入力すると紛れもないニュートンの逸話しが表示された。

このタイトル題材をどこの誰が書いてるのだろうと、よくよく観察していて驚いた。それは10年前に書いた自分の記事だった。当時「ブロガー」サイトに登録していて、そこに記事を書いていた。その中の一説が 「ニュートンの秘密の箱」である。

ニュートンの秘密の箱 2006-05-12 「ブロガー」~
本文<>という題名の本が丸善出版から出ております。(小山慶太著 丸善株式会社) これが中々面白い。
ニュートンの逸話が余すところ無く紹介され、とても興味深い内容です。
物理学者のスーパースター、ニュートンが錬金術師であったと紹介すると、なにをバカなことをいってるのか、といぶかる事でしょうが約300年前の世相を考えると、アアなるほどと納得される内容です。E=mc2で、その名をとどろかせたアインシュタインもニュートンの古典を学んでいたようです。

ことの発端は1936年の7月ポーツマス伯爵家に代々伝えられていた「箱」、いやパンドラの箱ではありません。でも、それらしい箱ともいえますか。ロンドン、「サザビーズ」オークションに登場したその箱に中にはニュートンの直筆手稿が眠っていたのです。その貴重なオリジナル手稿を経済学者「ケインズ」がその半分を落札したのです。ケインズは箱の中を覗いて驚いた。
その時の驚愕とも驚嘆とも形容しがたい心のショックを「ニュートンの秘密の箱」が伝えているので、そのまま引用します。

「65万語にも及ぶ錬金術のノートだったのである。その量のあまりの多さにケインズは『数学と天文学とは彼(ニュートン)の仕事のほんの一部にすぎず、おそらく最も興味を引いたものでもなかった』と呟いたほどであった。つまりニュートンが生涯にわたり最も熱心に取り組んだものは錬金術であったと考えたのであろう」。
まさにニュートン原稿はパンドラ的箱に匹敵する中味であったのですが、その箱を吟味した人物が世界的な経済学者ケインズであったことが幸いし、その話しに信憑性を与えたのでしょう。
ともかく歴史的逸話とは簡単には生まれないようで、時間的幸運と社会的に信頼される二つ(二人)の要素がピッタリあった時に生まれるようです。
投稿者 ken(昔のハンドルn)時刻: 金曜日, 5月 12, 2006 (自著記事抜粋)

いまは、このサイトにまったくアクセスしていない。といっても退会手続きもしていないので(退会済)、当時書いた記事が、サーバーにしっかり記録保存されていたということだ。
ということは、過去10年前の記事は、本人(私)が死亡したとしても100年間(その決めはなが、大手提供サイトは著作権も発生するので法律的条文策定の必要あり)は生き続けるという難しい問題が湧きおこる。

前述、不倫ブログが発覚し死亡本人が所有していた財産と債務が、相続人に振りかかるという事態は避けて通れない。殆どの場合、有り余る資産の相続なんてケースはないので心配はないが、巨額負債が発覚したら相続人はどうすべきか。単にパソコン1台を捨てたとしても記録はサーバーに100年残留するので、まったく無意味ということである。アアこれも恐ろしい。

で何が云いたいのかといったら、アメリカドキュメンタリーテレビ「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」、写真なんか全然関わりのない一人の青年、の話と、私の拙著「ニュートンの秘密の箱」の経緯とよくにているな、とおもった次第だ。ぜんぜん違ってる? そう、はなしの筋展開はまるで「似て非なるもの」であるし、「ヴィヴィアン・マイヤー」という100年前の実在人物探しも、「ケインズ」のそれとはまったく異次元だ。

その中の「65万語にも及ぶ錬金術のノートだったのである。その量のあまりの多さにケインズは『数学と天文学とは彼(ニュートン)の仕事のほんの一部にすぎず、おそらく最も興味を引いたものでもなかった』と呟いたほどであった。つまりニュートンが生涯にわたり最も熱心に取り組んだものは錬金術であったと考えたのであろう」。

という10年前の話しは、いまだに疑心暗鬼の部分があって、さらに真相を知りたいと思っていた矢先のことだった。


そして「ニュートン 秘密の箱」

「paranormal パラノーマル(超常)」 paraはラテン語で「~を超えた」という意味。語句の表現は1915年–1920年に作り出された。

2021-11-17 07:59:29 表示を確認 | 記事をコピー


デカルトエーテル ルネ・デカルトのエーテル 2021-10-21 06:32:48

ありがちな誤解  ウイキペディア
ニュートンによる「万有引力の法則の発見」を“重力の発見”だと解釈してしまう例があるが、これは間違った解釈である。
「リンゴが木から落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見した」などとする単純化された巷に流布している逸話も、この誤解を広める原因になっている可能性がある。
ニュートンは「リンゴに働く重力」を発見したわけではない。「リンゴに対して働いている力が、月や惑星に対しても働いているのではないか」と着想したのである。
地上では物体に対して地面(地球)に引きよせる方向で外力が働くことは、(ガリレオなどの貢献もあり)ニュートンの時代には理解されていた。ニュートンが行った変革というのは、同様のことが天の世界でも起きている、つまり宇宙ならばどこでも働いている、という形で提示したことにある(そして同時に、地球が物体を一方的に引くのではなく、全ての質量を持つ物体が相互に引き合っている事と、天体もまた質量を持つ物体のひとつに過ぎない事)。「law of universal gravitation 万有引力の法則」という表現は、それを表している。

万有引力の考え方は大きな議論・非難を呼んだ。同著発表当時、物体の運動の説明というのは、ヨーロッパ大陸側であれイギリス側であれ、近接作用論で考えられていた。プリンキピアはそれに対して異論を唱える形で万有引力という遠隔作用論を大々的に提示した形になった。
これはライプニッツおよびその一派らから反発を呼び、「オカルト的な質を持ち込んでいる」「オカルト的な力を導入している」と非難されることになった。大陸側の学者らはライプニッツの考え方を支持していたので、ドーバー海峡を隔てて大陸側の学者たちと議論が数十年以上も続くことになった。

ニュートンは『自然哲学の数学的諸原理』の第二版発行の時点では同版に「Hypotheses non fingo(我、仮説をつくらず)」との記述を書き加えた。

もっとも、第二版に仮説をつくらないと書いたものの、ニュートン自身は実際にはその後、万有引力が起きる仕組みについての検討・考察を行っており、重力というのはエーテルの流れが引き起こしているのかも知れない、とも考察した。すなわち近接作用論に回帰するような仮説立て、推察も行っていたのである。
現代の初学者向けの科学史などでは、こうした複雑な経緯がすっかり忘れ去られ美化され、「ニュートンは原因の哲学的な思弁を避け、数的な関係の記述にとどめるという新しい方法論を提唱した」「力学の基礎、ひいては近代科学の考え方の基礎となった」とだけ解説がされていることもある。

万有引力の法則、その後 Question book-4.svg
出典検索?: "万有引力" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2019年11月)

イギリス側の自然哲学者はニュートンの説を支持をする者が多かったが、その後、数十年以上の長い年数の議論を経て徐々に大陸側でも支持者が増え、やがては物理学においては自然界に存在する基本的な力だと見なされるようになっていった。

後の時代で発見された電磁気力では、引力と斥力がある、とされているのに対して、重力(万有引力)では引力しか存在せず、斥力は存在しない。

現在では、重力と呼ぶ場合には、質量に加速度を与える力全般を意味する[疑問点 – ノート]。重力には、地球自転の遠心力のような慣性の力や、一般相対論で予言される慣性系の引きずりによる力も含めて考えることがあるが、それらは万有引力ではない。

重力(または重力相互作用)の正体は、アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論では、質量を持つ物体が引き起こす時空の歪みである、と説明された。これに対して、'万有引力'という用語は、ニュートンの定式化した重力の意味で用いられる傾向にある。

今日、質量を有する任意の2物体が引力の相互作用ポテンシャルを伴うことは、疑いのない自然法則として認められているが、その理由や機構についての研究は進んでいないという状況にあると言える[疑問点 – ノート]。

一般相対性理論と重力
アインシュタインは、光速度に近い場合の力学として、1905年に特殊相対性理論を発表した後、加速度運動を含めた相対性理論の構築に取り掛かかった。そして重力場を時空の幾何学として取り扱う方法を模索し、1916年に一般相対性理論を発表した。

アインシュタインの重力場の方程式(アインシュタイン方程式)では、万有引力はもはやニュートン力学的な力ではなく、重力場という時空の歪みである、と説明されるようになった。また、重力の作用は、瞬時ではなく光速度で伝えられる、とされるようになった。

ニュートンの万有引力の法則では、質量を持った物体間の力であるとされるので、質量を持たない物質には万有引力は存在しない事となる。 一般相対性理論では、重力が時空の歪みであるとするため、光の軌道もまた重力によって曲がる事を意味する。これはアーサー・エディントン による観測で実証されることになった。

一般相対性理論は、非常に強い重力が働く場を記述する。
太陽系であれば、ニュートン力学に若干の補正項が加わる程度なので、ニュートン力学はその意味で近似的に正しいと考えて差し障りない。例えば前述の光の軌道の歪みについても、太陽の近傍においてようやく観測され得るものである。 アインシュタイン方程式は、通常の物理の方程式と同様、時間反転に対して対称なので、宇宙全体に適用すると、重力の影響で収縮宇宙の解と共に、膨張宇宙の解が得られる、という。

一般相対性理論の発表当時は、ハッブルによる膨張宇宙の発見前で、アインシュタインは「宇宙は静的で安定している」と考えていた。自身の方程式が、動的な宇宙を予言したため、アインシュタインは万有引力に拮抗する万有斥力があると想定し、重力場の方程式に宇宙項を加えることで、静的な解が存在できるように重力場の方程式を修正した。

後に彼は宇宙項について「生涯最大の過ち」と悔いたが、宇宙項のアイデアは現在の宇宙論において、宇宙のインフレーションや宇宙の加速膨張を説明するものとして復活していると言える。

素粒子物理学と重力
素粒子物理学では、自然界に存在する四つの基本的な相互作用のひとつとして、素粒子間に働く重力相互作用とみなされ、重力子(グラヴィトン)という素粒子により媒介するとみなされるが、素粒子としての重力子は現在のところ未発見である。素粒子間の重力相互作用は無視できるほど小さいが、素粒子と地球との間の重力を考慮する必要があることもある。

「ウンルー効果」および「:en:Quantum field theory in curved spacetime」参照
量子重力
近年では、量子力学と一般相対性理論の結合、重力の量子化が試みられ、量子重力と呼ばれている。格子重力などさまざまな試みがあるが、実現は困難である。量子重力を宇宙論に適用する試みは、量子宇宙論と呼ばれる。

ニュートンの万有引力
ケプラーは、惑星の軌道運動をそれまでにない精度で研究し、ケプラーの法則とよばれるものを発見しました。しかしながら、それらの法則がどうして成り立つのか、その背後にある理由まで解明することはできませんでした。太陽と惑星とのあいだにある種の力が働いていることには気づいていたのですが、それが地上の重力と同一のものであることを発見したのが、イギリスの物理学者であり天文学者のニュートンでした。

ニュートンは、慣性の法則など、物体に力がはたらいて運動する時の3つの法則をうち立てて、近代力学の基礎を築きました。そして、その法則が天体でも成り立っていること、ケプラーの法則とを組み合わせて、万有引力の法則、すなわち「物体にはかならず引力が生じ、その力は物体の質量に比例し、かつ物体相互距離の2乗に反比例する」という法則を導いたのです。地上でも天上でも、およそありとあらゆる物体は引力(重力)の影響を受けているという着想は、リンゴの木からリンゴが落ちるのを見てひらめいたという話が伝えられていますが、真実かどうかは明確ではありません。

この理論は、同じイギリスの天文学者ハレーの全面的な援助のもとで、1687年に「自然哲学の数学的原理」(プリンキピア)として出版されました。ここで、ついに宇宙の天体についての統一した理論が樹立されたのです。
ニュートンが、この万有引力の法則を見いだすときに利用したのが、ケプラーが残した惑星のデータの集大成である「ルドルフ表」でした。ブラーエの観測データに基づいた惑星運動のデータ集で、惑星の位置の誤差がそれまでの30分の1になっています。ブラーエ、ケプラー、そしてニュートンと観測データやアイデアが引き継がれていったことがわかります。

ところで、天文学上のニュートンのもう1つの大きな貢献は、反射望遠鏡の発明でした。それまでの望遠鏡はレンズとレンズを組み合わせた屈折望遠鏡でしたが、反射望遠鏡では、鏡とレンズを組み合わせて拡大像を得るものです。反射望遠鏡の登場は、その後の天文学に大きな役割を果たしました。とくに口径が1mを超えるような大型望遠鏡になると、それだけ大きなレンズを作成することが困難になるため、ほとんどが反射望遠鏡となっていきました。今では天文学の研究に用いられる大型望遠鏡のほとんどが反射式となっています。

ケプラーは、惑星の軌道運動
http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/bannyuu/kepura-.html
ケプラーの法則https://wakariyasui.sakura.ne.jp
惑星の運動
中世までは宇宙の中心は地球であり、天体は地球を中心として動いているという天動説(天が動く)が主流の考えでした。

16世紀のコペルニクス以降は太陽を中心としてその周りを惑星が回るという地動説(地球が動く)が主流になっていきました。

17世紀初頭、ドイツのケプラーは、太陽系の惑星*の精密な観測結果を分析し、下で説明する3つの法則を発見しました。

そしてケプラーの法則の発見が物理学の根幹となる万有引力の法則の発見へとつながっていきます。

ケプラーの第1法則
惑星は太陽を1つの焦点とする楕円軌道を描く。

楕円というものには焦点が2つあるはずですが、実際には、太陽ではないもう一方の焦点の位置には特に何も存在しません。あと、楕円といっても実際には円に近い楕円になっています。

我々が普段日常生活で目撃する回転運動は楕円ではなく円が多いです。中心との距離が固定されている運動です。しかし万有引力の世界では楕円軌道が普通です。中心との距離が固定されておらず、力が距離の2乗に逆比例する場合の運動です。

なぜ楕円になるかについては高校物理では導き出せません。大学で学びます。

万有引力の法則の式を解いて軌道の式を割り出すと、円錐曲線の式が出てきます。円錐曲線というのは楕円、放物線、双曲線のことで、万有引力によって運動する物体はこれらのうちどれかの軌道を描くのですが、放物線、双曲線を描くような物体は太陽系の外に飛び出していってしまうので現存せず、惑星として残っているものは楕円軌道を描いています。円は楕円の一種なのですが、現存する惑星は円に近い楕円軌道を描いています。長軸が短軸に比べて長い楕円(細長い楕円)軌道を描くような物体は他の物体と衝突しやすく、合体してしまうので残らず、円に近い楕円軌道を描く物体だけが残り、それが水金地火木土天海の8つの惑星となっています。

概略はこんな感じですが興味のある人は「ケプラーの法則 導出」などのキーワードで検索してみてください。


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小石川植物園にあるニュートンのリンゴの木(ケントの花) 写真素材 [ 5224557 ] - フォトライブラリー photolibrary

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総括 ニュートン

以上、物理学ニュートンですが、専門家にしか理解できません。しかし一般教養として知る必要はあります。

通説リンゴのニュートンとは、大幅にことなる理論が展開してます。そこで疑問、もしリンゴが木から落下しなかったら、ニュートンは破綻してしまいます。そして地球物理学も存在しない。なぜなら、万物はもと来た道を戻る(家に帰る)が大前提で生きているからです。
(地球引力から逃げるには) ■宇宙速度(英語: Cosmic Velocity)とは、特に地球および太陽に対して、軌道力学的に、地表において物体にある初速度を与えたとして、衛星軌道などの「宇宙飛行」と言えるような軌道に乗せるために必要な速度のことである。地球の重力を振り切るために必要な、地表における初速度である。約 11.2 km/s(40,300 km/h)で、第一宇宙速度の {\displaystyle {\sqrt {2}}}{\sqrt {2}}倍である。この速度以上に加速すれば永久に地球から離れていくことができる。

永久に地球から離れる、は人間物理的に死ぬことである。

仕事でもそうです。帰るべき家があるから仕事もできる。また年齢的に脳が退化すると認知症を発症する。すなわち帰るべき家が存在しない。それをカバーしているのが社会であって、その集合体の外に出れば、人間は命がない。地球外空間と理論的に同等。

もしそのリンゴが落下せず、宙に浮いたままだったら、人間は何をするのでしょうか。そしてアインシュタインの原理に戻って考えれば、光速度30万キロタイムストップをすると、あらゆる次元に出入りできるし、同期することになる。

そもそも光速度を越したら時間がとまると子供のころアインシュタインが考えた白日夢~。でも、誰もそれをやったことがない。

そのリンゴの落下を止めるのは、こうすればできるよと、アインシュタインはいった。

そんなことを耳もとで囁き一遇の風が吹きぬける。真っ白な白装束を身に纏った黒髪の少女、その場から足早に過ぎ去り消えた。

それはまったくバーチャルロボットのようでもあり「しんいせつ」に登場する呪術師祈祷師のようでもある。世の中を浮浪し帰るべき棲み処もない深海クラゲのような乖離浮遊体。

■讖緯説(しんいせつ)中国の前漢から後漢(ごかん)に流行した経書の解釈に仮託した予言的な学説をいう。讖は「詭(いつわ)って隠語をつくり、予(あらかじ)め吉凶を決する」ことで、一種の未来記、予言であり、図(と)また図讖ともよばれる。緯は横糸で縦糸を意味する経に対し、「経の支流にして傍義に衍及(えんきゅう)する」。
つまり経書を解説敷衍(ふえん)したもの。讖、緯は別だが、実際上は共存し緯書はほとんど讖の要素を含んでいるので一括される(難解哲学)。素朴な未来記はいつの世にもあるが、まとまった讖緯思想として組成されたのは、前漢の末「哀平の際」(哀帝・平帝の時代)というのが大方の定説となっている。

(ニッポニカ)




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